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判例クッキング
〜世の中の身近な出来事を料理していきます〜

プロローグ
税理士の菅野です。

私が思いますところ、これからは「裁判」がドンドン増えてくると予想されます。何故か?
雪印の事件でも日ハムの事件でも大企業が起こした不祥事です。
では、何故大企業がこのような事件を起こしたのか?多分、資本主義の限界がやってきたように思います。
戦後、働き続けた日本人がたどり着いたのは、効率・利益重視であります。
しかし、残念ながら人間は元々単細胞のアメーバとDNAはあまり変わらないらしいのです。
ようはキャパ(容量)の問題でしょうが、
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著作権侵害】について 】2019/02

相手から裁判で訴えている途中で、中国は、「その問題になっている映画」の第2作目を上映した。
訴えた企業は、円谷プロで、作品は、「ウルトラマン」。

中国は、その著作権を有している国から承諾を受けていると反論。円谷プロは、著作権を有しているのは、円谷プロのみという。

ビジネス面だけ考えるならば、その「ウルトラマン」(偽物)を見て、中国人は、本家日本を見たいと思うかもしれないので、マイナス面だけではないかもしれない。
つまり、多面的に解釈すれば、よい面もある。50年前に製作された作品が、中国という広い土俵で、もっとファンを増やす可能性がある。

実際の著作権侵害は、犯罪になる。著作権者が、告訴することで、侵害者(中国)を処罰する事が可能になる(*)。10年以下の懲役又は、一千万円以下の罰金になる(ネットより)。

*:但し、申告罪


〜判例バックナンバー〜
第三十九回 『外れ馬券は、経費になるか?U』
第三十八回 『オープン or クローズ』
第三十七回 『GPS判決について』
第三十六回 『非配偶者間人工授精(AID)?(W)』
第三十五回 『非配偶者間人工授精(AID)?(V)』
第三十四回 『非配偶者間人工授精(AID)?(U)』
第三十三回 『法の下の平等? T』
第三十二回 『予見可能性と注意義務違反・・・JR福知山線脱線事故判決』
第三十一回 『非配偶者間人工授精 (AID)?(T)』
第三十回 『裁量権について(T)』
第二十九回 『見解の相違とは・・・』
第二十八回 『外れ馬券は、経費になるか?』
第二十七回 『凶器について・・・自転車同士衝突』
第二十六回 『薬の販売とインターネット』
第二十五回 『裁判員制度のその後 -過失について-』
第二十四回 『逆転無罪−著作権法違反幇助って何?V』
第二十三回 『逆転無罪−著作権法違反幇助って何?U』
第二十二回 『逆転無罪−著作権法違反幇助って何?T』
第二十一回 『裁判員制度についてX』(PART4)
第二十回 『裁判員制度についてW』(PART4)
第十九回 『裁判員制度についてV』(PART3)
第十八回 『裁判員制度についてU』(PART2)
第十七回 『ロス事件について、裁判員制度についてT』(PART1)
第十六回 『著しく低い価額 W』(PART4)
第十五回 『著しく低い価額 V』(PART3)
第十四回 『著しく低い価額 U』(PART2)
第十三回 『著しく低い価額』(PART1)
第十二回 『電子申告・住基ネット問題について』
第十一回 『歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART3)
第十回 『歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART2)
第九回 『歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART1)
第八回 『合法か違法か?』(ライブドア vs フジテレビ)
第七回 『一太郎』・『花子』が販売禁止に!
第六回 『一時所得』 と 『給与所得』〜Part 2〜
第五回 『給与所得』(塩)?『一時所得』(砂糖)?
第四回 『納税者と国税側との意識のズレ』
第三回 『税金裁判はなぜ起こる』
第二回 『常識について』
第一回 交通事故問題