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判例クッキング
〜世の中の身近な出来事を料理していきます〜

プロローグ
税理士の菅野です。

私が思いますところ、これからは「裁判」がドンドン増えてくると予想されます。何故か?
雪印の事件でも日ハムの事件でも大企業が起こした不祥事です。
では、何故大企業がこのような事件を起こしたのか?多分、資本主義の限界がやってきたように思います。
戦後、働き続けた日本人がたどり着いたのは、効率・利益重視であります。
しかし、残念ながら人間は元々単細胞のアメーバとDNAはあまり変わらないらしいのです。
ようはキャパ(容量)の問題でしょうが、
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『*1凶器について・・・自転車同士衝突』 2013/04

最近、世の中は、便利になる(例えば、遠くから風呂&電気を付ける、携帯電話で、映画館の予約、旅行の予約、TVを見る、ネット検索等)しかし、人間は、どんどん鈍化しているようで、衝動的な殺人事件(例えば、アキハバラ殺傷事件等)を起こす可能性が高くなってきた。

動物は、生きるために殺傷するが、人間は、自らの欲求で殺傷する。

最近、『日本の精神鑑定』(内村祐之・吉益修監修、福島章・中田修・小木貞孝編集・みすず書房)を入手した。
殺人事件(例えば、阿部定事件他)に提出された裁判の精神鑑定の記録である。

最近、TV番組(火曜日、フジTV・PM10:00〜PM10:50まで)、「サキ」という番組がある。
復讐のために人間の深層心理を突いて、殺人を *2遂行していくドラマ。
殺人をする度にステーキを食べるシーンが、圧巻である

*3自転車同士の衝突で、意識不明・・・


  1. 凶器・・・兇器とも書く。殺傷に使用される器具。銃砲・刀剣のような性質上の凶器と棍棒・斧のような用法上の凶器との別がある。広辞苑 第六版 岩波書店
  2. 遂行・・・なしとげること。広辞苑 第六版 岩波書店
  3. 人は愚かな(悲しい)動物なのだろうか?




〜判例バックナンバー〜
第二十六回 『薬の販売とインターネット』
第二十五回 『裁判員制度のその後 -過失について-』
第二十四回 『逆転無罪−著作権法違反幇助って何?V』
第二十三回 『逆転無罪−著作権法違反幇助って何?U』
第二十二回 『逆転無罪−著作権法違反幇助って何?T』
第二十一回 『裁判員制度についてX』(PART4)
第二十回 『裁判員制度についてW』(PART4)
第十九回 『裁判員制度についてV』(PART3)
第十八回 『裁判員制度についてU』(PART2)
第十七回 『ロス事件について、裁判員制度についてT』(PART1)
第十六回 『著しく低い価額 W』(PART4)
第十五回 『著しく低い価額 V』(PART3)
第十四回 『著しく低い価額 U』(PART2)
第十三回 『著しく低い価額』(PART1)
第十二回 『電子申告・住基ネット問題について』
第十一回 『歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART3)
第十回 『歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART2)
第九回 『歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART1)
第八回 『合法か違法か?』(ライブドア vs フジテレビ)
第七回 『一太郎』・『花子』が販売禁止に!
第六回 『一時所得』 と 『給与所得』〜Part 2〜
第五回 『給与所得』(塩)?『一時所得』(砂糖)?
第四回 『納税者と国税側との意識のズレ』
第三回 『税金裁判はなぜ起こる』
第二回 『常識について』
第一回 交通事故問題