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判例クッキング
〜世の中の身近な出来事を料理していきます〜

プロローグ
税理士の菅野です。

私が思いますところ、これからは「裁判」がドンドン増えてくると予想されます。何故か?
雪印の事件でも日ハムの事件でも大企業が起こした不祥事です。
では、何故大企業がこのような事件を起こしたのか?多分、資本主義の限界がやってきたように思います。
戦後、働き続けた日本人がたどり着いたのは、効率・利益重視であります。
しかし、残念ながら人間は元々単細胞のアメーバとDNAはあまり変わらないらしいのです。
ようはキャパ(容量)の問題でしょうが、
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の販売とインターネット 2013/02

の販売は、対面販売が普通であった。

昔、駅員さんが切符を一枚一枚処理していた時代があった。
現在は、機械化され、定期よりも進化したカードで、駅の改札を通過していく。
高速道路も機械を装備していれば、勝手に通過できる。

私も昨年、46型の大型薄型のTVを購入し、龍が如く5や昔懐かしい特撮、新しい映画をDVDで観ている。
*1薬事法という法律の現行法は、1960年(昭和35年)に制定された。今から50年前の話。
先程の駅員さんが、切符を切り、電話は固定電話、TVは白黒テレビの時代である。

本年の成人式は、平成4年生まれの男女。この20年間の進歩は、凄い勢いだった。
しかし、今回の薬(一般薬)をネットで売ってはいけないという裁判は、もう時代遅れの感じがする。
法律は、ものすごく *2陳腐化しているのかもしれない。


  1. 薬事法・・・地方薬事審議会。薬局ならびに医薬品および医療機器等の基準・検定・取扱いなどについて規定し、国民の保健衛生の向上を期した法律
  2. 陳腐(ちんぷ)・・・古くなってくさること。ふるくさいこと。ありふれていて平凡なこと

広辞苑 第六版 岩波書店





〜判例バックナンバー〜
第二十五回 『裁判員制度のその後 -過失について-』
第二十四回 『逆転無罪−著作権法違反幇助って何?V』
第二十三回 『逆転無罪−著作権法違反幇助って何?U』
第二十二回 『逆転無罪−著作権法違反幇助って何?T』
第二十一回 『裁判員制度についてX』(PART4)
第二十回 『裁判員制度についてW』(PART4)
第十九回 『裁判員制度についてV』(PART3)
第十八回 『裁判員制度についてU』(PART2)
第十七回 『ロス事件について、裁判員制度についてT』(PART1)
第十六回 『著しく低い価額 W』(PART4)
第十五回 『著しく低い価額 V』(PART3)
第十四回 『著しく低い価額 U』(PART2)
第十三回 『著しく低い価額』(PART1)
第十二回 『電子申告・住基ネット問題について』
第十一回 『歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART3)
第十回 『歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART2)
第九回 『歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART1)
第八回 『合法か違法か?』(ライブドア vs フジテレビ)
第七回 『一太郎』・『花子』が販売禁止に!
第六回 『一時所得』 と 『給与所得』〜Part 2〜
第五回 『給与所得』(塩)?『一時所得』(砂糖)?
第四回 『納税者と国税側との意識のズレ』
第三回 『税金裁判はなぜ起こる』
第二回 『常識について』
第一回 交通事故問題