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判例クッキング | ||
〜世の中の身近な出来事を料理していきます〜 |
プロローグ 初めまして、税理士の菅野です。 私が思いますところ、これからは「裁判」がドンドン増えてくると予想されます。何故か? 雪印の事件でも日ハムの事件でも大企業が起こした不祥事です。 では、何故大企業がこのような事件を起こしたのか?多分、資本主義の限界がやってきたように思います。 戦後、働き続けた日本人がたどり着いたのは、効率・利益重視であります。 しかし、残念ながら人間は元々単細胞のアメーバとDNAはあまり変わらないらしいのです。 ようはキャパ(容量)の問題でしょうが、 |
事の発端は、松下電器産業が、ジャストシステムのワープロソフト(*1)「一太郎」とグラフィックソフト「花子」の機能が「(*2)特許権」を侵害しているとした事である。 これを受けた東京地裁は、松下電器側の訴えを認め、両製品の製造・販売禁止と在庫の廃棄を命じた(サンケイ新聞より) これは、これからのIT関連の訴訟が日本国内で主力になる事と共に大企業のパフォーマンスが、一企業の存続に「危機」を与える事を指す。 |
*1:徳島市に本社を置く「ジャストシステム」が開発したパソコン用ソフト *2:特許の狭義の意味では、特許法の定めるところにより、発明の独占的利用に関して、特許庁が発明者またはその承継人に対して特許権を設定する行為をさす(日本大百科全書:小学館より) |
〜判例バックナンバー〜 |
第六回 『一時所得』 と 『給与所得』〜Part 2〜 |
第五回 『給与所得』(塩)?『一時所得』(砂糖)? |
第四回 『納税者と国税側との意識のズレ』 |
第三回 『税金裁判はなぜ起こる』 |
第二回 『常識について』 |
第一回 交通事故問題 |