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判例クッキング
〜世の中の身近な出来事を料理していきます〜

プロローグ
税理士の菅野です。

私が思いますところ、これからは「裁判」がドンドン増えてくると予想されます。何故か?
雪印の事件でも日ハムの事件でも大企業が起こした不祥事です。
では、何故大企業がこのような事件を起こしたのか?多分、資本主義の限界がやってきたように思います。
戦後、働き続けた日本人がたどり着いたのは、効率・利益重視であります。
しかし、残念ながら人間は元々単細胞のアメーバとDNAはあまり変わらないらしいのです。
ようはキャパ(容量)の問題でしょうが、
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裁判員制度のその後 -過失について- 2012/06

聞く所によると、裁判員制度になって、プロの裁判官が裁くよりも刑が重くなっているらしい。

つまり、判断がきついという事だが、最近過失による事故が、頻繁(ひんぱん)に起っている。
元々、人間は、過失を犯す動物でもある。
コンピュータによって便利を手に入れた人類は、頭を使う頻度(ひんど)が、
減ってきて、衝撃的な行動をする傾向が増えてきたように思う。

問題は、法律をどのように改正していくかだと推測される。
何故か?法律は、時代とともに改正していくべきなのにどの程度のレベルの人間を相手に想定しているのだろう?

法律の解釈に *善意と悪意がある。
善意(無計画・衝動的・無意識)は、自覚しないで、行動する事を指すが、悪意(計画的・意識的)は、意外に理解しやすい。
もし、精神障害があって、犯罪を犯した場合は、善意の好意とされる。


*:善意:ある事実を知らないこと[広辞苑・第六版・岩波書店]


〜判例バックナンバー〜
第二十四回 『逆転無罪−著作権法違反幇助って何?V』
第二十三回 『逆転無罪−著作権法違反幇助って何?U』
第二十二回 『逆転無罪−著作権法違反幇助って何?T』
第二十一回 『裁判員制度についてX』(PART4)
第二十回 『裁判員制度についてW』(PART4)
第十九回 『裁判員制度についてV』(PART3)
第十八回 『裁判員制度についてU』(PART2)
第十七回 『ロス事件について、裁判員制度についてT』(PART1)
第十六回 『著しく低い価額 W』(PART4)
第十五回 『著しく低い価額 V』(PART3)
第十四回 『著しく低い価額 U』(PART2)
第十三回 『著しく低い価額』(PART1)
第十二回 『電子申告・住基ネット問題について』
第十一回 『歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART3)
第十回 『歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART2)
第九回 『歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART1)
第八回 『合法か違法か?』(ライブドア vs フジテレビ)
第七回 『一太郎』・『花子』が販売禁止に!
第六回 『一時所得』 と 『給与所得』〜Part 2〜
第五回 『給与所得』(塩)?『一時所得』(砂糖)?
第四回 『納税者と国税側との意識のズレ』
第三回 『税金裁判はなぜ起こる』
第二回 『常識について』
第一回 交通事故問題