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判例クッキング | ||
〜世の中の身近な出来事を料理していきます〜 |
プロローグ 初めまして、税理士の菅野です。 私が思いますところ、これからは「裁判」がドンドン増えてくると予想されます。何故か? 雪印の事件でも日ハムの事件でも大企業が起こした不祥事です。 では、何故大企業がこのような事件を起こしたのか?多分、資本主義の限界がやってきたように思います。 戦後、働き続けた日本人がたどり着いたのは、効率・利益重視であります。 しかし、残念ながら人間は元々単細胞のアメーバとDNAはあまり変わらないらしいのです。 ようはキャパ(容量)の問題でしょうが、 |
1981年11月に発生したロス事件は、日本では、2003年に最高裁で「無罪」が確定した。 しかし、今年になって被告をサイパンで逮捕。すぐに釈放されると思ったので、 この判例クッキングには、掲げなかった。 しかし、*日本の刑事司法にはない「共謀罪」で、訴追することを有効とした。 米国の共謀罪とは、2人以上の間で成立した犯罪実行の合意を処罰する規定らしい。 犯罪が実行されなくても、犯罪にいたる外的行為が立証されれば有罪。さて結末は *:2008年9月27日(土)の毎日新聞の夕刊記事より |
2009年5月より裁判員制度が始まります。 法治国家日本と言われる割には、国民はあまりには関心を示してなかったように思います。 周防監督が、最近映画にしたように身近にが行われる可能性が出てきました。 ただそれは被告側(裁かれる側)であって、まさか自分が人を裁く側になるとは、夢とも思わなかったでしょう。 しかし、*現実に20歳以上の市民(有権者。在日外国人は含みません)が、裁判員になるのです。 *:知る、考える裁判員制度:岩波ブックレット 竹田昌弘著を参照 |