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判例クッキング | ||
〜世の中の身近な出来事を料理していきます〜 |
プロローグ 初めまして、税理士の菅野です。 私が思いますところ、これからは「裁判」がドンドン増えてくると予想されます。何故か? 雪印の事件でも日ハムの事件でも大企業が起こした不祥事です。 では、何故大企業がこのような事件を起こしたのか?多分、資本主義の限界がやってきたように思います。 戦後、働き続けた日本人がたどり着いたのは、効率・利益重視であります。 しかし、残念ながら人間は元々単細胞のアメーバとDNAはあまり変わらないらしいのです。 ようはキャパ(容量)の問題でしょうが、 |
土地の評価で、問題になるのは、その土地の評価額です。 *1相続税法では、「時価」により評価するとしています。 さて *2その「時価」とは、客観的交換価値を指しますが、「客観的交換価値」とは、課税時期において、 それぞれの財産の現状に応じ、不特定多数の当事者間で自由な取引が行われる場合に 通常成立すると認められる価額らしいのですが、 ポイントは、「現状」「不特定多数」「自由な」「通常」。 *1:相続税法22条(評価の原則) *2:税務QA2007 11月号を参照 |