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判例クッキング
〜世の中の身近な出来事を料理していきます〜

プロローグ
初めまして、税理士の菅野です。

私が思いますところ、これからは「裁判」がドンドン増えてくると予想されます。何故か?
雪印の事件でも日ハムの事件でも大企業が起こした不祥事です。
では、何故大企業がこのような事件を起こしたのか?多分、資本主義の限界がやってきたように思います。
戦後、働き続けた日本人がたどり着いたのは、効率・利益重視であります。
しかし、残念ながら人間は元々単細胞のアメーバとDNAはあまり変わらないらしいのです。
ようはキャパ(容量)の問題でしょうが、
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『「著しく低い価額」 って、何? T』 2007/12

土地の評価で、問題になるのは、その土地の評価額です。
*1相続税法では、「時価」により評価するとしています。
さて *2その「時価」とは、客観的交換価値を指しますが、「客観的交換価値」とは、課税時期において、
それぞれの財産の現状に応じ、不特定多数の当事者間で自由な取引が行われる場合に
通常成立すると認められる価額らしいのですが、
ポイントは、「現状」「不特定多数」「自由な」「通常」。


*1:相続税法22条(評価の原則)
*2:税務QA2007 11月号を参照


〜判例バックナンバー〜
第十二回 『電子申告・住基ネット問題について』
第十一回 『歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART3)
第十回 『歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART2)
第九回 『歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART1)
第八回 『合法か違法か?』(ライブドア vs フジテレビ)
第七回 『一太郎』・『花子』が販売禁止に!
第六回 『一時所得』 と 『給与所得』〜Part 2〜
第五回 『給与所得』(塩)?『一時所得』(砂糖)?
第四回 『納税者と国税側との意識のズレ』
第三回 『税金裁判はなぜ起こる』
第二回 『常識について』
第一回 交通事故問題