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判例クッキング
〜世の中の身近な出来事を料理していきます〜

プロローグ
初めまして、税理士の菅野です。

私が思いますところ、これからは「裁判」がドンドン増えてくると予想されます。何故か?
雪印の事件でも日ハムの事件でも大企業が起こした不祥事です。
では、何故大企業がこのような事件を起こしたのか?多分、資本主義の限界がやってきたように思います。
戦後、働き続けた日本人がたどり着いたのは、効率・利益重視であります。
しかし、残念ながら人間は元々単細胞のアメーバとDNAはあまり変わらないらしいのです。
ようはキャパ(容量)の問題でしょうが、
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歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART3) 2005/12

さて、歯科技工は、サービス業だとみなされると50%の仕入に50%のもうけになる。
製造業だと70%の仕入に30%のもうけとなる。

つまり、サービス業は、製造業よりももうけ効率)がいいというわけである。
サービス業は、普通は人に何かサービスしてもうける商売だと考えれば、常に「人」が絡まないとサービスできない。
歯科技工は、歯科医師指示により作業をする。患者(人)に会う事はないらしい。すると。。。

__コーヒーブレイク__

新会社法?
本年の5月より「新会社法」が施行される。
私の1番注目している所は、今までの資本金(有限会社300万円、株式会社1000万円が必要)が撤廃されて、何と1円で自分一人で会社がつくれる事である。
これは、会社設立のスピード化を意味する。
2番目に注目しているところは、類似商号禁止の規制の撤廃である。*同じ名前でもOKらしい。



以上の2つの改正で予想できることは、本当の意味の資本主義(喰うか喰われるか)に突入するのではないか!

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*:これはブランド名に力が失くなってきたことを意味する。

〜判例バックナンバー〜
第十回 『歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART2)
第九回 『歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART1)
第八回 『合法か違法か?』(ライブドア vs フジテレビ)
第七回 『一太郎』・『花子』が販売禁止に!
第六回 『一時所得』 と 『給与所得』〜Part 2〜
第五回 『給与所得』(塩)?『一時所得』(砂糖)?
第四回 『納税者と国税側との意識のズレ』
第三回 『税金裁判はなぜ起こる』
第二回 『常識について』
第一回 交通事故問題