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判例クッキング
〜世の中の身近な出来事を料理していきます〜

プロローグ
初めまして、税理士の菅野です。

私が思いますところ、これからは「裁判」がドンドン増えてくると予想されます。何故か?
雪印の事件でも日ハムの事件でも大企業が起こした不祥事です。
では、何故大企業がこのような事件を起こしたのか?多分、資本主義の限界がやってきたように思います。
戦後、働き続けた日本人がたどり着いたのは、効率・利益重視であります。
しかし、残念ながら人間は元々単細胞のアメーバとDNAはあまり変わらないらしいのです。
ようはキャパ(容量)の問題でしょうが、
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歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART2) 2005/12

前回で、みなし仕入率について説明してなかったので、少し説明します。
みなし仕入率とは、各業種の利益(もうけ)がどれぐらいかを *1国側が考えたものです。
例えば第1種事業の卸売業は、みなし仕入率が90%。これは消費税を納める金額は少ないですが、逆に言えば、もうけは10%(1000円の売上で100円のもうけ)を示しています。
第5種事業のサービス業は、みなし仕入率が50%ですから。。。

*1:税務署の持っている各業種のデータから算出されたものらしいです。
基準は「日本標準産業分類」(総務庁)によります

〜判例バックナンバー〜
第九回 『歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART1)
第八回 『合法か違法か?』(ライブドア vs フジテレビ)
第七回 『一太郎』・『花子』が販売禁止に!
第六回 『一時所得』 と 『給与所得』〜Part 2〜
第五回 『給与所得』(塩)?『一時所得』(砂糖)?
第四回 『納税者と国税側との意識のズレ』
第三回 『税金裁判はなぜ起こる』
第二回 『常識について』
第一回 交通事故問題