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判例クッキング | ||
〜世の中の身近な出来事を料理していきます〜 |
プロローグ 初めまして、税理士の菅野です。 私が思いますところ、これからは「裁判」がドンドン増えてくると予想されます。何故か? 雪印の事件でも日ハムの事件でも大企業が起こした不祥事です。 では、何故大企業がこのような事件を起こしたのか?多分、資本主義の限界がやってきたように思います。 戦後、働き続けた日本人がたどり着いたのは、効率・利益重視であります。 しかし、残念ながら人間は元々単細胞のアメーバとDNAはあまり変わらないらしいのです。 ようはキャパ(容量)の問題でしょうが、 |
前回で、みなし仕入率について説明してなかったので、少し説明します。 みなし仕入率とは、各業種の利益(もうけ)がどれぐらいかを *1国側が考えたものです。 例えば第1種事業の卸売業は、みなし仕入率が90%。これは消費税を納める金額は少ないですが、逆に言えば、もうけは10%(1000円の売上で100円のもうけ)を示しています。 第5種事業のサービス業は、みなし仕入率が50%ですから。。。 *1:税務署の持っている各業種のデータから算出されたものらしいです。 基準は「日本標準産業分類」(総務庁)によります |