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判例クッキング
〜世の中の身近な出来事を料理していきます〜

プロローグ
税理士の菅野です。

私が思いますところ、これからは「裁判」がドンドン増えてくると予想されます。何故か?
雪印の事件でも日ハムの事件でも大企業が起こした不祥事です。
では、何故大企業がこのような事件を起こしたのか?多分、資本主義の限界がやってきたように思います。
戦後、働き続けた日本人がたどり着いたのは、効率・利益重視であります。
しかし、残念ながら人間は元々単細胞のアメーバとDNAはあまり変わらないらしいのです。
ようはキャパ(容量)の問題でしょうが、
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非配偶者間人工授精 (AID)?(V)』 2016/1

今回は、親の立場で考えてみると…

第1回目の時には子供は、結晶であるとしたが、現実には(生物学的に、医学的には)、がなくても充分な条件(精子と卵子の結合)が整えれば、子供は、生まれる。

今回の件は、法律上の親子関係(くどいようだが、生物学的医学的関係では、親子ではない)を認知したいために訴えた事例である。

例えば、2回目の結婚の時に(前夫又は前妻)に連れ子がいる場合はどうであろうか?
この連れ子(表現が的確かどうかわからないが)を認知する時も *実子ではない。
今回の件は、があるので、認知した。


ここで、とは、なんであろうか?例によって、辞書(広辞苑 第六版 岩波書店)から8点も表現があった。
その中で、今回のケースでは…


@親兄弟のいつくしみ合う心。広く、人間や生物への思いやり
A男女間の、相手を慕う情。恋。
E愛欲、愛着、渇愛

が当てはまる。


他の参考表現としては

Bかわいがること。大切にすること。
Cこのむこと。めでること。
D愛敬・愛想。
Fキリスト教で、神が、自らを犠牲にして、人間をあまねく限りなくいつくしむこと。
G愛蘭(アイルランド)の略。

がある。



〜判例バックナンバー〜
第三十四回 『非配偶者間人工授精(AID)?(U)』
第三十三回 『法の下の平等? T』
第三十二回 『予見可能性と注意義務違反・・・JR福知山線脱線事故判決』
第三十一回 『非配偶者間人工授精 (AID)?(T)』
第三十回 『裁量権について(T)』
第二十九回 『見解の相違とは・・・』
第二十八回 『外れ馬券は、経費になるか?』
第二十七回 『凶器について・・・自転車同士衝突』
第二十六回 『薬の販売とインターネット』
第二十五回 『裁判員制度のその後 -過失について-』
第二十四回 『逆転無罪−著作権法違反幇助って何?V』
第二十三回 『逆転無罪−著作権法違反幇助って何?U』
第二十二回 『逆転無罪−著作権法違反幇助って何?T』
第二十一回 『裁判員制度についてX』(PART4)
第二十回 『裁判員制度についてW』(PART4)
第十九回 『裁判員制度についてV』(PART3)
第十八回 『裁判員制度についてU』(PART2)
第十七回 『ロス事件について、裁判員制度についてT』(PART1)
第十六回 『著しく低い価額 W』(PART4)
第十五回 『著しく低い価額 V』(PART3)
第十四回 『著しく低い価額 U』(PART2)
第十三回 『著しく低い価額』(PART1)
第十二回 『電子申告・住基ネット問題について』
第十一回 『歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART3)
第十回 『歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART2)
第九回 『歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART1)
第八回 『合法か違法か?』(ライブドア vs フジテレビ)
第七回 『一太郎』・『花子』が販売禁止に!
第六回 『一時所得』 と 『給与所得』〜Part 2〜
第五回 『給与所得』(塩)?『一時所得』(砂糖)?
第四回 『納税者と国税側との意識のズレ』
第三回 『税金裁判はなぜ起こる』
第二回 『常識について』
第一回 交通事故問題