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判例クッキング
〜世の中の身近な出来事を料理していきます〜

プロローグ
税理士の菅野です。

私が思いますところ、これからは「裁判」がドンドン増えてくると予想されます。何故か?
雪印の事件でも日ハムの事件でも大企業が起こした不祥事です。
では、何故大企業がこのような事件を起こしたのか?多分、資本主義の限界がやってきたように思います。
戦後、働き続けた日本人がたどり着いたのは、効率・利益重視であります。
しかし、残念ながら人間は元々単細胞のアメーバとDNAはあまり変わらないらしいのです。
ようはキャパ(容量)の問題でしょうが、
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非配偶者間人工授精(AID)?(T)』  2014/01

男性と生まれた人は、女性と結婚し、やがて二人には、愛の結晶(子供)が生まれる。

と普通は、この考えを否定する人は、いないだろう。しかし、もし、性同一性障害(心と体の性別が一致しない障害で、原因は、解明されていない。

*英語の Gender Identity Disorderの頭文字を取り、GIDと略される。性同一性障害特例法に基づき、

@ 婚姻していない 
A 性別適合 [性転換] 手術を受けている

などの要件を満たせば、家裁で戸籍の性別変更の審判を受けられる。サンケイ新聞より抜粋)・・・。

つまり、女性と生まれても男性になり、男性に生まれても女性になれるのである。
今回のケースは、戸籍上性別を女性から変わった男性が、第三者(他人)の精子を使った人工授精(非配偶者間人工授精)で、妻(女性)が生んだ男の子(長男)との間に法律上の父子関係を認めるかが争われたケースである。


* Gender・・・性、性別
* Identity・・・同一であること。同一性、一致
* Disorder・・・障害、病気

以上、プログレッシブ英和中辞典第3版 小学館




〜判例バックナンバー〜
第三十回 『裁量権について(T)』
第二十九回 『見解の相違とは・・・』
第二十八回 『外れ馬券は、経費になるか?』
第二十七回 『凶器について・・・自転車同士衝突』
第二十六回 『薬の販売とインターネット』
第二十五回 『裁判員制度のその後 -過失について-』
第二十四回 『逆転無罪−著作権法違反幇助って何?V』
第二十三回 『逆転無罪−著作権法違反幇助って何?U』
第二十二回 『逆転無罪−著作権法違反幇助って何?T』
第二十一回 『裁判員制度についてX』(PART4)
第二十回 『裁判員制度についてW』(PART4)
第十九回 『裁判員制度についてV』(PART3)
第十八回 『裁判員制度についてU』(PART2)
第十七回 『ロス事件について、裁判員制度についてT』(PART1)
第十六回 『著しく低い価額 W』(PART4)
第十五回 『著しく低い価額 V』(PART3)
第十四回 『著しく低い価額 U』(PART2)
第十三回 『著しく低い価額』(PART1)
第十二回 『電子申告・住基ネット問題について』
第十一回 『歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART3)
第十回 『歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART2)
第九回 『歯科技工は、製造業か?サービス業か?』(PART1)
第八回 『合法か違法か?』(ライブドア vs フジテレビ)
第七回 『一太郎』・『花子』が販売禁止に!
第六回 『一時所得』 と 『給与所得』〜Part 2〜
第五回 『給与所得』(塩)?『一時所得』(砂糖)?
第四回 『納税者と国税側との意識のズレ』
第三回 『税金裁判はなぜ起こる』
第二回 『常識について』
第一回 交通事故問題