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判例クッキング | ||
〜世の中の身近な出来事を料理していきます〜 |
プロローグ 税理士の菅野です。 私が思いますところ、これからは「裁判」がドンドン増えてくると予想されます。何故か? 雪印の事件でも日ハムの事件でも大企業が起こした不祥事です。 では、何故大企業がこのような事件を起こしたのか?多分、資本主義の限界がやってきたように思います。 戦後、働き続けた日本人がたどり着いたのは、効率・利益重視であります。 しかし、残念ながら人間は元々単細胞のアメーバとDNAはあまり変わらないらしいのです。 ようはキャパ(容量)の問題でしょうが、 |
1審では、否定されたが、2審、最高裁は、「外れ馬券は、経費」と確定。 前回の判決は、競馬ソフトを使って、競馬をする事は、「事業性」があると判断。計画的で継続があると「経費」が、認められた。 経費は、売上(利益)を獲得するために本来使われるべきものである。 前回は、一時所得に焦点が置かれた。今回の裁判は、「今回の外れ馬券の購入代金は、経費に当たる」と判断。 しかし、今回の場合という言い方に少し引っかかる。 つまり、「全面的」にではない。この事は、裁判とは、の裁量によって決まるので、同じ裁判でも同じ結果が、出るとは限らない。 さて未来の裁判には、必ずAI(人工知能)が関係する事は、間違いない。 判例主義で、決定が出やすい現在の裁判からAIは、どのような視点で判断するのであろうか? 「合理的」な視点からなのか・・・ |