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≪ コンピューターと人 ≫ 2013/06 |
最近、興味のある本を手に入れた。 先に紹介した精神分析の本(いかに人が、犯罪をしたかを精神的に分析した本) 今ひとつは、「われ敗れたり」(著者 米長邦雄 発行所 中央公論新社)である。 前作は、いかに人間があやうい生き物であるかが少し理解できる本である。 後作は、故 米長永世棋聖が、対戦相手のコンピューター「ボンクラーズ」と戦うに当たってどのような対策を立て、どのように指したかを将棋を知らない人でもわかるように書いた本である。 私が今 問題としているのは、人々の多極化である。メールの発達などによって、人間は、あまり考えなくなってきている。 しかし、一方、この2冊の本は、いずれも深い本である。 コンピュータが進化すればするほど、人間の思考能力は、していくような気がする。 凡人だらけの世の中は、恐ろしい。
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