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− マーケティング論 −

『*1大鵬と時代』 2013/03



大鵬が、活躍した時代(昭和36年〜昭和46年)を検証してみよう。

昭和36年(私の生まれた年)より2年後、手塚治虫原作の「鉄腕アトム」が、白黒のアニメでTVからお茶の間に初登場。
TVは、力道山の時代(プロレス)に *1街頭テレビ(外の場所で、みんなが見る)を経て、家庭に入り始め、これは、現在の天皇陛下の結婚パレードを見るために急速に人々が、購入し始めたからである。

昭和41年から、円谷プロの特撮(一週間前に手塚治虫原作のマグマ大使の実写版が先に放送されるのだが・・・)である「ウルトラマン」、毎週怪獣と戦うドラマが、始まった。
昭和42年には、「ウルトラセブン」「仮面の忍者 赤影」と *2目白押しにTVは、*3活況する。
そして、大鵬の引退する年のあたりで、「仮面ライダー」が放送される。

現在の10年と大鵬の10年は、全然違う。

  1. 街頭テレビ・・・繁華街などに設置したテレビ。昭和三十年代に広く見られた
  2. 目白押し・・・多くの人や物事がぎっしり並んだり続いたりすること
  3. 活況・・・勢いづいた様子。

*1〜*3 広辞苑 第六版 岩波書店



   


グラフ

〜バックナンバー〜
第三十六回 『大鵬の死去』
第三十五回 『レディ・ガガとマドンナと倖田來未』
第三十四回 『バービー人形とリカちゃん人形 PARTT』
第三十三回 『マイケルとリー』
第三十二回 『宝塚歌劇と倖田來未』
第三十一回 『キャラの世界』
第三十回 『2つの顔』
第二十九回 『漫画とのコラボレーション(ハチワンダイバー実写化)』
第二十八回 『KYの世界』
第二十七回 『円谷プロがTYO傘下に・・・』
第二十六回 『サザエさんと水戸黄門』
第二十五回 『パチンコ業界の隆盛』
第二十四回 『小悪魔になる方法』
第二十三回 『それでもボクは・・・』
第二十二回 『デス・ノートの戦略』
第二十一回 『スーパーマン&ウルトラマン』
第二十回 『ロボカフェとメイドカフェ』
第十九回 『力道山の魅力』
第十八回 『倖田來未の魅力』
第十七回 『進化する世の中』
第十六回 『三つの流れ』
第十五回 『ニート』と、『ギャンブル』
第十四回 『貴ノ花、 散る』
第十三回 『バンダイとナムコ統合』
第十二回 『バンパイヤとデス・ノート』
第十一回 『シャラポワ』の実力・『手のひら or 指』
第十回 今年の総括・・・『アイ』 ブーム
第九回 『 IT 企業3社が、に参入!』・
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第八回 『レトロとCG』
第七回 『レトロと魔法』
第六回 『スポーツ界の女子選手の活躍』
第五回 『女子バレー』と『トリビアの泉』
第四回 『ドラゴンボール』と『ハルウララ』
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