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フィギュア&玩具 | ||
『天才の死ゲームクリエイターの死』 2013/03 人気ゲームソフト「Dの食卓」で知られるゲームクリエイターの飯野賢治氏が、42歳の若さで、亡くなった。 「Dの食卓」・・・1997年ロサンゼルスの総合病院で、大量殺人事件が、発生した。 犯人は、同病院の病院長・・・とこんな風に当時のパッケージ(1995年、プレステ2)に書いてある。 昨年買った「龍の如く5」が、8800円ぐらいの値段で、この「Dの食卓」も8800円なので、同じ値段。 発売が1995年なので、今から18年も前、飯野氏の24歳時の作品。早熟なのがよくわかる。 少しゲームをしてみると、内容が濃く、画像が悪い(龍が如く5は、逆に画像が素晴らしい。今回は、福岡で、タクシードライバーなので(笑) *カーチェイスも楽しめる。あとラーメン屋さんで、ラーメンを早く作るのが、難しい)のが難点であるが、松本清張の原作で、ドラマ化が今だにされ続けるのと同じく、この「Dの食卓」も再ゲーム化、映画化してほしい。
*:カーチェイス・・・自動車で他の自動車を追いかけること 広辞苑第六版岩波書店 |
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『最近の玩具業界は・・・』 2012/07 仮面ライダーの最新作のフォーゼの変身ベルトは、爆発的に売れた。 これはTV番組の仕掛けがうまくいった例である。 私の注目している玩具は、フォーゼのひとつ前の作品のアンクの玩具である。 主役ではない、しかも手だけの出演(ラスト近くで本体(完全体)になる)。 その手だけを玩具にして、実際に手にはめられるのは、なりきりの極地とも見れる(他にスペースコブラの手)。 一方、あいかわらず HOT TOYSのリアルさが、素晴らしい。 先日、バットマンのジョーカー役(またジョーカー役なのか(笑))のジャック・ニコルソンのヘッドの完成度は凄い。 最近のフィギュアは、このヘッド(顔のリアルさ)で、作品の完成度がわかる。 (人間国宝)のロボット化が、進んでいる。 どこまでの作品になるかわからないが、これも一種の玩具と言えよう。
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『HOT TOYSの躍進』 2009/04 メディコム・トイの仮面ライダー&ウルトラマンのフィギュアは、はっきりトップの位置を占めていた。 しかし、ここに来て、異変が・・・ HOT TOYS(ホンコン製)の躍進が凄い。 バットマンの「ダークナイト」のジョーカーは、まるで劇中の人物そのものの造型。 6月には、「猿の惑星」のフィギュアが、登場予定。 どこまで *リアリティを追求するのか、当分目が離せなくなってきた。
*:「龍が如く3」が、発売。今回は、沖縄編。どこまでリアルなのか? |
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『龍が如く2』 2007/02 文句なしの面白さとは、このゲーム(PS2)を指す。今年3月には、映画化(実写化)される。 メインストーリーは、*1「ヤクザの縄張り争い」。私の注目する点は、サブストーリーにある。 ゴルフ・麻雀・スロット・ボーリング・バッティングセンター。 闇カジノや壷振り(丁・半を争うゲーム)と言ったギャンブル、UFOキャッチャーまでも登場。 *2ホストや *3キャバクラ、*4道頓堀・新世界も登場。 *1:ケンカのシーンは、格闘技ゲーム *2:NO.1ホストを目指す *3:キャバクラ通いやキャバクラ経営 *4:ミナミや新世界が違う名前で登場。しかし町並みは、まるでそこにいる風景 |
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『遂に発売! 新仮面ライダー1号大人用ベルト』 2006/05 昭和46年より放送された仮面ライダーの1号のアイテムは、〔変身ベルト〕である。 このベルトを着ければ、君も仮面ライダーになれるというキャッチコピーがあった。 旧1号のベルトは、変身するポーズはないので、正式には、旧2号ライダー(佐々木剛氏が扮する一文字隼人)の変身ベルトが、最初である。ぜひ商品化してほしい。 今回のベルトは、ギミックが本格的で、値段も約3万。玩具は、ここまでのレベルに・・・
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『バンダイとメディコム・トイが *1合体事業』 2006/02 遂にバンダイとメディコム・トイが、共同に事業を展開する。 バンダイといえば、仮面ライダーベルトを商品化(ポピーが先に商品化している)したことでも有名だが、フィギュアの大手メディコム・トイと共同事業する最初の作品は。。。 仮面ライダーFIRSTの1号。旧1号と旧2号をリメイクしたこの作品の中から1号と2号(1号を買った人のみに購入券を入れている)をフィギュア化。 発売は、6月。デスノートも6月上映。
*1:PROJECT BM *2:デスノートが遂に映画化。寅さん以来の年2作作られる。主演の夜神 月に藤原竜也。どの部分を映画化するのか楽しみ |
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『食玩について』 2005/12 最近、食玩(ガムやアメが付いているおもちゃ)が静かなブームです。 昔グリコに付いているおもちゃがあったが、現在は、ものすごくリアルな物になっている。 最新作は、ギフトのミニチュアで、お歳暮などで送るものそのものをミニチュア化している。 他の作品は、給食とかハンバーグステーキとか、スーパーの買い物のミニチュアとかが有名です。 マヨネーズやペットボトルまでもミニチュア化されている。世の中は *1ミニの方向に傾くの?
*1:ミニカーがはやっている時もあった。バス・タクシーなど鉄製でリアルだった。 |
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『最近のゲーム・フィギュア事情』 2005/09 ウルトラセブンが*1PS2よりぱちんこゲームとして登場。 カプセル怪獣やエレキング、キング・ジョー、メトロン星人(*2ちゃぶ台対決は、笑える)等との闘いで、パチンコ台から玉が出るのが凄い。 「ナナ」もPS2で登場。劇中の*3主人公達と対話が楽しめる。*4キャバクラで、生活費を稼ぐのが面白い 「ムシキング」・・・*5昆虫同士のバトル(小学生に人気) *6チャッキー人形のボイス付人形や先日終わったスターウォーズのライトセーバーが人気である *1:プレイステーション2の略 *2:劇中に登場したシーン(狙われた街) *3:フルボイス式・・・声が本当に聞こえる *4:ゲームをする人(プレイヤー)はお金がないので働かないといけない *5:クワガタ等が登場 *6:チャッキー人形もスターウォーズも1/1のレプリカサイズ、近々チャッキー人形の新作映画が出る |
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『最近のフィギュア事情』 最近のフィギュア(玩具)は、リアル指向である。 赤影やウルトラマン怪獣の(*1)ジャミラや(*2)二代目レッドキング(初代がいるらしい?)仮面ライダーの大人用ベルト(3万円位するらしい)もすでにファイズが出て、龍騎のベルトが発売間近。 1/2フェイス(仮面ライダーは、TVドラマの本当のマスクを制作したレインボー企画が協力。ウルトラマンとセブンは、メディコムトイ)。 リアル指向のターゲットは、子供ではなく大人である。 *1:これは、塗装を少し汚してジャミラが泥まみれになっているシーンを再現している *2:なんと元K-1の佐竹選手の案らしい |
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『ウルトラマン』見参 プレステ2の新商品に『ウルトラマン』が、出た。 約40年前の作品を商品化するという事は、それだけ根強いファンが、存在することを意味する。 内容は(*1)第一話から最終話まで。 写真と文章で状況を説明して、変身シーンと対戦シーンに重きを置いている(他に 怪獣墓場 他のモードあり)。 特にバルタン星人(2代目バルタン星人の対戦は特筆物)の分身の術のCG処理が、素晴らしい。 映像は、どこまで進むのか(*2)興味津々である。 *1:全ての話からチョイスされている *2:非常に興味が引かれる (広辞苑) |
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『プライド(ゲーム)』 について 最近、「プライド」のプレステ2の最新ゲームを買った。以前買った「プライド」と両方してみると、今回のゲームの方は、プライドの登場シーンと選手紹介の実写、高田延彦の解説付とよりリアルになっている。 前作は、エンセン井上(勝ったポーズが、どの選手も同じなのは、どうだろうか?)今回は、柔道のゴールドメダリストの吉田選手登場。この吉田選手の寝技が、強い。 プレステ2・・・プレイステーション2の略。ソニー商品。ビルゲイツのXboxより先に発売。 どちらもDVDが見れるのが、売りだが、Xboxは、ソフトの数が、非常に少なく大敗。世界一金持ち(ウィンドウズの世界進出は、素晴らしい)のビル・ゲイツもゲームの世界では、素人だった。 プレステ2やXboxの一番最初の機械は任天堂のファミリーコンピューターが、最初で、80年代に玩具の革命と言われた。マリオシリーズが有名。 後にドラクエ、ファイナルファンタジーと物語の進行中にイベントが発生するソフトが出され、TVゲームは、時代の申し子であった。 |
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『フィギュア』 について フィギュア(Figure)・・・は広辞苑では、形・図形を指すが、玩具としては、フィギュア人形の事を指し、代表的には、ルパン三世・仮面ライダー・ウルトラマン・マジンガーZなどがある。 関節部(指が動く)が動く代表的なフィギュアは両津勘吉(こち亀の両さんの事、現在フジTVで、サザエさんの次の時間帯で、放送されている)のフィギュアで、漫画の中でも紹介され、現在、電動式(ラジコン)の自転車(仮面ライダーのオートバイが有名)が発売されている。ウルトラマンの人形では、胸のカラータイマーが点滅したり、有名な「シュワッチ」と言う音声が出る人形が有名である。 女の子では、リカちゃん人形、バービー人形(特にこのバービーは、人形の着てる服が、高価な物は、3万円位のものまである)が有名である。 フィギュアから離れるが、仮面ライダーの変身グッズが、最近凄い。平成の仮面ライダー(クウガ、アギト、龍騎、現在オンエアのファイズ)の変身グッズは、大人(私達世代、1960年代生まれ)を明らかにターゲットにしていると思われる程にレベルが高い。 最近、仮面ライダーやウルトラマンに出てくる俳優は、美男美女揃いである。これは、主婦層をターゲットにしているらしい。確かにモデルが、変身するシーンは、カッコいい。SMAPにしろ美男が活躍する時代なのだろうか? 私としては、伴淳やフランキー堺、クレージ・キャッツ、ドリフターズのようなブサイクなキャラの方が親近感が、あるし飽きないのだが・・・ |
テニス | |||||||||||
「日本人初のグランドスラム連覇」 2019/02
昨年のウィリアムズ(妹)を破って、今年になって、全豪(オーストラリア)オープンと連覇(*1)。
母が、日本人で、父が、外人のためアメリカ国籍と日本国籍を持つハーフの選手。
昨年のウィリアムズとの闘いを見て、やがて、大坂なおみの時代が、来ると確信した。
伊達(女子)や錦織(男子)は、どちらかと言うと守備型プレーヤー。なおみは、本能で動く動物型の選手。
体格も180cmと肌も黒く、滑らかな筋力を持つ選手。
日本語をほとんど話さず、スピーチは、英語。スピーチを日本語で、聞けたら、どんなにうれしい事だろう。
反応力も早く、どん欲である。普段のスピーチは、どちらかと言うと、おとなしめ。
テニスの項を最初に書いた時(*2)、ヒンギスは、ウィリアムズ姉妹(黒人)が、出た事によって、つまりパワーの差で、勝てなくなると予想した。
大坂は、ウィリアムズ姉妹時代を抜くだろう。
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「史上初の日本人四大メジャー獲得」 2018/10
昔、伊達(女子)選手が、世界の4位まで行った。彼女は、日本人らしく、守備型のテニスだと思った。
当時、世界1位のグラフを破った事もあるが、残念ながら四大メジャーは、獲れなかった。
今回の大坂なおみは、日本人に見えない。ハーフでもあるが、黒人のようである。
そのかわり180kmのサービス、冷静な判断と伊達のようなタイプは、メジャーを獲れないかもしれない。
セレナに勝ったのは、立派。
昔、「エースを狙え」というテニス漫画が、あったが、やっと外国選手と対等に闘えるようになった。70年代の漫画だから、もう50年前になる。
もうひとりのテニス選手、錦織(にしこり)選手は、センスは、抜群であるが、何が不足かメジャーを獲れない。
バネとパワーは、必要だが、パワーが少し不足しているのかもしれない。
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「天才ヒンギス・殿堂入り」 2013/04
マルチナ・ヒンギス(32)が、殿堂入り。 殿堂入りは、野球界だけだと思っていたら、テニスにもあった。 *1天才と言えば、*2常人の人が、理解できない着想・発想・行動できる人を言う。 最近、「天才を考察する」(デイヴィッド・シェンク 中島由華訳 早川書房)と「秒速で1億円稼ぐ条件」(与沢翼著 フォレスト出版)を入手した。 しかし、後者の本は、一見天才に見えるが、ホリエモンと同じように *3秀才に属する。 天才は、宮本武蔵やモーツァルトのように世の中に受け入れられにくい要素を持つ。 元々思考方法が、変わっているので、その時代の人には、理解されにくい。 織田信長も当時の常識では、考えられない行動をとった。秀吉は、秀才で、家康は、常人と思われる。 ヒンギスは、まさしく天才であった。
以上、広辞苑 第六版 岩波書店 |
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ウィンブルドン5連覇について 2007/08 先日のウィンブルドンの男子単5連覇は、B・ボルグ(スウェーデン)以来27年ぶり史上4人目の達成だった。達成者は、ロジャー・フェデラー(スイス)。 さて、ウィンブルドンは、4大メジャータイトルのひとつ、全豪(オーストラリアオープン)、全仏(赤土と呼ばれる球足の遅いコート)、全米(ハードコートと呼ばれる球足の速いコート)、そして、このウィンブルドンは、*全英オープン(芝のコート)。 *:球足が、芝の為変化する。遅くなったり、早くなったりする |
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『シャラポワ』の敗因 2005/07 昨年、ウィンブルドンを制したシャラポワが準決で敗退。 ウィリアムズの姉に負けたが、パワー負けのような気がする。 過去及び現在の各選手の特徴は、以下に示す通りである。
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『ウィリアムズ姉妹の台頭』 テニスをやり始めたのは、’80年代に突入する頃、ボルグ・マッケンロー・コナーズの時代で、右も左もテニスギャル真っ盛りの時代だった。’70年代に「エースを狙え」(作・山本鈴美香、現在作者は、作家活動は行っていないらしいが・・・)で、火が付いたテニスブームは、彼ら3人(もちろん、女子プロも貢献しているが)によって一億総テニスと言われる程の人気を得た。彼らの特徴を上げてみると・・・
対するマッケンローのゆるいガットは、ボールを吸収してしまうので、「ポーン」という音がするが、コントロールできない。私は、マッケンローのラケット(ボルグ・マッケンロー・コナーズともレプリカ)を買い45ポンドに張って、打っているので間違いない。 コナーズのT−2000は、スイートスポット(ボールを打つ箇所)が、大変小さい。現在のラケットは、このスイートスポットが大きくなっているのが、特徴である。彼ら3人は、ラケットと共に個性豊かなプレイヤーだった。 さて、次に注目するのは、引退を意識しているらしいヒンギス(女性プレイヤー)選手である。この選手は、日本の伊達公子選手の引退試合をを見るために偶然見た選手だったが、そのセンスは、素晴らしく、伊達のプレーを見るのを思わず忘れたほどである。彼女のラケットを現在使っているが、彼女の持味は、その予想力である。 テニスをするために生まれてきた位のセンスであった。残念だったのは、サーブ力(最初にテニスでボールを打つ事、投手の投球に似ている)が弱い事である。 先日、ウィリアムズ姉妹の現在世界一と言われる妹と日本の杉山愛が、全仏で闘ったが、杉山のサーブ力がもう少しあれば、大金星かも知れなかった。 このウィリアムズ姉妹は黒人の選手で、そのバネ・ハングリー精神は、他の追随を許さない。しかし、その牙城も崩壊しつつある。げに恐ろしき世界女子プロ! |
ゴルフ | |||
『42年振りの快挙』 2019/09 渋野日向子が、樋口久子が全米女子オープン以来42年振り(昭和52年)にメジャーを制覇、しかもプロ初年度でメジャー初挑戦での事だった。 しかも最終ホールの下りの難しいパットを一発で、決めて制覇。 確かに彼女のパターは、上手いが、それでメジャーがとれるものではない。 ちなみにゴルフは、第一打&第二打の打ちやすい所にうち、ショートホール、ミドルホール、ロングホールで、いろんなトラップをうまくすり抜け、ラストは、穴に入れるゲームである。 このパットが、非常に難しくて、グリーンのどこに止まるかによって、たとえ1mでも入らない場面が多い。 長いパットは、逆に長いので、意外に入りやすい。 トラップとしては、林、水たまり、砂、この砂から打つボールもプロは、簡単に打つようだが、素人で、上手い人は、*シングルと呼ばれ、素人の目標。 メジャーは、プロの夢。 *:1〜9 つまりパー72に73で上がれば、1のハンディ(常にシングルは、それぐらいで回らないとハンディは落ちる。ハンディ5以下が本当のシングルらしい) |
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『アニカの引退』 2008/06 アニカ・ソレンスタム(37)が、今年限りで引退を表明。 日本の男子プロに石川遼(16)が参戦した今年は、時代を象徴するような出来事が、*目白押しの印象を受ける。 彼女は、現女王のロレーナ・オチョア(26・メキシコ)が登場する前の賞金女王であり、米ツアー史上最多の8度、メジャーも10勝、ドライバーの平均飛距離は、270ヤード。 ミシェル・ウィー(米国)が、男子プロに挑戦する道を作った。引退後は、ゴルフ事業に専念するらしい。 *:多くの人や物事がぎっしり並んだり続いたりする事(広辞苑、第六版 岩波書店 2008年出版) |
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『上田桃子の躍進』 2007/12 上田桃子(21)が、*1米ツアーの日本で行われた公式戦のミズノクラシックを優勝した。 この優勝は、国内で8人目で最年少優勝。宮里藍以来、20歳代の活躍が目立つ。 宮里は、不動とその年の賞金王を争っていたのは、最近だったが、今季の宮里は、久しぶりの日本でのプレーも不調で終了。 上田と横峯が、*2 2007年度は、賞金王争いをしている。このニューウェーブは、本物と思われる。 来年は、上田は、宮里と同じく米ツアー挑戦すべきである。 *1:米国ゴルフの認定試合。今回の優勝は約2400万円 *2:賞金女王に決定した(残念ながら昨年の大山に18万円及ばず) |
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『男子プロゴルフ界に王子様降臨』 2007/06 世界史上初(男女合わせて、これまでは、宮里藍の18歳)の15歳の少年が、ツアー初出場で、いきなり優勝した。 彼の名は、石川遼(平成3年9月17日生まれ)。特徴は、飛ばし屋で攻撃的。 もちろんアマチュアだが、即プロにも転向できそうである。 宮里藍が、プロに転向した途端に女子プロは、空前のブームに。若くて可愛いい女の子にゴルフがうまいとくれば、当然である。 さて男子プロは? |
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『ニクラウス』と『ウッズ』 2005/07 ジャック・ニクラウスが、今回のメジャー(全英オープン、セントアンドリュース、ゴルフの発祥地)で、すべてのメジャーを勇退した。 彼は、ゴールデンベア(金色の熊)と呼ばれ、(*1)メジャー18勝、ダブルグランドスラム(マスターズ・全米オープン・全英オープン・全米プロの四大メジャーを2回以上獲る事を指す)も達成。 タイガーウッズは、今回の全英オープン制覇で(*2)ダブルグランドスラム達成。2人目の快挙である。 *1:マスターズ6回、全米オープン4回、全英オープン3回、全米プロ5回 *2:ニクラウスが31歳で達成したのに対し、ウッズは2歳若い29歳で達成。ウッズはメジャー10勝(マスターズ4回、全米オープン2回、全英オープン2回、全米プロ2回) |
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『不安定な強さ』 横峯さくらが、先日プロ初優勝した。 タイガーウッズが3年ぶりの復活で、先日マスターズを4度目の制覇(最多は、6度制覇のジャック・ニクラウス)。 2人の共通点を以下に掲げる
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『女子プロゴルフ界と私の日記』 最近、女子プロゴルフ界が面白い。 筆頭は、宮里 藍。アマチュアで、30年ぶりにプロトーナメントで優勝。プロになって、最短で『初優勝』 彼女に続くのは、横峯。先日の熊本で行われたトーナメントで、女王『不動』と首位争い。3人サドンデスで、惜敗。宮里と横峯は、まだ(*)18歳。 私も最近『優勝』した。 といってもハンディ36なので、レベル的には、たいしたことはないが、最後の残り3ホールで、足がつった。 こむら返りを起こして、何とか18ホール回って、薄氷の勝利。 (*)アメリカでは、身長180cmでドライバー270m飛ばす、14歳の女子プロ出現。
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『私のゴルフ歴』 について 今回は、ゴルフの話です。さて私のゴルフ歴は、なんと今年で35年目。7歳の幼少の頃より、飛雄馬(巨人の星)のようにスパルタ親父に特訓されて、現在は、タイガーウッズと並び評されるプロゴルファーに・・・なんて書きたい所ですが、ハンディ28位の初心者ゴルファーです。 亡き父は、1人でゴルフに行くのが嫌だったのか もしくは家族愛に満ちた人で、子供にゴルフを教えて、将来設計を考えてくれてたのかは、現在確認できませんが、大人用のクラブを切って(4番ウッド)を持って遊んでました。 中学生になって、初ラウンド。この初ラウンドをどれくらいで回ったかは、まったく記憶にありませんが、51位のハーフで回ったように思います。 当時、ラグビーをしていたので、止まっているボールを打つ事には、ほとんど関心がありませんでした。しかし、『プロゴルファー猿』(藤子不二雄Aの作品)に感化され、アプローチを熱心にしていたような記憶があります。この『プロゴルファー猿』については、漫画&アニメ、特撮の項を参照してください。 高校生になって、友達同士で練習場に行った時に、『プロになったら』と言われた事が印象的です。 大学生の時に父の会計事務所の会に少し出てました。友達が、250m以上のドライバーを飛ぶ事から1年間ゴルフスクールに通い(’88)、やっと40台が出ました。 現在100をきるゴルフを目指す日々です。でも、ドライバーは、時には250m以上飛ぶんですよ・・・ |
演劇 | ||||||||||||
『樹木希林さんの死』 2018/11 彼女は、稀有(けう・めったにない、珍しいこと)な女優だった。 最初にTVで観た「時間ですよ」その頃は、悠木千帆(ゆうき・ちほ)という芸名で(後に自分の名前も売った)、その時の演技、マチャアキ(堺正章)と浅田美代子のかけ合いは、抜群だった。 このシーンだけでも「時間ですよ」(お風呂屋の物語、おかみさんの森光子とその夫の船越英二・船越英一郎の実父)の夫婦のやりとりもよかった。 ビートたけしが、何かの対談で、樹木希林は、相手の演技を「殺す」らしい。 合わすのが、普通だが、相手の演技をつぶすとは、よっぽど緻密(ちみつ・細かい所まで行き届いている事)な考えがあるのか。 「ムー」「ムー一族」では、おばあさんの役で、ジュリーのポスターの前で、「ジュリー」(沢田研二の事)と叫ぶシーンが、懐かしい。 * 郷ひろみとのデュエット「林檎殺人事件」の歌詞で(フニフニフニフニフニ・・・と)、奇妙な言葉と二人の衣装(両つりな服装、これは「お化けのロック」だった)も妙にマッチしていた。 *パーマをかけていた |
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『劇団「四季」の創始者の死』 2018/08 今では、年間三千回以上の公演がある。その創始者の浅利慶太氏が、死去(85)。 2年前に蜷川(ニナガワ)氏が亡くなった。日本の二大巨頭が二人とも亡くなりました。 劇団四季の舞台は、「CAT’S」(*1 その頃は、仮設劇場で、ロングランをし始めてから人気が出た)今はないが、「近鉄劇場」(現在の大阪上本町の歌舞伎座。元は難波にあった)ここで、「オペラ座の怪人」を観た。 今では、専用劇場が東京・大阪・名古屋・北海道にあるらしい(公式ページより)。 劇と言えば、手塚治虫の生誕地にある「宝塚」で、「ポーの一族」(残念ながら、実際には、観に行けず(病気のため)DVDを購入して観た)。 「宝塚」と言えば、「ベルサイユのばら」(池田理代子 作・漫画)が、超有名だが、この「ポーの一族」(萩尾望都・漫画)、吸血鬼(パンパネラ)のため生き続けるエドガーの話。 いつの時代でも15歳というあたりが斬新。*2 女性漫画もいい。 *1 :昭和58年 *2 :このホームページで紹介している「ガラスの仮面」(49巻が出てから 2012年10月からなので、6年出ていない) |
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『舞台演出家「ニナガワ」死去』 2016/06 舞台演出家で、世界的有名な蜷川(にながわ)幸雄氏(80)死去。 この人も天才肌。努力では、到達できない仕事をした人。 そして、一方、悩む人、手塚治虫氏は、自分の事をベェートベンだとしていたが、彼は、モーツァルト(持論)だと思う。 あの着想は、ベェートベンのように悩んでいたら、あれだけ多作で質の高い作品は、書けない。 今の漫画家も努力は、しているとは、思うが・・・ 蜷川作品は、練って練って練って、舞台を作る。 夢の遊民社を作った野田秀樹もモーツァルト型だと思う。 蜷川氏の舞台は、「近松心中物語」(最初に新八犬伝で有名になった辻村ジュサブローが、人形を動かす。 舞台に川がある。平幹二郎と太地喜和子のコンビが最高)がある。 もう一本は、「真夏の世の夢」 *シェークスピア作、砂を手で受け取るシーンが、印象的。 * :ガラスの仮面にこの舞台が出てくるので行った。マヤは妖精パック役、舞台で飛び回わる。あとは「王女メディア」「リア王」。 |
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『花紀 京、散る』 2015/09 2005年に岡八郎(67歳)が、亡くなって10年後に花紀京(78)が、死去。 2人は、ほぼ同年齢だった。 花紀は、「早慶戦」(早稲田と慶応大学戦)を野球漫才に取り入れて、一世風靡したエンタツ・アチャコのエンタツの次男であった。 花登筐(はなとこばこ)(脚本家、*「細うで繁盛期等」に弟子入り、1962年(昭和37年)に吉本興業入り、1963年(昭和38年)には、早くも吉本新喜劇の座長に。 原哲男(藤田まことのてなもんや三度笠で、「あたり前田のクラッカー」と藤田が言うオープニングの前フリに登場。「カバ」と言う愛称で呼ばれていた。)や桑原和男らとのコンビで活躍。 土木作業員の役などが、多かった。 直弟子に、間寛平、レッツゴーじゅん、チャーリー浜などがいる。 松竹新喜劇は、藤山寛美。吉本新喜劇は岡八郎と花紀京。 もう出てこないタイプの喜劇人である。 *1 :他に「ぼてじゃこ物語」三田佳子とミヤコ蝶々が共演 |
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『「国宝」散る』 2015/04 の説明は、前回のホームページで説明しているので省くが、人間国宝の桂米朝氏(89)が、死去。 落語は、難しい。 歌舞伎のように団体芸(もちろん個人芸も、大事だけれども・・・)でなく、一人で、お話をして、色々な人物を座ぶとんに座って演じる。 相手があれば、漫才のように、ボケ・ツッコミがあるので、まだ、マシだと思う。 歌手も一人で歌うが、メロディーがある。 落語を練習している時は、まだいい。 しかし、お客様の前に出て、*1マクラから入り、に入って、観客を笑わす事は、大変。 そして、創作落語は、まだ、お客さんにわかっても、*2古典落語は、難しい。 つまり、その時代を現代のお客様に分かってもらう事が、特に難しいと思う。 米朝氏は、その時代の人にわかるように工夫されてたと思う。 *3大阪サンケイホール(現在のサンケイブリーゼ)で、「地獄八景亡者戯」をされたときに感じた。 *1 :前置きの言葉。落語家などが初めにつけて話す短い話。 *2 :いつの世にも読まれるべき、価値・評価の高い書物。 *3 :米朝氏が最後に(この話が大変長い話のため体力が続かないのが、理由で当時66歳ぐらいだと思う)演じた時に父と2人で見た。 |
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『人間国宝について』 2012/08 坂東玉三郎(62)がに認定。 先頃、ロボットが落語を演じる桂米朝(86)も人間国宝である。 仏像や寺院が、国宝(国の宝)に認定されるのは、理解できる。 人間国宝とは、重要 *1無形文化財保持者を指す。さて、無形文化財とは、何か? 演劇・音楽・工芸技術その他の無形の文化的所産で、歴史上または芸術上価値の高いもの。 そのうち特に重要なものを重要無形文化財として国が指定し、これを高度に *2体現できる者または正しく体得しかつ精通している者を保持者として *3認定する。 *1 :形のないこと、形にあらわれないこと。(反)有形:形のあること。形があって目に見えること *2 :思想・理念などを具体的なかたちに表すこと *3 :みとめてきめること 以上、広辞苑第六版 岩波書店より |
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『3人目の玉三郎?』 2009/03 1人目は、歌舞伎界の坂東玉三郎。 その芸はまさに芸術品。素顔も所作も美しく、まさしく、女形の鏡。 特に「鷺娘(さぎむすめ)」は、絶品。 2人目は、下町の玉三郎と呼ばれる、梅沢富美男。 玉三郎との違いは、彼は、三枚目を舞台でした後に妖艶な遊女の女性に化ける事である。 3人目は、早乙女 太一。 なんと、ゴルフの石川遼選手と同じ *1平成3年生まれ。 *2新歌舞伎座で、座長を務めている。第一部は、*3杉良太郎もどき。 *1:平成3年9月24日生 *2:平成21年6月に閉館する *3:流し目で、女性を魅力してきた。第二部では、花魁姿・蝶を付けた着物がよかった |
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『美輪明宏の黒蜥蜴』 2008/07 *江戸川乱歩作で、*2三島由紀夫が劇曲。 この『黒蜥蜴』の美輪(当時丸山)明宏の初演の舞台は、1968年(昭和43年)東横劇場。共演の明智小吾郎役をTVシリーズで、同じ役を演じた天知茂(故人)。 今回の明智役は、高島忠夫&寿夫妻の長男 高島政宏。今回の舞台で、もし *3天知が明智をしていれば・・・。 今回の舞台で、美輪明宏直筆サイン入りの本「人生ノート」を購入。 その中に、最近起こった「アキバ殺傷事件」を予言する言葉が・・・ *1:他の作品は、「少年探偵団シリーズ」「二銭銅貨」「人間椅子」「陰獣」他 日本ミステリーの生みの親 *2:「仮面の告白」「金閣寺」が代表作。昭和45年 自刃 *3:「近松心中物語」の主演を太知喜和子だったらと、同じ表現 |
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『最近の演劇』 2006/05 「紅天女」・・・ガラスの仮面が、*1能舞台になった。 「おもろい女」・・・天才漫才師のミス・ワカナの生涯を大女優の森光子が演じる。共演は、*2段田安則。 「あずみ」・・・*3小山ゆう漫画原作の舞台化。ガラスの仮面や他の漫画が、TV化や舞台化されている。 映画版は、上戸彩。舞台は、*4黒木メイサ。ミュージカルやギャクや立ち回りのある面白い演出。 「*5梅沢富美男&前川清の劇」・・・歌手の *6前川が、女装に挑戦。第2部の歌では、前川が6曲も熱唱。 *1:漫画の中にも能面を付けて、紅天女を演じているシーンがある。 *2:以前は、裸の大将放浪記で有名な芦屋雁之助。奇しくも行った日が彼の命日 *3:代表作に「おれは直角」「がんばれ元気」等がある *4:弱冠17歳 対して森光子は80歳代 *5:富美男の女装は、遊女姿で絶品 *6:ヒット曲に「長崎は、今日も雨だった」「男と女の破片」他 |
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『藤山寛美の芝居』 2006/01 昨年の12月に藤山寛美のDVDBOXの第1弾が出た。今年の5月までに6BOXがでる。 内容は、昭和45年の「アットン婆さん」から昭和62年の「銀のかんざし」まで約20年間の36作品をDVD化。 昨年の12月からそごうで、「藤山寛美展」をやっている。舞台衣装や寛美のゆかりの人が、寛美について語ったり、*1寛美自身の映像等。 私の好きな寛美の役は、*2丁稚とボンボン役と時代劇の阿保な男。なんとも言えない味がある。 *1:生前の姿や寛美の楽屋を再現している。DVDを常時期間中に流している *2:「阿保と舞扇」「親バカ子バカ」「はなの六兵衛」で、それぞれ演じている |
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『商業演劇の未来2』 2005/09 先日亡くなった岡八朗は「奥目のハッチャン」、故藤山寛美は「阿呆役者」、杉良太郎は「流し目」とそれぞれ特徴があった。 最近の役者は、どうだろう?個性(特徴)が無いように思う。 *1中村獅童・・・先日、*2小野田少尉を演じたが、舞台では、「丹下左膳」。映画では「いま会いにゆきます」*3「ピンポン」の時の敵役は、強烈だった 藤山直美・・・先日、沢田研二と共演。*4間がうまい 大竹しのぶ・・・演技では、ピカイチ。代表作は? *1:竹内結子と最近婚約(「いま会いにゆきます」の共演がキッカケらしい) *2:TVのお盆特別番組、ルパング島で戦後30年後に発見された *3:漫画の実写化、オーディションで役を獲得 *4:芝居で、余韻を残すために台詞(セリフ)と台詞の間に置く無言の時間(広辞苑より) |
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『商業演劇の未来』 2005/08 吉本新喜劇の岡八朗(八郎改め)が、死去。まだ67歳。 彼は、花紀京(*1早慶戦の漫才で有名なエンタツ&アチャコのエンタツの子)とボケコンビで、吉本の「顔」だった。 松竹新喜劇は、現在は、渋谷天笑(*2天外の子)が一座の座長だが、最も隆盛だったのは、藤山直美の父で、*3「阿呆役者」と言われた*4藤山寛美の頃。 座長33年の幕を降ろした杉良太郎。ヨン様と同じようにおばさまキラー。 商業演劇に黄信号点灯。 *1:当時の早稲田と慶応の大学野球を漫才にした *2:藤山寛美の師匠。脚本家としても役者としても一流だった *3:アホを演じたら日本一と言われた *4:2005年 年末より名作DVD発売予定 |
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『新之助改め海老蔵に』 先日、『大阪松竹座』で、市川海老蔵襲名披露を見に行った(彼はNHKで、『武蔵』を演じた)。 午前の部に口上(*)があるが、私は、午後の部を観賞。父親(団十郎)が、病気の為に海老蔵は、弁慶を務めた。 演目は、歌舞伎で、有名な”歓進帳”。源義経と弁慶達との関所越えの話。 義経を疑われた弁慶が、主君義経を棒でたたくシーンと酒を飲んで舞う踊りが有名。 次は、白波(泥棒)五人男。こちらは、目立たず、尾上菊五郎の弁天小僧がよかった。
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『いかりや長介氏 逝く』 ザ・ドリフターズのリーダーの長さんが、逝った。 今年は、ドリフ結成40周年を記念して、先頃「8時だよ全員集合」のDVDが、出たばかりであった。 最近は、渋い深みのある演技で、「踊る大捜査線」等の映画、TVドラマ「取調室」の刑事役や一風変った弁護士役は、目を見張るものがあった。 これは、ドリフ時代に培われた(*1)賜物(*2)である。 女装・刑事・芸者・先生・隊長とその役は、数知れず。また一人惜しい人を日本は、失った。 *1:培われた・・・能力や性質を養い育てる *2:賜物・・・たまもの。結果として生じた良い事 (ともに広辞苑) |
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『椿姫』 鑑賞ノート 先日、大阪「松竹座」で『椿姫』を鑑賞した。 この『椿姫』は、マンガと演劇の項で、掲げている『ガラスの仮面』の1巻に出てくる演劇で、主人公マヤが、初めて演劇に目覚める舞台劇である。 今回の主人公は、『マイフェア・レディ』『サウンド・オブ・ミュージック』『クレオパトラ』等で、脚光を浴び続ける元宝塚の大地真央。 物語は、高級娼婦の一途な純愛物語。松平健と先日離婚したばかりの真央の豪華な衣装と演技が、観客を圧倒。 |
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『過去の名優達』 伴淳・・・伴淳三郎。「アジャパー」という言葉を言わせたら天下一品。その他個性のある俳優で有名な人といえば坊屋三郎の名を忘れられない。彼の昔のカラーTVのCMで外人との掛け合い「クイントリックス」を日本人的にゆっくりしゃべったシーンは有名。 フランキー堺・・・「貝になりたい」というTVドラマの主人公を演じ、戦争の悲劇が、単なる市民(一介の散髪屋)を戦争重罪人として扱い、その主人公が、死刑を宣告される物語。ラスト近く、遺言で「私は、今度生まれ変わるとしたら貝になりたい」という言葉を残すシーンは、圧巻であった。 クレイジー・キャッツ・・・故ハナ肇をリーダーとしたコミカルバンド。特に植木等の「無責任男」は、有名で、前東京都知事の青島幸男作の「スーダラ節」や彼の演出・作のTV番組「おとなの漫画」。谷啓の「ガチョーン」という手のパ−フォーマンス等が懐かしい。 ドリフターズ・・・いかりや長介率いるグループで、クレージの後輩、怪物番組「8時だよ全員集合」が有名。志村けんもここに入っており、加藤茶の「チョットだけよ」は、当時の流行語。 |
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『女優大竹しのぶ』 と 『奇跡の人』 について 先日、『奇跡の人』の舞台を観た。大竹しのぶは、サリバン先生役。このサリバンは、実在の人物で、三重苦のヘレン(実在)を指導した有名な教師である。 初演は、東京で1986年。残念ながら私は3回目の1992年から観ている。92年は、ヘレン役は、「北の国から」の演技に定評のあった中嶋朋子。4回目公演は、1998年でヘレン役は、尾上菊五郎&寺島純子の子供である寺島しのぶ。彼女は、現在NHK大河ドラマの「武蔵」で女忍者役を好演。5回目公演は2000年。ヘレン役は、ヘアーヌード写真集、ドラマ「イグアナの娘」等 演技派として着実に力をつけてきている菅野美穂。 今回の6回目公演は、鈴木杏。まだ弱冠15歳。さて来年に近鉄劇場が閉まるが、この舞台が来年以降どこの劇場でするかは定かではない。 以下に4女優のヘレンを観てみると・・・
大竹は、野田英樹の野田MAPでの演技では、少年のような演技。映画「黒い家」では、こわれた演技。幅がある演技者として、現在 藤山直美(アホ役者と言われた藤山寛美の娘)と双璧と思われる。 |
漫画&アニメ、特撮 | |||||||||||||||
ジョージ秋山の死 2020/06 浮浪雲を完結したジョージ秋山が、死去した。彼の漫画家の中でも *1稀有(けう)な存在だ。 赤塚とも違う楳図とも違う石ノ森とも藤子不二雄とも先日、52年の連載「ゴルゴ13」を一時中止した、さいとうたかをとも違っていた。 人間の本質にせまっていたような気がする「アシュラ」「銭ゲバ」「浮浪雲」などである。 「ムーン」という作品は、ロボットなのだが、子供達の念力(テレパシー)のようなもので動く。 結局は、全員が、死ぬ事を予感させるラストであった。 漫画界の損失ともいえる。 「デロリンマン」は、顔が *2醜いが心は、美しい。パットマン]は、ほのかな作品。 *3シュールな作品で、手塚治虫とも違う。 その独特なタッチは、誰もマネが、できない作品を作り続けてきた。 「エヴァンゲリオン」とも共通してたかも・・・
*1…珍しいこと |
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ドラえもんの「0巻」の発売 *1 2019/12 ドラえもんの50周年の連載として、いろいろな年代向けのドラえもん初登場を見た。 主人公ののび太が、何をやらせてもできない子供で、一人っ子なのは、同じ設定だが、低学年向けには、それなりの配慮が、なされている。 本当は「タイムパラドックス」で、のび太がこのまま行くと、どうしようもない生活をしてひい孫に当たる男の子が、タイムマシンに乗って、将来を変えに来る物語である。 ロボット(ネコロボットが、ネズミに耳をかじられて、両耳がない。優秀そうだが、どこか抜けている。これが、ドラえもん。) タケコプター(竹のおもちゃ、頭に付けるのを最初は、腰に付けている。(のび太)) どこでもドア。後によくしずかちゃんのお風呂に行ってしまう。しかし石器時代にもいけるし *2瞬間ワープの世界である。 机から登場(未来と通じている)のとジャイアンの設定が、最初は、大人しい事が、面白い。
*1…45巻が出て、23年振りの出版 |
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初代ゴジラ死す 2017/09 初代ゴジラの着ぐるみに入っていた中島春雄氏(88)が死去。 彼が演じたゴジラこそ、本当のゴジラである。 同じくウルトラマンに入っていた *古谷敏さんとの対話で、格闘をするのも、大変呼吸を合すのが、難しいと二人しかわからない話をされていた。 旧仮面ライダー(ケガのため一時は、テレビから遠ざかっていた)もベルトの風車に刺激を受けて変身していた。 この旧仮面ライダーも最初は、本人が入って演じていて、復活してから変身ポーズをすることで変身。 新仮面ライダーとして復活。 面白いのは、「マグマ大使」の敵役を演じた大平透(笑ゥせぇるすまんの声)は、声だけでは、しっくりせずに自らがゴアに入って演じたらしい。 なかなかの名演だった。 いつの頃からか特撮で、怪獣を演じる人達を「スーツアクター」と呼ぶようになった。 何かしっくりこないネーミングだと思うのだが・・・
*:ウルトラマンの次作「ウルトラセブン」では、ちゃんと顔を出せる隊員役だった。 |
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ゲゲゲ・・・の死 2016/01 漫画家、水木しげる氏(95)が、死去。 貸本時代から(NHKの朝の連続ドラマ「ゲゲゲの女房」を参照)活躍して、月刊漫画、週刊誌時代(墓場の鬼太郎が、TV化するにあたって、「ゲゲゲの鬼太郎」に改題して、週刊少年マガジンに連載)。 漫画をアニメ&実写化(「*1悪魔くん」は、実写化)するのは、当たり前の時代(実写化されて、漫画よりも面白い場合もある)。 小説が、映画化&ドラマ化されることも多いが、特に松本清張氏のドラマ化は、群を抜く。 手塚治虫氏の「鉄腕アトム」を皮切りに、最近では、「ワンピース」を歌舞伎化された。 落語のように、オチを付ける作品が、好きである。 いわゆる起承転結が、しっかりした古典。 四コマ漫画が、書けない作品(昭和44年よりまだテレビ化で、視聴率を取っている「サザエさん」は、新聞に四コマ漫画で、連載)では、お話にならない。 さてさて、どんな時代に…。
*:悪魔くんに出ていた主人公は、ジャイアントロボ(原作 横山光輝)の主人公にもなった。 |
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『見えない魔球・・・巨人の星 No.3 2013/12 大リーグボール2号は、見えない魔球、消える魔球である。 その当時、あまりにも有名になり、エポック社から、野球盤で、「消える魔球」の装置付きが売り出されたぐらいである。 最初の犠牲者は、オズマではなく、何と当時の巨人の監督で、打撃の神様であった *川上哲治(実在の人物)だった。 監督自らが実験台として、試合を終了した選手達(王・長嶋もいた)の目の前で消えたのである。 何故、消えるのか?その前に星一徹が、昔魔送球(当たりそうで当たらない変化球)を投げて、当時の川上が、あまりにも危険なためにその変化球を禁止したおかげで、星の父親は、球界を追われる。 その魔送球の縦(オリジナルは、横)の変化と飛雄馬の異常に高く上げた足が起こす土煙が、ボールに付着して、完全にボールが、消えるというきわめて理論的な?解説が、面白かった。
*:先日、死去(93歳)。日本シリーズの最中に亡くなった。結果、楽天(パ・リーグ)が初優勝。ちなみに川上監督は、V9を達成(1965〜1973) |
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『見えないスイング・・・巨人の星 No.2 2013/10 「巨人の星」で、私が一番好きな所は、大リーグボールの1号と2号である。 大リーグボール1号・・・バットに当てる魔球。 バッターボックスに立っている打者のバットにボールが当たるのである。 最初の犠牲者は、左門。真面目で地味な打者だけに、さぞびっくりしただろう。 最初に打ったのは、花形。ただ身体を壊す程のトレーニングで打った。 星は、1号を改良して、バットの先端に当てていた魔球をなんとグリップに当てる事で最強の魔球を完成した(伴と2人で、ゆれる小舟の上で、五円玉に当てる練習をくり返した)。 しかし、オズマは、星飛雄馬の父からの指導を受け、飛雄馬が小さい頃に付けていた大リーグボール養成ギブス(上半身)を改良して、大リーグボール1号打倒用として猛特訓。 「見えないスイング」を身につけて、遂に大リーグボール1号を打つ。 しかし、次の大リーグボール2号は・・・
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『雷鳥 (サンダーバード)の死』 2011/10 特撮人形劇(人形を操り糸で操って、特撮をとるドラマ)の最高傑作を生み出したジュリー・アンダーソンが、83歳で死去。 ウルトラセブンのミニチュアの発車シーンは、このサンダーバードを参考に作られた。
天才的メカニックの *ブレインズが、全てのサンダーバードを作製した。 *:頭脳(ブレイン)から考えられた名前 |
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『魔太郎がくる』 T・U・V 2012/09 T: 「魔太郎がくる」藤子不二雄Aの *1 ブラックな漫画である。 昭和48年の週刊少年チャンピオンに連載され、 *2 カルト的な人気漫画である。 主人公の浦見魔太郎(実は、"魔族"である)は、気弱で、いかにもいじめられやすい中学生だが、 彼をいじめた人達は、信じられない逆襲にあう。 各話が、一話きりなので、非常に読みやすい。例えば。。。 39話(旧第4巻収録)猿人対オオカミ男 満月の決闘 ある夜、ママと一緒の魔太郎の家に猿人のマスク(よくできている)を被った男が・・・ (実は魔太郎のパパなのだが)とリアルなマスクが、登場する。 この話に初めて、MONSTER SHOP ""が登場する。 この店の店主は、*3 グロテスクなマスクを被っているけど、マニアックな人で魔太郎に色々としてくれる この店の登場で、カルト的な作品をより面白くしてくれる。 実際にこんな店があったら行ってみたいと思う。 *1:不安・不吉・残酷さ・不気味さを感じさせるユーモア(広辞苑第六版) *2:少数の人々の熱狂的支持(広辞苑第六版) *3:この店には、いろいろなマスクが飾ってある
U: 98話(旧第10巻収録)ボクは ごちそうじゃない ある日、魔太郎は、中華料理店の怪味軒(名前からして怪しい)で、ラーメンをタダで食べさせてもらう。 本日開店なので、タダにすると店主は、言うのだが。。。もの凄くうまいラーメンだった。 しかし、他の客が入ってくると(開店日なのに)主人は、気を悪くして帰してしまう。 その夜、TVで行方不明事件のニュース (ここは、藤子Aのうまい演出だと思う。さりげなくニュースをはさんでいる)が流れている。 魔太郎は、何故か食欲がなく、またあのラーメンを思い出して、舌をなめている。 (この映像は、ヒッチコックの映画に出てきそう。 ヒッチコックならば、舌だけをクローズアップするに違いない)。 そして、またその日のうちにラーメン屋に行き、* 主人の家に招待される。 ここで、題名を見るとオチがわかる。怖い話である。 *:主人の家は、大邸宅(何故、ラーメン屋をする必要があるのか?)でフカヒレのスープ、ツバメの巣、猿の頭だけの絵、そして、最後に最高料理の北京ダック(北京ダックの作り方の説明)が出てくる。
V: 104話(旧第11巻に収録)フランケンシュタインを愛する男 この話は、藤子不二雄Aの *1 面目躍如たる作品である。 映画好きで、特に怪奇な物(怪物くんはその味が全面的に出ている)が得意な藤子Aは、今回は、フランケンシュタインを愛するコレクターを書いた話。 冒頭のシーンは、他の怪物の絵。 怪物のビック3と言えば、ドラキュラ伯爵・狼男(満月を見ると狼に変身する。手塚治虫も「バンパイヤ」で、登場させている)・フランケンシュタイン(ボリス・カーロフの演じたフランケンシュタインが有名)の本を読んでいる魔太郎。 電車の中で、横には、フランケンシュタインに似た男。 その男の家に行く魔太郎。彼の部屋は、フランケンのグッズで、いっぱい。まさにマニアの部屋。 ただ彼が、まだ手にしていないフランケンの本があって、その本から物語は、展開する。 *2 以上私が選んだ話である。 *1:いかにもその人らしい特徴が表れ、世間の評価が高まるさま *2:39話は、マスクの話。98話は、グルメの話。104話は、マニアの話と「魔太郎がくる」は、バラエティにとんだ話が多い。他にヒッチコックの「サイコ」を参考にした作品も面白い
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『アニメ&漫画・特撮の中で、どの女性が好きだったか』 ということを検証する 2011/10
1位は、ナイスバディと頭脳。女性の武器を使って、男性から欲しいものを奪い取るテクニック。意外と優しい所もある。 2位は、クローン人間(未来の人間の一方向)であり、いつもクールな所。 3位は、とにかく強いが、なぜかクリリンと結婚する。強いだけじゃない。 4位は、いつも無茶をするバカボンのパパを暖かく見守っている所。 天才のはじめと出来のよくないバカボンに平等に愛をささげている。 5位、1位の峰不二子と共通している。ただ女性の武器を使って、男性には接しない。 またその点が今回5位になった理由である。 以上が選出理由である。 また将来変化する可能性あり(次点 メーテル、アンヌ隊員 他)
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『笑うせぇるすまんについて』 2011/07 藤子不二雄A氏の代表作は、「プロゴルファー猿」「怪物くん*1」等、異色のカラーの作品が多い。 「プロゴルファー猿」は、賞金稼ぎのプロで、ブルース・リーに似た強敵と難コースで闘う話が一番面白かった。 「怪物くん」は、怪物ランドの王子様とその家来(ドラキュラ・狼男・フランケン*2)が、人間社会にやって来る話。 お屋敷と普通の家の冷蔵庫がつながっている所と怪物くんが怒ると手がハンマーになったり、当時 大魔神(大映)の映画が流行っていて、転校生が普通の時は埴輪(はにわ)顔で、怒ると大魔神 まさに映画のパロディーである。 彼の作品で忘れてはいけない作品に「魔太郎がくる」がある。(週刊少年チャンピオンに連載。当時は「ドカベン」[水島新司]・「あばれ天童」[横山光輝]・「あばしり一家」[永井豪]が連載されていた)。 この作品は、普段はいじめられっ子(手塚治虫の「三つ目がとおる」[週刊少年マガジン]も同じ傾向がある)なのだが、彼の本当の姿は悪魔の子でその復讐が凄い。 現在カルト的な人気になっているらしい。 さて横道にそれたが(笑)、「笑うせぇるすまん」(原題「黒イせえるすまん」)は、いきなりその回ごとの登場人物*3に自分の名刺を渡し(この部分がセールスマンらしい)その人の深層心理を突き、毎回その登場人物を狂わせる。 非常にウィットに富んでいて、「世界ギミアブレイク」(司会:大橋巨泉、出演はビートたけし・石坂浩二・竹下景子 他)のTVの中のワンコーナーでアニメをしていた。 ちなみに笑うせぇるすまんの元になった顔は、大橋巨泉*4らしい(藤子不二雄Aのブラックユーモア「黒イせえるすまん」小学館に作品として掲載されていた)。 声*5は大平透(「マグマ大使」の敵のゴアの声で有名。太平はゴア*6そのものを演じていた)。 藤子不二雄Aの盟友F(「ドラえもん」「パーマン」「オバQ」)は、すでに他界し、手塚治虫・石ノ森章太郎も。。。 この「笑うせぇるすまん」は、なんと「ビックコミック*7」1968年(昭和43年)の作品で、現在読んでも面白い。ちなみに彼の名は、喪黒福造(弟がいるらしい)。名刺に書いてある。
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『しんちゃん死す』 2009/10 「クレヨンしんちゃん」[平成2年に「週刊漫画アクション」(双葉社)で、連載が始まりTV&映画化された 国民的人気キャラ]の作者の白井儀人氏(51)が、群馬・長野県境の荒船山で、遺体で発見された。 「オラは人気者」「象〜さん、象〜さん」と奇妙な言葉を吐いた幼稚園児のしんちゃん。作者は、真面目で、常識人だったらしい。 *「サザエさん」の作者も生涯独身だったらしい。景福を祈ります。 *:しんちゃんの作者は、家族はいた。顔写真は、公表しない主義だったらしい。 |
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『ニャロメ死す』 2008/08 猫が、「ニャロメ」と叫んだ漫画を生み出した *1赤塚不二夫(72)死去。 ストーリーは手塚、ファンタジーは石ノ森、ほのぼのは藤子、恐怖は楳図、色気は永井、 そしてギャグは赤塚。 このホームページでも、取り上げたが、昭和37年の「おそ松くん」から「ひみつのアッコちゃん」 「も〜れつア太郎」「天才バカボン」とTVアニメ化された。 *2ヘキサゴンなバカボンのパパは、*3植木等の役柄と同じで、「これでいいのだ」と言いはなつ。 *1:タモリを飲み屋で発掘したことも有名 *2:紳助の番組のおバカキャラの解答が面白い *3:「こりゃまた失礼しました」とコントの邪魔するタイミングは、絶妙だった |
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『釣りバカと』 2008/06 *「課長 島耕作」(週刊モーニング連載、作:弘兼憲史)が、遂にになった。 俗に言うスーパーサラリーマンである。女性にももてて出世するなんて夢物語である。 一方、*「釣りバカ日誌」(ビックオリジナル、小学館、作:やまさき十三、画:北見けんいち)は、釣りバカ(連載当初は、無趣味だった)で、出世にまったく興味ないが、のスーさん初め各界の実力者の知り合いが多い。 これもまた夢物語。 *1:島耕作シリーズは、1983年からの連載で、累計3000万部、講談社 *2:寅さん映画失き後のドル箱映画 主演:西田敏行 共演:三国連太郎 |
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赤塚ワールドへの招待 2006/10 楳図と同じく赤塚不二夫も漫画家50周年を迎えた。楳図の「恐怖」に対して、赤塚は、「ギャグ」。 特に主役を食う強烈な が特徴である。 「おそ松くん」に登場のイヤミ・チビ太。「も〜れつア太郎」のココロの親分・ニャロメ。「天才バカボン」の *1パパ。 特に「天才バカボン」は、週刊少年マガジン誌上 *2いろんな実験(現在は、週刊少年ジャンプの「こち亀」に受けつがれている)をしていた。 *1:特にパパの強烈な個性は、主役が途中からパパになった。漫画では、無職だがTVでは、当時の風潮からか、植木屋(正職についている)だった。 *2:1ページ1コマとかハードボイルド風とか作者の名前が変わったりとか、とにかく奇抜だった。 |
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あしたのジョーVol.2 2006/09 前回は、ボクシングの「華」(陽)部分のクロスカウンターを「あしたのジョー」で、説明した。 今回は、ボクシングの「陰」の部分の *1「八百長」を掲げてみる。ジョーは、*2力石を死に追いやったことが原因で、テンプル(こめかみ)つまり、頭部が打てなくなり、ドサ回り(地方回り)を余儀無くするようになる。 そこでは、「八百長」を強要される。しかし、元来不器用なジョーは、「八百長」ができない。今、話題の *3「亀田」は? *1:明治初年、通称八百長という八百屋が、相撲の年寄集との碁の手合わせで、常に一勝一敗になるようにあしらっていたことに起るという(広辞苑より) *2:力石は、ウエルター級(重い)をジョーのバンタム級(軽い)に下げるために過酷な減量をした。テンプルにジョーの強打を浴びた事と減量の為に死亡。本当(漫画なのに)の葬式が行われた。寺山修二や原作者の梶原一騎が、参加したのはもはや伝説化している。 *3:判定勝ちをした事 |
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楳図かずおの世界 2006/08 楳図かずおが、漫画家50周年を迎えた。 彼は、水木しげると並ぶ *1稀有な漫画家である。今年ウルトラマン40周年で、彼の *2楳図版ウルトラマンと *3バルタン星人が、発売された。 楳図の代表作は、「漂流教室」 *4「猫目小僧」「笑い仮面」「おろち」「恐怖」「まことちゃん」等、多数の作品がある。 もし手塚治虫・石ノ森章太郎・藤子不二雄・水木しげる・赤塚不二夫、そして、楳図がいなかったら・・・ *1:めったにないこと(広辞苑より) *2:半マスク(顔が半分出ている。旧仮面ライダーの後髪が出ていたことは有名) *3:ウルトラマンの第2話(作られたのは、一番最初らしい) *4:今年実写映画 |
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デスノート終了 2006/06 遂に *1「デスノート」が連載を終了した。 2年半という(最近の漫画は、やたらと長い。最初は、*2「ドカベン」からだろうか?1試合でどれだけ引っ張った事か・・・)短期連載だったが中身は濃い。 さて、私のベスト3の漫画は、現時点では
*1:オチは主人公の死で終了するが、ひとりの力では世の中は変えられない事を示唆している。 *2:週刊少年チャンピオン連載。水島新司(作・漫画)野球漫画なのに柔道編からスタートした。 *3:「空手バカ一代」「デビルマン」「デスノート」「包丁人味平」「サイボーグ009」「ドラゴンボール」等 |
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大リーグボール・巨人の星 Vol.1 2006/04 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、王JAPANは、キューバ(アメリカではないのか?)を破り世界1になった。 王監督は、世界記録保持者。大リーグのハンクアーロンのホームラン記録を塗り替えた。 昭和41年に連載が開始された「巨人の星」(原作:梶原一騎、漫画:川崎のぼる)は、 *週刊マガジンに連載。大リーグ1号・2号・3号で、巨人の星になった星飛雄馬の物語である。 *:後に、「あしたのジョー」と2作品で、マガジンの黄金時代を築く |
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ブラック・カレーって何? 2006/03 このブラックカレーは、包丁人味平(週刊少年ジャンプに連載、原作:牛次郎、漫画:ビック錠、グルメ漫画の先駆けである。)に出てくる。 *1カレーの魔術師の鼻田の最後の切り札は、なんとコールタールのような黒い(ブラック)カレーだった。 このカレーは、1度食べたらまた食べたくなるカレーで、カレーのルーを作るときに必要なスパイスの中に麻薬的なものも含まれているという *2原作のウンチクが、この作品をリアルなものにした。 *1:主人公の塩見味平と鼻田は、2大デパートの顧客獲得のための「カレー戦争」に巻き込まれる。ミルクカレーやスパカレー(スパゲッティ+カレー)とアイデア抜群 *2:現在では、「美味しんぼ」(週刊ビックコミックスピリット連載、画:花咲アキラ、作:雁屋哲、彼の他の原作に映画化された「男組」週刊少年サンデーがある。又、東大出身者としても有名)に受け継がれている |
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《あしたのジョー》 Vol.12006/01 年末のダイナマイトで、山本KIDがクロスカウンターでKO勝ちをした。 「クロスカウンター」と言えば、*1あしたのジョーである。 宿敵の力石徹との最初の対決で、丹下段平コーチは、*2体重差を埋めるためにジョーにクロスカウンターという必殺技を授ける。 しかしこの技は、タイミングを取るのが非常に難しいためにジョーは、*3ダウンにつぐダウン。 やっと1発のクロスカウンター。 これで、力石と両者ダブルノックダウンになった。 *1:原作 高森朝雄(実は、同時期に週刊少年マガジンで「巨人の星」が連載されていたために本名を使用したらしい)、漫画 ちばてつや(「ハリスの旋風」等) *2:ちばてつやが、原作を見て勝手にジョーよりも大きな男をライバルにしてしまった。ボクシングは体重制である。 *3:普通は、3ノックダウン制。1ラウンド中に3回ダウンしたら負ける。 |
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《水木しげるの世界》2005/08 もうすぐ公開の「妖怪大戦争」は、水木しげるが監修しているらしい。 彼は、手塚治虫が、SF的な漫画を書く事に対して「妖怪」を書かせたら第一人者である。*1 楳図かずおも「恐怖」を書かせたら天下一品である。 水木の作品は、 *2「ゲゲゲの鬼太郎」(原題:「墓場の鬼太郎」)。「悪魔くん」(メフィストと妖怪の闘う話、TV化の主演は、「ジャイアントロボ」の主演 故金子氏)。*3「河童の三平」(TV化)等 *1:「漂流教室」(映画化)が代表作。ウルトラマンを漫画化した事でも有名。特にバルタン星人の怖さは、楳図流であった *2:目玉親父、ねずみ男が主要キャラ *3:こちらの主役は「仮面の忍者 赤影」の青影を演じていた |
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『デスノートとバガボンド』2005'06 遂にバガボンドの2章が始まった この漫画は、吉川英治の原作としていながら、いつまでも不完全な武蔵(これは、作者自身も未完成なんだと訴えているようだ)と耳と口が不自由な小次郎(まだ燕返しは、会得していない)、天才的な吉岡清十郎(原作では、ヒヨワな2代目)と少し違う。 デスノートの2部はLの死後、その志を継いだ二人の後継者のニアとメロが、二人で協力して、キラ(月)を(*)倒すと思ったら・・・ *:実際の漫画では、ニアとメロは別々の行動でキラを捕まえようとしている。最近の漫画の中で、展開(ストーリー)が1番読めない |
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『DEATH・NOTE』について 久々に次週を期待してしまう漫画に出会えた。 思えば、同じ週刊少年ジャンプの「ドラゴンボール」(フリーザ編)以来である。そして、主人公の悟空よりもフリーザ(いかにも冷たい)の強さ・冷たさに興味を持った。 過去私の3大悪役ヒーローを掲げろと言えば・・・
《選出理由》 (*2)@ABとも共通している所は、(*3)狡猾(こうかつ)な所。 もうひとつは、「女性的・美」そして、力・技・反則を兼ね備えている所である。 @の高岡健太郎やタイガーに加えた反則は、すさまじい。 (*4)Aのクリリン殺害シーンやベジータを苦も無く精神的に追い込み倒すシーン、 BのFBIの調査官並びに死神を使って(本来死神が落としたノートから間接的に人を殺せるのだが・・・)間接的にLを殺すシーンは、芸術的とさえ言える。 *1:ABが原作に登場するのに対し@は、アニメのみに登場。その美しさは、一度アニメを見てほしい。主人公のタイガーより数段美しい *2:ランク外では「ガッツ星人」(ウルトラセブン)「ロック」(バンパイヤ)「サタン」(デビルマン)等が掲げられる *3:わるかしこいこと(広辞苑より)、悪賢くずるい(漢和中辞典・角川書店) *4:第2変身と第3変身の各変身時にそれぞれ行った |
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『ヒーロー(?)』 悪役のヒーローの次は、やはり「ヒーロー」の登場である。ベスト5を掲げる
《選出理由》 @は、とにかく自由に生きている事である。長男はやさしく、次男は天才児で、ママは美人。 Aは、宿題があるのにしない事である。しかも、こののび太もしずかちゃん(美人で優しい)と結婚。 Bは、他人の家でおだやかにうまく生活していて、明るい奥さんと小さい子供がいる。 Cは、頭はいいのだが、女性(特に不二子、ナイスバディで声が艶っぽい)に弱いところ。 Dは、物凄くノロマだけど、実は、スーパーマンである点。 *:「ウルトラマン」の科学特捜隊のメンバー。メカニック担当で情にもろく「ジャミラ」の所を参照してください |
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手塚 治虫の『バンパイヤ』 先頃、手塚治虫マガジンに単行本1冊分の『バンパイヤ』が、載った。この作品は、昭和40年代に水谷豊主演で、実写ドラマ化された。 主人公は、狼少年(この一族は、獣に変身する)で、変身した後はアニメーション、変身前は実写という変わったTVドラマ(モノクロ)だった。 この作品は、手塚の変換期の作品で、サブ主人公が、(*1)ロック。悪が主役級になるのは、当時めずらしかった。手塚本人も(*2)狂言回し役で登場。 *1:彼は、バツグンの頭脳と変装の名人でもある *2:主人公ではないがその作品の進行に重要な役割をつとめる役(広辞苑より) TVドラマでは本人の役でチョイ役だった |
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バガボンド 20巻(小次郎遍)について 以前、漫画の項で、『バガボンド』を紹介した。 特に小次郎が耳が聞こえなくて、口が不自由な設定が、面白いと書いた。 この巻は、武蔵(たけぞう)と会う前の小次郎を描いた完結遍。まだ燕返しのワザなどは、出てきていないが、『剣士』としての小次郎を理解するためのプロセスとしては、一級品。(*)強い男(剣士)は、必ず強い男を求めてしまう(*2)性(サガ)がある。これが、また武蔵との戦いに繋がる。 *1:将棋の羽生が、プロになった理由として有名 *2:もって生まれた性質や宿命(広辞苑より) |
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”赤影”と”ウルトラセブン” 『赤影』は、(*1)隠密剣士((*2)月光仮面の大瀬康一)の後に続く本格忍者(役者本人が、実際に馬に乗ったり、宙づりされたりした)の番組であった。 赤・青・白と当時のカラー作品に生えるように作られた(主演の坂口氏は、昨年他界)。 『赤影』と『ウルトラセブン』は、共に昭和43年度に同時期の他局で放送された。 共通する所は、”赤い仮面”と”赤いウルトラアイ”で、どちらも赤いのは、やはりインパクトを考慮した? *2:仮面ライダー以前のオートバイのヒーロー「どこの誰だか〜」で始まる歌は超有名 |
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『ウルトラマンとマグマ大使』(昭和40年代) ウルトラマンは、M78星雲からやってきた巨人(40m)で(*1)マグマ大使は、地球の創造主アースが造った(*2)ロケット人間(ロケットが変形する) ウルトラマンは、円谷作品(他に今年ファイナルを迎える『ゴジラ』等がある)であるが、日本で最初のカラー特撮(ウルトラマンの放映より1週間早かった)は、『マグマ大使』で、作った所は、(*3)ピープロ(他に『ライオン丸』『宇宙猿人ゴリ』他)であった。 ちなみに、アニメの最初は、『鉄腕アトム』 *2:マグマ大使は、6〜10mである *3:ピープロの創始者のうしおそうじ氏 死去していた、今年の3月らしい |
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『ベータカプセルとウルトラアイ』 『ベータカプセル』は、ウルトラマンの変身時に使う道具(手でスイッチを押すと発光)であり、『ウルトラアイ』は、(*)ウルトラセブンの変身時に使う道具(両目をこの道具でふさぐと、頭部から徐々に変身する)である。 『ベータカプセル』は、よく隊員服から落ちて、少し手の届かない所で、ハヤタ隊員が四苦八苦して変身。 対して、『ウルトラアイ』は、よく盗まれていて、それを取り返してダン隊員が変身。対比が、楽しい。 *:現在、CS放送でオンエア中 |
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『鉄腕アトムと鉄人28号』 横山光輝氏(69歳)が、亡くなった。 彼の(*1)代表作の『鉄人28号』は、正太郎少年の持つコントローラーで、善にも悪にもなる『意思のない』ロボットで、軍事用に作られた『戦闘ロボット』だった(これに類する作品は、『ジャイアントロボ』同じ横山光輝作と『マジンガーZ』永井豪作がある) 対する(*2)手塚治虫の『鉄腕アトム』は、天馬博士が、子どもを失くしたために作られた『意思のある』ロボット(これに類する作品は、『ドラえもん』藤子不二雄A作がある)。好対照の作品である。 *2:『ジャングル大帝』『リボンの騎士』『ブラックジャック』『三つ目が通る』『バンパイヤ』他 漫画の神様 |
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『最近の漫画と過去の漫画のお薦め』 『ナナ』の10巻。 勝気なナナの急展開。過去の恋人と一緒の所をフライデーされて、過去をつつかれ、マスコミメディアに追われるナナ。 それは、彼女の所属するロックグループを売るための策略だった! 『花より男子』(神尾葉子)が終了。女の子読むべし。 以下に現在・過去のお薦めの漫画を(一部)記す。 『カイジ』 『アカギ』(福本伸行) 『カバチタレ』(難波金融道の故青木雄二監修・過去に常盤貴子主演でTV化) 『ゼロ』 『はじめの一歩』 『クローバー』 『しゃにむにGO』 『ラーメン発見伝』 『華麗なる食卓』 『包丁人味平』 etc. また次回 |
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『ナナ』の検証 今、女性達の間で「NANA」(集英社)が、好調である。 男性達の間では、「バガボンド」(いわゆる、宮本武蔵の物語。宿敵の燕返しの物干し竿の長刀を使う小次郎の視点が、斬新。口も耳も不自由設定は、従来の小次郎像とは違う) この「NANA」は、同じ名前(ナナ)と言う少女2人のお話。2人の女性の性質は、1人は、オッチョコチョイで、浮気っぽくかわいい「ナナ」とボーイッシュで、髪も短く、ストレートな性格で、ロック歌手(ボーカル)をしている男性的な「ナナ」。 2人の視点と行動の違いが、物語に変化をつけて面白い。現在は、前者の女性(女の子と言ったほうが妥当か?)が、妊娠して、ロック歌手の男性と一緒に暮らしている。なんと家賃70万円のマンションに住んでいる。 さて2人の「ナナ」の行く末は・・・ 「NANA」・・・作者:矢沢あい 「バガボンド」・・・作者:井上雄彦。代表作に「スラムダンク」(バスケットボール漫画)がある |
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『ルパン三世』 有名な怪盗ルパン(ルブラン作)の孫という設定(原作モンキーパンチ)。峰不二子(マリリン・モンローを思わせるナイスバディの女性)、バイクを乗ったり変身したりと八面六臂の活躍。「ルパァ〜ン」という猫なで声を使う時は、、ルパンの敵にも味方にもなる。 他に銭形警部(御存知、大川橋蔵主演の銭形平次の子孫、但し平次親分のように賽銭は、投げない)五右衛門(釜ゆでの刑で有名な大盗賊石川五右衛門の子孫)は居合抜きの達人、次元(拳銃の早撃ちのプロ)というのが主要なキャラ。ルパンは、女性好きだが、盗みにかけては天才。故山田康雄の声のルパンが懐かしい。 |
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『マジンガーZ』 永井豪の作品。後にガンダムと続く巨大ロボットヒ−ローの元祖。ホバーパイルダーに乗った主人公、兜甲児が頭部の開いたところに装着して、操縦する。豪の他の作品には、「デビルマン」「ハレンチ学園」「キューティーハニー」がある。 |
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『仮面ライダー』 故石ノ森章太郎が、作った等身大ヒーロー。月光仮面が、バイクで乗ったのをヒントに作られた。 顔はバッタで、人造人間という設定。悪の結社ショッカーと闘う。一代「変身」ブームを作った。変身ベルトが、画期的な発想。後にバンダイより商品化。現在、放映中のファイズも受け継がれている。 |
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『こち亀』・・・こちら葛飾区亀有公園前派出所 現在も週刊少年ジャンプに連載されている。100巻を越えて、現在「ゴルゴ13」を抜き、日本一巻数の多い漫画。警察官なのだが、その活動範囲は広く、フィギュア集め、プラモ造り、格闘技、アイデアマン、すし職人と幅が広いのが、人気の秘密。他のキャラは、部長(昔気質、盆栽、剣道が得意)、中川(超美形&金持ち、初めは軽薄なキャラだった)、麗子(ナイスバディで金持ち、アグネス・ラムをモデルにしたと思われる) |
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『ウルトラマン』 仮面ライダーに対して、巨大ヒーロー。設定は、身長約40m位。シンプルなデザインで、胸のカラータイマーは、地球上では、3分間しか、活動できない(本当は、当時特撮は、お金がかかったために作り出された設定らしい)。怪獣を追ってM78星雲からやってきた宇宙人。 後に、セブン・帰ってきたウルトラマン・Aとウルトラ兄弟を形成する。最新作は、「ウルトラマンコスモス」。ウルトラマンは、ベータカプセルで「変身」する。セブンは「ウルトラアイ」という眼鏡を掛けて「変身」。セブンは、カプセル怪獣ウィンダム、ミクラス、アギラを操る。 |
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『サザエさん』 戦後すぐの長谷川町子の作品。現在では失われたほのぼの家族漫画。サザエ、カツオと海に関係した名前が、特徴。S44よりTV放映開始、今なお、放映中。 |
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『エースを狙え』 を検証 テニスの項で、掲げた「エースを狙え」は、初めは素人だった主人公(岡ひろみ)が、ラストでは、当時世界のトッププレイヤーのキング夫人と闘うまで成長するテニス漫画で、テニスブームのキッカケとなった漫画である。 今のテニス漫画は、「ヒカルの碁」 「ドラゴンボール」が、連載されていた週刊少年ジャンプに連載されている「テニスの王子様」。現在、TVでもオンエア中である。 さて、この「エースを狙え」は、素人同然だった岡が、宗方仁コーチの目に止まり、憧れの先輩お蝶夫人(蝶のように優美な動きをする女性テニスプレイヤー。家が金持ちで、宝塚の華麗さを持つ超お嬢様、「ガラスの仮面」の姫川亜弓に似ている)やジャニーズ系の藤堂先輩との恋、しかもコーチの宗方が、不治の病とさすが女性漫画の王道を行くだけあって、女性に受けるための要素が宝石のごとくちりばめられている。フルコースの料理を思わせる演出である。 |
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『プロゴルファー猿』 について ゴルフの項で紹介しました藤子不二雄A作品『プロゴルファー猿』の話です。 この藤子不二雄Aは、亡 藤子不二雄Fと組んで、2人で1つのペンネームを使っていました。Aの代表作は『笑うせえるすまん』、『怪物くん』、『魔太郎がくる』等ブラック色の強い作品が持味で、一方Fは、『ドラえもん』『パーマン』といったほのぼのとした所が持味の作品が多いです。 『プロゴルファー猿』は、当時週刊サンデーに連載されており、賞金稼ぎのプロゴルファーで猿のような顔をして、素足で自作のドライバー1本で勝負するタイプでした。見物は、ミスターXと名乗る正体不明のボスの手下のゴルファーとの死闘で、最後は、当時カンフー映画で有名なブルース・リーに似た香港(今SARSで有名ですが・・・)のプロゴルファーでした。 ヌンチャクとトンファー(いづれも本来武器ですが・・・)をドライバーとアイアンに見立てた事は、必見。しかも、ドラゴン(竜)のコースは、難攻不落のコースでした。 |
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『「ガラスの仮面」 の 「奇跡の人」』 について 演劇の項でも述べたが、『ガラスの仮面』(S.51より雑誌「花とゆめ」に連載、単行本42巻。現在、休載中。いつ再開されるかまったく予想ができない、演劇漫画)の中で「奇跡の人」のシーンが出てくる。 ドジでのろま(「ドラえもん」ののび太のようだが)だが、こと演技にかけては天才的なマヤと天才的な演技技術をもつ亜弓(「巨人の星」の花形満のように金持ちでサラブレッド)とのヘレン役の対決。 この漫画では、ヘレン役のオーディションがある。マヤはヘレンそのものを、亜弓は、偉人であるヘレンを追求する。 結局2人のダブルキャストになる。水が言葉を発するキッカケになる「奇跡の人」の最大の見せ場では、亜弓は、電気で感電したような演技を、マヤは、風船が割れる瞬間にヘレンに「 水 」という言葉が生まれるとした。 この『ガラスの仮面』については、まだまだ語りつくせないので、また機会を見て述べたいと思う。 |
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『タイガーマスク』 について 最近DVDラッシュである。私も御多分に洩れず購入している。まずは、映画『ハリーポッター』『スパイダーマン』『千と千尋の神隠し』『怪獣王子』他。 その中でタイガーマスクのDVDボックスのNO1を購入した。この巻には、タイガーマスクのプロモーションビデオが入り、だいたいのストーリーが入って面白かった。 タイガーの顔がアニメーション用ではなく原作の感じだったし、ミスターXの声も違うかったしと30年ぶりの新発見である。 さてさて今回わざわざタイガーマスクを取り上げたのは、『虎の穴』について書きたかったからです。 『虎の穴』・・・悪役レスラー専門(特化)の組織。タイガーマスクも元は、ここのレスラー。彼は、『ちびっ子ハウス』を助けるために組織を裏切る。 その日からタイガーは、来る日も来る日も『虎の穴』の出身レスラーに狙われる。『ライオンマン』『ゴールデンマスク』『エジプト・ミイラ』『ミスターノウ』と 数知れずのレスラーとの闘いの日々・・・ そして、ついに3人の支配者の登場。伝説のレスラー『ブラック』『ビック』『キング』の3人のレスラーに親友のミスター不動は、死に到らされる。 『イエローデビル』として、タイガーに挑戦して現在味方になった高岡健太郎は、 最強のボス『 タイガー・ザ・グレイト 』により瀕死の重傷を負わされる。 このグレイトは、『ブラック・ビック・キング』を育て、虎の穴を作った。彼は、『ブラック』の スピード 、『ビック』の パワー 、『キング』の 反則 と3つの力 (彼は、劇中ではミラクル3と名乗り初登場、高岡健太郎の対戦の時に初めて、その死神の正体ホワイトタイガーで胸にどくろを付けている死刑執行人として登場。 非常にカッコイイ)を持っていた。 最終回とその前回の1時間、よく当時子供番組でここまで描いたものだと伝説化するほどのタイガーマスクとグレイトの死闘、書面でその迫力を伝えられないのがもどかしい。 〜ここで 『虎の穴』 を検証〜 タイガー・ザ・グレイトという天才的プロレスラーは、強すぎて敵がいなくなった。そして、彼は自分の3つのミラクルを3人のレスラーに与え、 彼らを伝説のレスラーとして虎の穴の支配者にした。『虎の穴』を悪役(ヒール)専門にしたのも凄い発想である。その支配者を頂点に自分はあまり表面に出ずに裏から操るところも特筆すべきところである。 ミスターXというマネージャーは、そんな支配者達の下僕である。凄い支配者階級である。 |
囲碁・将棋 |
『永世七冠の凄さ』 2018/01 遂に渡辺明竜王から、竜王を奪取した羽生善治(47)。 前回の対決の時は、渡辺が勝利して、初の永世竜王(5期連続)になった。 そして、今回の羽生氏は、7期獲得(タイトルごとに条件が違う)した事で、永世竜王になり七冠同時より高いレベルの全冠永世を達成。彼は、チェスも日本チャンピオンらしい。 どう表現していいのか、わからないほどの偉業を成しとげた羽生。 しかもタイトル99期。なんとあと1期のタイトル防衛で、100期に達する。 前回述べたように、もし、羽生が出てこなかったら谷川が、時代をリードしていた。 そして、羽生の著書を読んだが、将棋の話でないのに発想が、面白い。 文章を書かせてもなかなかだと思う。 私の好きな天才は・・・
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『5人目の中学生棋士の登場』 2017/10 1人目は、引退されて、TVで活躍されている加藤一二三(ひふみ と読む)。 2人目は、谷川前会長。光速の寄せと言われ天才とは、まさしくこのタイプを指すだろう。 3人目は、二冠(七冠を25歳の時に達成)の羽生(ハブ)善治。 しかし、谷川棋士は、羽生の登場がなかったら、何冠ぐらいとれたのだろうか?超天才。もう出てこない棋士だと思う。 4人目は、渡辺明永世竜王(彼も二冠)。彼の妻の漫画が面白いらしい(棋士の日常生活を描いているらしい)。 5人目は、プロデビュー以来、29連勝といきなり大記録を作った藤井聡太四段(プロは、四段からスタート)。 先日、NHK杯で、しかも異例の生中継で、名人の永世資格、竜王にもなっている森内俊之(フリー制に現在は、籍を置いている)になんと勝利してしまった。 29連勝の最初の相手が、加藤一二三というのも・・・
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『井山、遂に未到の七冠へ』 2016/05 「棋聖」「本因坊」「碁聖」「名人」「王座」「天元」と六冠だった井山裕太氏(26)が、「十段」を取り「七冠」独占。 同時に七冠独占をした将棋(井山氏は)の羽生氏(ハブ)も独占時25歳だった。 20年前から四冠を持ち続けているのは、驚異である。 相撲の白鵬が、大鵬の32回の優勝を抜いた。35年前には王選手が、世界記録のホームラン王になった。 神がかった物が、彼らには、あるのか? ゴルフのタイガーウッズが、二クラウスのタイトル獲得を破る勢いだったが、最近、腰を痛めて不調である。 「ヒカルの碁」で、を始めてみたものの、これだけ難解だとは、思わなかった。 最近は、に続いてAI(人工知能、artificial intelligence)が、外国の囲碁のプロに勝つようになってきた。 データから割り出されるである。将来のAIは、もも越える可能性がある。 人間は、どのように対応するのか
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『*1才人、*2散る』 2013/01 米長邦雄氏(69)、永世棋聖。日本将棋連盟会長死す。 昨年1月、「第1回電王戦」で、コンピューター「ボンクラーズ」(*3 ぼんくらへの皮肉か?)に敗れた。 コンピューターの進化は、チェスのチャンピオンを敗り、将棋の世界にも・・・ さて、米長氏は、コンピュータとは、対極(反対)の人である。 実に人間らしくて面白味のある人だった。将棋に負けると激怒し、勝つと大変喜ぶ人。 著書に「勝負の極地」(クレスト社)がある。 その本は、囲碁の藤沢秀行氏との共著、対談であったが、二人とも人生の達人同士の会話である。 米長氏は、50歳で史上最高齢の名人になり、かたや藤沢氏は、66歳で王座を獲得。 コンピュータ化する現代社会。 効率・利益重視の世の中にお二人は、似付かわしく(ふさわしい)ないのかもしれない。 *1:才知(才能と知恵)のすぐれた人。才能のある人。 *2:(比喩的に)人がいさぎよく死ぬ。戦死。 *3:盆暗と書く。バクチ用語で、ぼんやりしていて、ものがわかっていないさま。 *4 うつけもの *4:空け者・果気者。おろか者。のろま・うっかり。 以上、広辞苑第六版 岩波書店 |
『シュウコウ先生 去る』 2009/06 囲碁界の巨星、*藤沢秀行(83歳)氏が、永眠。 将棋の米長邦雄(現日本将棋連盟会長)氏との対談本「 」(クレスト社・平成9年3月20日・初版)が、断然面白い。 お2人の対談で、面白い部分は、女性問題でも有名なシュウコウ先生が、 その本の P226に「女房を粗末にしてはいけない」と述べている。 3年もの間、女房に会わなかった人の言葉とは到底思えない(笑) 50歳から、が強くなったらしい。 *:棋聖6連覇、66歳で王座を奪取。七大タイトル史上最高齢タイトル防衛記録(67歳) |
『竜虎登場』 2009/05 竜は、井山裕太八段。 二十五世本因坊の趙治勲との *対局(関西棋院・関西総本部にて)。 趙のお株を奪う模様荒らし。さすがに趙の最少年記録優勝を抜いただけの実力を示した。 虎は、現在女流本因坊と名人を合わせ持つ謝依旻(しゃ・いみん)。彼女は、台湾出身。 先日行われたNHK杯の第1回戦で、男性に対して中押し勝ち。 しかも、局面を読み切っての勝利。 どちらも19歳。「竜虎対決」が、待ち遠しい。 *:名人戦のリーグ |
『死闘!初代永世竜王、ハブ vs マングース』 2009/01 永世七冠に王手をかけていた羽生名人(現在四冠)が、竜王戦7番勝負を3連勝し、あと一歩で 初代永世竜王(通算7期か連続5期)を手にするので、夢の永世七冠達成と誰もが思っていた。 しかし、現在竜王4連覇で、この21期竜王戦を制覇すれば、 こちらも初代永世竜王になる渡辺明竜王(24)は、*1史上初の4連勝で、初代永世竜王を獲得した。 羽生世代からやっと次の世代に移るのかは、まだ不明。 対戦成績も9勝9敗と五分。*2しかし・・・ *1:将棋界では初。囲碁界では、過去にあるらしい。(3連敗して4連勝) *2:渡辺明竜王は、まだBクラス。Aクラスにならないと名人に挑戦できない |
『ヘボ囲碁の勧めT』 2009/01 やっと自分の囲碁観を書けるようになりました。 私が囲碁を始めるキッカケは、「ヒカルの碁」と書きたい所ですけど、イギリスに留学(留学するための旅行と明記する方が正しい)した時にケンブリッジの大学寮内で、数学の学者の人と話す機会(もちろん、こちらは *ブロークンイングリッシュで、対応しましたが)があり、 趣味が囲碁だと言っておられた事からです。 囲碁をすると世界にお友達ができる。 つまり勝敗よりもその事をする効用から始めたのです。つづく・・・ *:壊れた英語(Broken English)。意味通じてたのか(笑) |
2007/08 森内俊之名人(36歳)が、通算5期で永世名人を獲得。 名人位が実力制になってからの永世名人は、木村義雄・大山康晴・中原誠・谷川浩司に次いで。 十八世名人は、羽生が4期獲得なので、確実視されていたが、20代に無冠だった森内氏が、羽生を追い抜いたのは・・・ 以前羽生七冠王の時に本人とお話しをした事があるが、その時は、羽生氏との少しの違いを重くみていた。 さて、その少しの違いは、今はどうなっているのだろうか?
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「シュミレーション」と「感性」 2007/04 羽生三冠が、遂に永世王将を獲得。34年ぶりの大山康晴永世名人以来の記録(2人目) 趙治勲十段が、NHK杯を制して、70個目のタイトルを獲得。2人の人物を私見で述べると・・・ 羽生氏は、あらゆる場面を想定して考える〔シュミレーション将棋〕。 対する趙氏は、どんなささいな石でもその石のを感じる〔感性囲碁〕。 どちらも他者には真似のできないオリジナル性がある。2人の天才に乾杯。 *:2人の共通点は、髪がクシャクシャな所 |
(*1)「ハブ」と(*2)「マングース」 羽生(ハブ)が、2冠に復位して、王座(*3)13連覇達成。これは、名人13連覇を成し遂げた超人大山康晴に並ぶタイ記録である。 一方、渡辺(マングース)は、竜王戦(対森内三冠)の初戦を勝利した。その静けさは大山の将棋を彷彿(ほうふつ・よく似ている)する様である。 羽生には、苦手な人が今までいなかった。しかし、この渡辺が恐らく最強のライバル(天敵)になるような気がしてならない。 *1:ハブ・・・クサリヘビ科の毒ヘビ。攻撃性が強く、猛毒を持つ(広辞苑より) *2:マングース・・・ジャコネコ科の一亜科の哺乳類の総称。ヘビを恐れない。 ハブの駆除用に沖縄や奄美に移入されて野生化(広辞苑より) *3:13年連続、タイトルを保持する事を意味する |
将棋界に次の波が・・・ 羽生が、一冠になり、森内三冠、谷川二冠、佐藤一冠になり、将棋界もこれで安定期と思っていたら、竜王戦の決勝に、羽生が残れなかった。5年連続記録もストップ。 まだ挑戦決定ではないが、渡辺明五段が、森下卓九段と挑戦決定に挑む。 彼は、20歳で、加藤一二三、谷川浩司、羽生善治に続く(*)中学生棋士。去年は、羽生とタイトル戦を戦い、惜敗。 仮に渡辺が、森内の持つ竜王を奪取できれば、間違いなく彼の時代の幕開けである。 *:中学生(13〜15歳)で、プロの仲間入りをした事を指す |
『万波佳奈、初陣』 囲碁のトーナメントに昨年はアシスタントを務めていた万波佳奈(20歳)が、女流棋聖を獲得した事で、NHK杯(早碁)に初登場。 対戦相手は、淡路九段。残念ながら中押し負け(囲碁では、大差が確認された場合に途中でリタイアする)だったが、昨年の可愛いアシスタントが急成長。 解説は、大三冠(棋聖・名人・本因坊)をもっていた趙治勲(*)。 将棋の羽生が、クールな解説をするのに対して、治勲はホットな解説だった *:彼の著書『地と模様を超えるもの』(河出書房新社)は必読 |
『羽生11年ぶりに二冠になる』 最近の将棋界は、荒れているので、今回より始めます この情報は、『週刊将棋』やメディア等を元に構成されます 前人未踏の七冠(*1)を成し遂げた羽生(ハブ)が、何か変だ。先日の早将棋も決勝まで行ったが、かつてのサエがない。闘志も失くなったのか、それとも・・・ *1:七冠とは・・・『名人』『竜王』『王将』『王位』『棋王』『王座』『棋聖』の7タイトル |
『ヒカルの碁』 と 『ドラえもん』 について 『囲碁』のページに、『ドラえもん』の話をするのは、どうかという皆様の意見は、もっともですが、少し聞いてください。 『ドラえもん』は、未来からのび太を助けるべくやってきた未来型ロボットです。手塚治虫作の『鉄腕アトム』と違い、こちらはあまり悩まずにちょっとドジだが一生懸命にのび太を助けます。 面白いのは、のび太がいろんな意味で成長せず、ほぼ小学生5年生位(これは、『サザエさん』の設定と似ています)のままだという事です。 もし、のび太にドラえもんがいなければ、ジャイアン(常にのび太をいじめるいじめっ子でケンカ早く、音痴‥どこかの会社の上役にいそうですね)の妹のジャイ子と結婚するのを憧れのしずかちゃん(作者は、静御前をイメージしてるのでしょうか)と結婚させるために『ドラえもん』は、未来からやってくるのです。 一方、『ヒカルの碁』は、藤原佐為という平安時代にいた囲碁の棋士が、相手の策略で、悲業の死を迎え、彼の浮遊霊が、虎次郎という囲碁に才能のある子供に乗り移り、やがて彼は、史上最強の棋士である『本因坊秀策』となるのです。 この『秀策』は、本当に実在しているために物語を盛り上げ本格囲碁漫画(今までで囲碁の漫画は、なかったそうです)として充分囲碁をしている人にも納得させる(監修に梅沢由香里という女性の棋士の存在も見逃せません)物語になりました。 しかし、佐為は、秀策が死んでも成仏できず、遂にヒカル少年に乗り移り(ここで、もし霊について知りたい方は、『うしろの百太郎』 つのだじろう 作をぜひ一読下さい)、『神の一手』をきわめようとします。 私の予想では、佐為は、先の『ドラえもん』と同じように常に主人公の側にいてるものだと思ったのですが、ヒカル少年は、のび太君と違い、素人であったはずが、現在連載中の週刊少年ジャンプでは、 プロとなり日中韓の日本の代表選手として活躍しています。主人公が成長したためにある日、『佐為』は消えます。 しかし、この『ヒカルの碁』は、佐為の存在(思考)がキーなので、ヒカル少年よりも佐為(『天才バカボン』のパパがいつのまにか、バカボンより主役になったように)の登場が、待たれます。 なにわともあれ『ヒカルの碁』で、少年・少女達は、囲碁に興味を持ちブームになりました。かくゆう私も御多分にもれず、始めてみたのですが、この話は、次回に譲る事とします。 |
格闘技 |
熊殺しウィリーの死 2019/06 地上最強の男は、ウィリーウイリアムズではなかったか? 67歳の死は、早かったが、極真空手の象徴だった。 彼の属していた極真会館の大山総裁は、47頭もの牛を殺した。 映画の宣伝で、熊と対決したが、どうも熊が本気で闘っているようには、残念ながら見えなかった。 しかし、300sを優に超す熊と闘って、絵になる男もいないのではないか。 そして、第二回世界大会の強さは、すさまじいものだった。 ハイライトは、佐藤俊和氏をパンチで、KOした事だろう。 そして、異種格闘技戦。プロレスラーの猪木との闘いは、両陣営殺気だっていた。 ただこの試合は、八百長だったらしいが、それでも面白かった。 ウィリーの軽いフットワークが、素晴らしい。 力道山と木村戦も八百長だったらしいが、力道山は、木村を殺気だって倒した。
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白覆面の魔王死す(88歳) 2019/04 力道山(昭和38年12月、ヤクザに刺されたことが原因で死亡。まだ39歳の若さだった)、このホームページで掲げた初代タイガーマスクのダイナマイト・キッドのように好敵手だった。 デストロイヤーと力道山のTVの視聴率は、歴代4位の60%を超えるものだった。 必殺の「足4の字固め」は、小学生の中でもはやり本当に痛かった。 デストロイヤーは、その頃は、「白覆面の魔王」だったが、後には、「気になるチャンネル」で、和田アキ子やせんだみつおとからみ、バラエティでもなかなか人気者だった。 しかし、素顔を見せず、しかも今回なんと大学院出のインテリだとわかった。 「千の顔を持つ男」ミル・マスカラスとデストロイヤーの夢の対決は、未だに憶えている。 力道山の弟子のジャイアント馬場ともよく闘っていた。 なかなかこれだけのキャラクターの選手は、出てこないように思う。
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※タイガーマスクについて U 2019/01 初代(二代目以降がいる)タイガーマスクのデビュー戦の相手のダイナマイト・キッドが、死去(60)。タイガーマスクには、三つのパターンがある。 【原作】 「ぼくら」という漫画雑誌に連載(原作:梶原一騎、画:辻なおき)ラストは、交通事故で、死亡。その頃は、週刊少年マガジンに連載。 何故か、その号は、仮面ライダーも最終回。 【アニメ】 原作と同じ「黄色い悪魔」と呼ばれるほどの反則専門。これは、出身の「虎の穴」のオキテだった。 正統派レスラーに転じたために「虎の穴」の刺客が、次々とタイガーを殺そうとする。 アニメには、支配者たちが、まぼろしのレスラー「ブラック」「ビック」「キング」いづれもタイガーのマスク。 ラストは、ボスのタイガーザグレートの死闘。と原作と全然違う。 【現実】 昭和56年に当時タイガーマスク二世が放送されていたので、スタイルは、似ていた。 しかし、三つに分類される事は、きわめてめずらしい。
※漫画&アニメ特撮の項を参照してください。 |
神の子、去る 2018/10 まだ、41歳。一か月間のガン宣言で、去った。一番のベストバウトは、魔裟斗(マサト)と思う。12月31日に、放送された。 「あしたのジョー」梶原一騎のペンネームの高森朝雄とちばてつやの黄金コンビ。 最近、西城秀樹は、梶原の「愛と誠」の主人公(第一作のみ)だったが亡くなった。 どんどん有名な人(TVで、観てきた)が亡くなっていく。 山本KIDは、姉と妹がおり、どちらもレスリングの世界チャンピオン。 そして、妹は、なんと野球で有名なダルビッシュ有の妻である。姉も格闘家と結婚している時もあった。 まさに格闘一家(父もレスリングの選手)。しかし格闘技ブームは、去った。 先日、中尾ミエ、伊東ゆかり、園まり(スパークリング娘)のファイナルコンサートを観てきた。 観客を舞台に上げて、*ツイストを3人娘と踊って、ほほえましかった。
※1960年代前半にはやったダンス(ウィキペディア) |
モハメッド・アリの死 2016/07 私が、彼を知ったのは、なんと、「愛と誠」(作 梶原一騎、画 ながやす巧)。 愛は、早乙女愛、後に同じ「愛と誠」映画版の三部作で、同じ名前で、役名をもらい、後には、早世。 三部作とも彼女が、演じたが、誠の役は、三部作とも違い、ちなみに一部は、西城秀樹(郷ひろみ、野口五郎と三人で新御三家と呼ばれた。旧御三家は舟木和夫、橋幸夫、西郷輝彦である。西郷は、後に「どてらい男(やつ)」という俳優業に移っていく。)だった。 前置きは、長くなったが、漫画の主人公 誠は、一人のボクサーのポスターの前で、つぶやいていた。 その言葉は、原作を見て頂くとして、その時は、カシアス・クレイ(後にモハメッド・アリ、ムハメッド・アリとも読むらしい)。 プロレスラーのアントニオ猪木と異種格闘技戦を日本で、行った事も有名。 ヘビー級(19回防衛)なのに *「蝶のように舞い、蜂のようにさす」と形容された華麗なボクサーだった。 ※これは、重い階級なのにフットワークが蝶が舞うように軽く、しかもパンチは、まるで蜂にさされるように鋭いという事を表現している。 |
北の湖理事長、*1死去2015/12 私の誕生日(5月16日)が同じ人、血液型は、AB型(川島なお美、杉本彩、菅野美穂、アントニオ猪木、島田紳助、力道山)と血液型(私は、O型)で、私と違う。 私は、大鵬時代は、巨人V9(巨人の星)、O(王)N(長嶋)率いるジャイアンツを応援していて、現役の大鵬は、見ていない。 北の湖は、私の高校時代に、輪島や千代の富士と共に闘って、最初の大阪場所での見物も当時、横綱北の湖関を観るために行った。 とにかく、器用な人で、巻き返しは、天下一品。 (人気は、貴ノ花〔初代〕の方が、人気があった)として、堂々としたを取る人物であった。 こんなに早く亡くなるとは、坂東八十助(*2近松心中物語、共演 高橋恵子)以来ただただショックである。 *3優勝24回という回数よりも、相撲の天才だったと・・・*4大鵬ともし、戦っていたら?
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『空手バカ一代』について2012/01 2012年の1月1日に真樹日佐夫氏(71、本名:高森真士)が死去した。故 梶原一騎氏の実弟である。 極真空手の有段者であり、兄と同じように漫画の原作者(代表作「ワル」)であった。 さて兄の梶原一騎の代表作には、「巨人の星」「あしたのジョー」「タイガーマスク」「愛と誠」「柔道一直線」「赤き血のイレブン」と野球・ボクシング・プロレス・学園&恋愛、柔道とバラエティに富んだ作品群であった。 手塚治虫氏の代表作は、梶原作品と*フィールドが違っていた。 「ジャングル大帝」「三つ目がとおる」「リボンの騎士」「バンパイヤ」「鉄腕アトム」「マグマ大使」ここまで共通していないのも珍しい。 そして、「空手バカ一代」。牛殺しの大山倍達を中心に実践空手を描いた作品で、つのだじろう(「うしろの百太郎」「恐怖新聞」)から影丸謙也(ワル)に途中で作画が変わった。 影丸の時には、主人公は大山から芦原英幸に変わって、超人から天才ケンカ空手十段の話の展開が実に面白かった。 真樹日佐夫氏は、「空手バカ一代」の漫画には出てこないが、映画「地上最強の空手」には出演し、「カラテ大戦争」の主役を演じた人でもあった。 *:「field」学問などの領域・分野 |
『の神様』2007/08 の神様といわれたカール・ゴッチ氏(82歳)が死亡。 20世紀最大のレスラーとして、鉄人ルーテーズ(故人)と並び評されるレスラー。 テーズが、魅せるプロレス(力道山との日本での試合は有名)に対して、ゴッチは、殺すプロレス。 なんと数秒(プロモーター泣かせ)で、フォールした事もあるらしい。 テーズのバック・ドロップと *ゴッチのジャーマン・スープレックスホールドは、どちらも芸術品と呼ばれた。 *:原爆固めとも言われ、初代タイガーマスク(佐山聡)の得意技。弟子は、猪木・坂口・前田明等。ゴッチなくして現在の格闘技は語れない |
『極真カラテと*1空手バカ一代』2006/06 先日、極真の2大派閥の緑派と松井派のウエイト制(どちらも第23回)を観に行ってきた。 ウエイト制は、1984年の4月に故大山総裁が、*2空手界初のウエイト制を導入。以後今日に至るまで続いている。 緑派の特徴は、*3塚本を筆頭とした純日本の空手。 松井派の特徴は、今回のロシアの重力級優勝が示すように国際色豊かな空手。 共に大山総裁の意思は継いでいるように見えるが・・・
*1:若き日の大山倍達を描いた漫画(週刊少年マガジン連載。作:梶原一騎 漫画:つのだじろう→影丸譲也) |
『格闘技について』2005/09
*1:HERO'S(代表:前田日明)のミドル級準決勝 |
『プライドのTV観戦』2005/09 ミドル級の無敗だったシウバが判定負けした。 彼を倒したのは寝技のスペシャリストのアローナ(*1ブラジル)。そして決勝でシウバの弟分のショーグン(準決で相手の *2チョークで負けかかった)が、アローナにパンチを浴びせてKO勝ち ミルコ対ヒョードルは、ヒョードルのパンチとキックがミルコを上回った。特に前進してくるためにミルコは、左ハイが当てにくい 寝技になって上に乗ったヒョードルには *3ミルコは勝てない
*1:3人ともブラジル |
『最近の格闘技』2005'06 年末の紅白、最近の巨人戦が低迷する中、(*1)格闘技(する人→観る人)が、熱い。 ブルース・リー(私が中1の頃、S49ぐらいか)から火が付いた格闘技。力道山のプロレスから始まって馬場・猪木、(*2)前田明・佐山聡(初代タイガーマスク)の総合格闘技路線。 キックボクシングは、沢村忠と藤原敏男から現在の魔娑斗と山本KIDへ。 空手は、大山倍達率いる極真空手から正道空手(芦原空手から石井館長率いる)、そして、K-1・プライドへ
*1:私たちの世代はする人が多い、現在の松井館長(極真系、S38生)・緑館長(極真系、S37生)
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『ミルコ KO負け、対して小川は・・・』 先日、ノゲイラに負けたミルコは、今度は、KO負けを喫した。 「プライド」の恐い所は、いったん負け始めると(桜庭のように)、二度と強いときの選手に戻れない事である。 つまり勝ち続けないと駄目である。 小川直也(元柔道金メダリスト)は、逆にここという強さを発揮して、ノゲイラ、ヒョードルと共にベスト8。 K1のステファン・レコに勝利した事は、評価できると思う。 |
『タイガーマスクとミル・マスカラス』 漫画のタイガーマスクが、現実にマットに現れて約20年の歳月がたつ。 ミル・マスカラスは、漫画(アニメには、登場せず)のタイガーマスクの紙上で知った。 本物はもっとかっこよく、私が、中学の時は、モハメッド・アリ(猪木との異種格闘技の最初の相手、ヘビー級プロボクサーで、蝶のように〜のフレーズが有名。この相手とすることで、猪木は、世界的に有名になった)と並んで、好きだった。 別名、千の顔(マスク)を持つ男。 |
『ミルコ敗れる』 先日のプライドで、無敗のミルコ・クロコップがノゲイラ選手に敗れた。これで、無敗はミドル級のシウバ選手だけになった。 K1から殴り込みをかけたミルコ選手の惜敗は、これからの格闘技イベントの転換期を示しているかもしれない。(新聞によると、ミルコは地元で政治家にもなったらしい) プライド・・・フィンガーグローブを使って、闘う格闘技イベント。パンチ・キック・寝技あり。プロレスラーの高田延彦選手とグレイシー柔術のヒクソンが闘ったのが発端である。K1とプライドは、現在日本最大の格闘技イベントである。 K1・・・正道の前館長の石井氏(極真出身)の発案で、キックボクシングスタイルで、グローブをはめて闘う立ち技最強イベント。 ミルコ・クロコップ・・・元K1選手。左ハイ(松井派の成嶋竜の得意技)の縦蹴り(緑派の塚本選手の得意技。回し蹴りを縦に変化して蹴る)が有名。 ノゲイラ・・・寝技の得意な手足の長い選手。巨乳軍団で有名な小池栄子が、一押しの選手で有名。 |
『ボブ・サップ』 について 昔、極真空手にウイリー・ウィリアムスという黒人選手がいた。彼は、なんと師の大山倍達の牛殺しを上回る『熊殺し』を遂行した。 CMでK1のレフェリーで有名な角田信行が、熊とたわむれているが、当時梶原一騎の『空手バカ一代』を虚構化すべきパート1の 映画よりもインパクトを持たせるために『熊殺し』を入れたと思う。 当時、ウイリーは、猪木と異種格闘技を行うべく超有名であった『四角いジャングル』という漫画(メディア)にその異種格闘技線をクライマックスとして 週刊少年マガジンに連載されていた。 一方、サップも『プライド』『K1』『プロレス』、ナイナイとの共演。『逮捕しちゃうぞ』というTVドラマまで進出、 可愛くて(ウィリーの頃にはなかった)、強くて、面白くてとほぼサップが最近のTV界を牛耳っているように見える。 しかし、問題は、あまりにも有名になると、ウイリーのように強さゆえの悲劇にもなりかねない。しかも、あまりにもキャラが強いために 『サップ』のための番組作りをしてしまうと茶番になりかねない。 ボブには、タイソンのボクシング技術を身につけてほしい。さすれば、現在の格闘技では、史上最高。当分は、彼の独走が続くだろう。 サップには、単なるキャラだけではなく本当の格闘家になってほしい。それがまた新しいスターを出すことにつながると思うからである。 |
映画・TV | |||||||||||||||||||||
ショーン・コネリーの死 2020/12 ショーン・コネリーの第一作は「ドクターノウ」だが、これによってスパイ物という題目がついた。 次は、「ロシアより愛をこめて」でボンドガールが、画面を一層華やかなものにした。 第3作の「ゴールドフィンガー」で、美女を金色にしたり、凶器の帽子が、スパイの素早さを見せてくれた。 007シリーズでは、よく車が、出てくる。 その装置は、なかなか凝ったもので、映画史上なかなかない物である。 ボンドガールも当時のユニバースや浜美枝と言った女優が出てきた。 007の「二度死ぬ」では、日本をテーマにして相撲見物や丹波哲郎といった日本の俳優まで登場した。 90歳まで生きたショーン・コネリーは、誰にも見せないアクションを見せてくれた。 なかなか出てこない俳優だと思う。 |
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仮面ライダーについて 2020/11 最初は、石森章太郎が、創作したものだが、彼は、この作品を造ることによって、TV進出するまでになった。 私の好きなライダーは、旧一号だが、その旧一号の中でも特に好きな作品は、江戸川乱歩の話を元に書いてある所である。 旧二号では、変身ブームを作ることになった。 このおかげで、後に続くライダーは、このためにこの「変身」というフレーズが、特徴になっていく。 V3は、一号と二号に手術されて、ライダーになる。 平成最後のブラックは、三つの変身をする事ができるようになる。 ブラックに続くRXは、車に乗って活躍できるようになる。 旧一号の変身の特徴は、風の力で変身する。他のライダーは、変身する事だけが、中心になる。 改めて、ライダーを考察してみた。 |
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志村けん(元ドリフターズ)散る 2020/05 「8時だよ、全員集合」で、有名になったが、もともとはドリフの付き人だった。 *荒井注の抜けた穴を埋める役割で、正式にドリフのメンバーになった。 16年終了の裏には、「おれたちひょうきん族」のたけし&さんまのアドリブ合戦が、あった。 その後、加藤茶と2人で番組をしていた。 「変なおじさん」「ヒトミ婆さん」「バカ殿」と、志村は、独立で番組をつくっていった。 石野真子の妹の陽子との夫婦コント、研ナオコとのカラミ合い、グラビアアイドルの優香とのバカ殿コント。 喜劇は、チャップリンが好きだったらしいが、真面目にキャラを考えるのは、大変難しい。 ライブ「志村魂」も生で、志村に会えたが、ダチョウ倶楽部が、共演していた。 とにかく、お酒が好きで、女性が、好きだったらしいが、本当に好きなのは「喜劇」だった。ライブの時も松竹新喜劇をしてた。
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「ジョーカー」を演じた人々 2020/03 第92回アカデミー賞で、「ジョーカー」を演じたホァキン・フェニックス。 1966年に「バットマン」TVドラマ・映画にもジョーカー(シーザー・ロメロ)は、出てくる。 明るく紫の服を着ていて、軽薄な感じがした。 (1988年)ジャック・ニコルソンの演じたジョーカーは、初めは笑っていなかったが、酸のタンクの液体に落ち笑い顔のまま顔が、固まってしまった。 (2008年)故 ヒース・レジャーの演じたジョーカーは、もの凄い悪魔で、ジャック・ニコルソンは、紳士的なようにも思える。 さて、今回のアカデミー主演男優賞を獲得した、ホァキン・フェニックスは、前者の2人が、初めから悪人だったのに対して、非常に心優しき男だった。 そんな彼を社会は、受け入れず、最初は、ピエロの恰好で、子供にまで、バカにされた。 善人が、悪人になるというのは、特にジョーカーが目指すものではなかった。 バットマンの *スピンオフ映画である。
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ジャニー喜多川(87)の死 2019/03 ナベプロに属する興盛期には、ハナ肇とクレージキャッツ、ドリフターズを主にお笑いの番組には、必ず出ていた。 「宝塚」・・・女性だけで結成された夢の舞台。 「吉本新喜劇」、今では、社会現象になるほど影響力のある団体。 「松竹新喜劇」は、故 藤山寛美の生存中は、常に吉本とTV中継されていた。 「ジャニーズ」は、女性ファンを意識した男の団体。俗にいうイケメンばっかりで、女性のハートをつかんでいる。 「AKB」は、ジャニーズの後に出てきたが、CD売上日本一は、凄い。そして、その妹分も多すぎる。 今の時代は、イケメン(男前)でないと駄目らしい。しかし、それゆえにどうしても個性的ではなくなる。 しかし、そのイケメンだけの男達で、成功したジャニー(最初の団体名、「あおい輝彦⇒なんとあしたのジョーの声を担当」も属していた)は凄い。 |
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引退 2018/12 古くは、もちろん山口百恵でしょう。 しかし、1979年に百恵引退後、1980年には、松田聖子が出て、1982年には、中森明菜が登場。 今年の最大事は、安室奈美恵(40)の引退だろう。 スーパーモンキーズ(14)の一員としてデビュー。いつのまにかアムラー現象になり、アムロと同じ格好をする人が増えた。 9月に引退すると発表してから驚異的なCDの売り上げ。歴代トップになった。 キタにアムロの衣装展(後ろでステージのシーンを写しながら、アムロのその時着ていた衣裳が、置いてあった)。 浅田真央(フィギュアスケート)、宮里藍(ゴルフ)奥村チヨ(70)、さすがに奥村の引退は、納得いくが、浅田・宮里は、まだ若い。 卓球の愛ちゃんも結婚と出産。そして、後輩達が、育ってきたという事で引退。 それぞれ、その業界のスーパースターだけに惜しいと思うが・・・*しょうがないか
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新御三家のひとり・・・ 2018/06 御三家ってなんだろう? 御三家とは、、ある分野で最も有力な、最も格付けされた、あるいは最も人気がある3者を総称する際の表現(ウィキペディア)。 徳川御三家・・・ 江戸時代において、徳川氏のうち徳川将軍家に次ぐ地位を持っていた三家の事(尾張・紀州・水戸)(ウィキペディアによる)。 予備知識は、これぐらいにして、そのような事を芸能界にあてはめた。 旧御三家・・・橋幸夫、西郷輝彦、舟木一夫を当時「御三家」と呼び、とびきりのアイドルとした(三人とも生存)。 新御三家・・・旧御三家から次の世代になり、郷ひろみ、野口五郎、西城秀樹となった。 そのうちの西城秀樹(「YOUNG MAN」、「傷だらけのローラー」他)スタンドマイクの使い方が、印象的だった秀樹(63)が他界。 そして来年は、新しい天皇(現皇太子、浩宮様)が、天皇になり年号が変わる。 |
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『TV時代のバットマンの死』 2017/07 1966年(昭和41年)のTVドラマのバットマンの主役を演じていたアダム・ワット氏(88)死去。 彼は、TV(白黒)時代のスーパーマンと似ていた。 ウィットが富んでいているが、どこか抜けている。 最近死去したロバート・ボーンの感覚で美女にもの凄く弱い。 バットマンは、ロビンと組んで、闘っていたが、ナポレオンソロ&イリアキンのコンビは、よく悪人に捕まる。 前半は、危機に見舞われるが、その次の回には、間一髪助かる。 平成に入って、バットマンの映画は、数本作られたが、何故か、ダーク(暗い)。 ロビンともあまり組まないが、見た目は、良かった。 このホームページで、ホットトイズの66年版のバットマン&ロビンは、そっくりだ。 造型師がよほど優れているのからだろうが、私の少年時代では、想像もできなかった。 しかし、私は、66年版の方のドラマが好きである。 |
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『チャップリンは、天才か?(U)』 2017/06
このように多面性を持つのは、やはり天才だと言える。
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『ナポレオン・ソロの死』 2016/12 最近は、日本で洋画ドラマは、あまり見た記憶がないが、私の子供の頃(1960年代)は、多かった。 「奥様は、魔女」「バットマン」「サンダーバード(人形劇)」、その中で、映画 007(主演ショーン・コネリー)のスパイ映画がよくはやっていた。 その影響を受けて、ドラマでは、「スパイ大作戦」「*1 0011ナポレオンソロ」が、特によかった。 「スパイ大作戦」のリーダー、ピーターグレーブスが、死亡。 今日、ナポレオンソロ役(セクシーなプレイボーイ)のロバートボーン氏が死亡(82)。 よき時代の幕切れか? 物語は、世界制覇を狙うスラッシュ(仮面ライダーのショッカーのように)と世界平和を願うアンクルとの攻防を描いたストーリー。 指令を出すボス、ソロの相棒(水谷豊が、相棒をよく変えているがナポレオン・ソロは、ほとんどクリアキンが務めた)のイリアクリアキン。 4シリーズあったが、(1シリーズ目は、白黒)よく2人とも捕まるが、バットマンのスパイ編と考えれば、わかりやすいと思う。
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『巨泉の死・・・名司会者番組の数々』 2015/11 「11PM」という夜の番組で、「マージャン」「ゴルフ」「ケイバ」と男の趣味を色々と披露した。お色気番組でもあった。 「クイズダービー」。 競馬のように解答者に倍率を付け、その珍解答と配当を受ける三組の出場者が、ラストには、0になる時が面白かった。 「巨泉・前田のゲバゲバ90分」 ショートコントを連発して出して、出演者は人気アイドルの岡崎友紀(おくさまは、18歳)、藤村俊二、コント55号(各ひとりずつ出演)、常田富士男(日本昔話の話の声)、ドリフターズは、出ていないが、クレージキャッツのハナ肇(小さいTVを見ながら、「あっと驚く為五郎」と発する。恰好は、ヒッピー姿)、うつみみどり。 最初に各人がプラカードを持って歩いて登場。 「ギミアブレイク」 その中に15分のアニメ *「笑うせえるすまん」声は、大平透(「マグマ大使」の敵のゴアや白黒TVの「スーパーマン」の声などをしていた)。
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『チャップリンは、天才か?(T)』 2015/11 皆様は、どれくらいの人が、チャップリンの映画を観ていますか? チャールズ・スペンサー・チャップリンは、*1ヒットラーと4日違い(ちなみにチャップリンは、1889年4月16日生まれ、死亡は1977年クリスマスの日、25日没、88歳)。 【初期 〔サイレント(無声)〕の作品は、たんなるスラップスティックコメディであった。】 日本では、*2ビートたけし他。 当時の世界三大喜劇王は、「ロイド」「キートン」「チャップリン」であった。 【中期 〔無声(サイレント)・*3有声(トーキー)〕】 「黄金狂時代」「犬の生活」「キッド」「街の灯」。 そして、次作品「モダンタイムズ」から、天才性を発揮。 工場で、働くチャリーの仕事は、単純な作業の繰り返し。 社長は、スクリーンから支持(トイレの中にもあった)。 機械文明への警告と皮肉がこめられている。 そして、「独裁者」での、最後のスピーチ(戦争への批判)。 【後期 〔有声(トーキー)〕】の作品は、Uで書きます。
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『チャップリンとヒッチコック』 2015/06 1947年(昭和20年が、1945年なので、昭和22年)にチャップリンは、「独裁者」の次回作になんと青ひげの作品「殺人狂時代」を作った。 ヒッチコックは、1942年(昭和17年)に「疑惑の影」を作った。 両作品ともモノクロ(白黒)作品である。 両作品とも殺人(*1MURDER)を扱った作品である。 「殺人狂時代」では、チャップリンは、遂にトレードマークの山高帽と大きな靴を経て、殺人鬼として、未亡人殺しを繰り返す。 「疑惑の影」は、未亡人殺しを繰り返した男が、最後に頼った所は、姉の家だった。 *2伏線の張り方が素晴らしく、「裏窓」「鳥」が、カラー作品に対して、モノクロの作品が、余計に恐怖をかきたてる。 「殺人狂…」は、サイレント時代(無声映画)の作品が、ウソのように、チャップリンは、しゃべる・しゃべる。 2人の天才の作品には、現在(2015年)に見ても、素晴らしい。 どちらも「殺人」に皮肉が込められた作品である。
*1:MURDER … 殺人・殺害・プログレッシブ。英和中辞典 小学館 |
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『美と金メダル』 2014/03 2014年(平成26年)のソチ五輪のフィギュア・スケートは、歴史に残る闘いだった。 まず、男子の羽生(はにゅう)(将棋の羽生は、ハブと読む。羽生という性(せい)は、何か記録を残す人なのか?)は、19歳で、初の五輪(オリンピック)の出場で、SP(ショートプログラム)で、史上初の3ケタ。 フリーでは、転倒したものの、見事金メダルを獲得。 一方、女子メダルは、浅田真央(23)がSPで、転倒して6位に終った。 しかし、フリーで、SP16位から6位に浮上。彼女しかできないトリプルアクセル(3回転半・世界 *1ギネスに申請中らしい)を見事に決めて、自己ベスト更新の 142.71を獲得。 金メダルは、ソトニコワ(ロシア)だったが、銀メダルの *2金妍兒(キムヨナ・韓国)のダンスのほうが、私は、美しさに関しては、上だったと思った。 採点基準は、なかなか難しいようだ。 美と金メダルは・・・のようだ。
*1:ギネス・・ギネスはアイルランドのビール会社名 ⇒ ギネス・ブック。ギネス・ブック・・・[Guinness Book]多種多様な世界一の記録集 |
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『やしきたかじん氏 死去』 2014/02 「あんた」を歌った、たかじん氏は、凄かった。 サングラス(「笑っていいとも」の司会のタモリ氏のように)をして、目がサングラスで、どんな目なのかわからなかったが、女性達を相手に *1軽妙におしゃべりをした後に歌を歌ったのだが、そのおしゃべりからは、想像もできないくらいのせつなく *2甘美的な声だった 「笑っていいとも」で、梅沢富美男氏が出てきた時にパネルで、その美女ぶり(ホームページ参照)を見た時と同じくらいの *3ギャップを感じた。 二面性を見せる人は、デリケートな性格を有していると思う。 *4繊細なタッチを持つ、テニスのマッケンローが、先日のとんねるずのスポーツ番組に出ていたが、現役当時のテニスを思い出させる程のテクニック。 たかじん氏は、夜の番組から昼の番組に「たかじんの・・・」って付く番組で、”視聴率男”に。 北新地で、豪遊(藤山寛美氏のように)も、夢のあと。
*1:軽妙・・・軽快で妙味があること。気がきいていてうまいこと。 |
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『山崎豊子と桜塚やっくんと若松孝二』 2013/12 「白い巨塔」(フジテレビで、田宮二郎が、財前助教授を熱演。田宮は、最終回までに自殺するというショッキングなことがあった)。 この物語は、大阪が舞台で、先頃話題を呼んだ半沢直樹も大阪遍があり、私が大阪出身なのか何か親近感を持つ。 医療裁判や派閥争いというドロドロしたことを書かせたら、山崎豊子は、抜群の切れ味を持っている。 彼女の他の作品に「華麗なる一族」「大地の子」がある。。 桜塚やっくんは、男性なのに女性のスケ番という珍しい芸人で、男なのに美形キャラだった。事故死、まだ37歳の若さ。 *1若松孝二は、ピンク映画(AVが出てくる前の18歳未満禁止の映画)の監督。彼も事故死。 ジュリアーノ・ジェンマ氏(*2マカロニウエスタン映画には、かかせない人)。彼も事故死でいきなりいなくなった。 本年は、よりも事故死が目立つように思われるので・・・
*1:若松孝二監督は、今年亡くなった人ではない。ピンク映画の「黒澤明」と呼ばれた |
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『仮面ライダーのプロデューサーの死』 2013/11 平山亨氏(84)死去。彼なくして、「仮面ライダー」(実写)のTV化はなかった。 故石ノ森氏の創作した仮面ライダーは、ウルトラマンと並び、昭和の二大ヒーローである。 平成になって25年が経過しても、両作品ともに新作が出ているのは、驚異である。 しかし、それだけ他にオリジナルの作品がないという事を忘れてはいけない。 さて、平山氏は、他に「悪魔くん」(水木しげる)、「仮面の忍者 赤影」・「ジャイアント・ロボ」(横山光輝)、「柔道一直線」(梶原一騎)とヒット作をすべて実写化したのが凄い。 このプロデューサーをした経過は、彼の著書「泣き虫プロデューサーの遺言」(講談社)に書いてあるので、一読を薦めます。 彼の着想・視点が、素晴らしい。そしてこの作品群が、いかにして実写化されていく下りは、読んでいても飽きない。 ごをお祈りします。 |
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『ウルトラセブンと仮面ライダー』 2013/11 このホームページで、ウルトラマンの ”地球は、故郷”とウルトラセブンの ”狙われた街”を以前取り上げた。 仮面ライダーの旧1号編(ルパンV世の最初も *ハードボイルドだったが、当時は、視聴率が、ふるわずにしかたなく路線を変更した)で、ウルトラセブンの ”狙われた街”と同じように恐い設定がある。 それは、ハチ女(女性が、脚本を担当したらしい)の出てくる回で、両作品を比べると、”狙われた街”では、(当時、喫煙者が多くいた時代)に幻覚剤を仕込むという設定。 ”ハチ女編”では、悪のショッカーが、眼鏡に遠隔装置を付けて、人々を誘導する。 ウルトラセブンと仮面ライダーの脚本は、そのまま設定だけで、大人向けのドラマに充分通用する作品だと言える。 当時の子供達(もちろん私を含めて)、何とゼイタクな作品を鑑賞できて、幸せだった。 *:ハードボイルド…「固ゆでの卵」の意から転じて冷徹・非情の意。感情を交えず、客観的な態度・文体で事実を描写する文章の手法(広辞苑 第六版 岩波書店) |
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『ジム・ケリーの死・・・「燃えよドラゴン」』 2013/08 ジム・ケリーと聞いて、わかる人は、少ないと思う。私も新聞で顔写真を見て、わかった。 彼は、ブルース・リーの最高傑作「燃えよドラゴン」の共演者で、黒人の空手家(実際に、米国の各種大会で優勝した後に映画界に進出したらしい)。 「燃えよドラゴン」で、主演のブルース・リー以外の人で、気になった人達は・・・
後は、リーの妹役。 そしてジム・ケリーと同じ空手家の役で、ゴルフ場での格闘シーンが、007ぽい白人の俳優。 次にセクシーな敵方の女性。女性を連れて、リー他の部屋に女性を連れて行くシーンは、妙に色っぽい。 最後に倉田保昭主演TVドラマやGメンに出てくる殺し屋。上半身の肉体が、ボディビルダーのようにたくましかった。 |
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映画『ヒッチコック』について 2013/05 *サスペンスの巨匠・ヒッチコック。 自分の作品の中で、何かの方法(例えば、影)で、登場するオシャレな人物。 チャップリンと同じくなかなかその本当の姿を理解できないヒッチコック。 私の好きな作品は、「めまい」「裏窓」「鳥」の3作品。 今回の「サイコ」ももちろん嫌いな作品ではないが、モノクロ作品で、主人公が、シャワーで、まさかの・・・ 「魔太郎がくる」でも、この「サイコ」のシーンを使っている。 魔太郎が、一人旅で、ある人家に泊めてもらうが、そこでは・・・ この「ヒッチコック」という映画で、一番お気に入りのシーンは、次回作を聞かれたヒッチコックの肩に「鳥」が、止まる。 これだけで、次の作品がわかるのは、ヒッチコックをよく知っている人なら当然だろう。 しかし、何故、今ヒッチコックの人物の映画が公開されたのかは、謎である。 *:小説・映画などで、物語中の危機が、読者・観客に感じさせる不安・懸念・緊張感(広辞苑 第六版 岩波書店) |
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去り行く人々 2012/12 今年(2012年)は、去っていく人々が多いように思われる。 藤本義一氏 直木賞作家で、深夜番組の *1草分け的な番組「11PM」の司会者だった。 *2歯に衣着せぬ言葉は、聞いていてここちよかった。 森光子 「放浪記」の舞台で有名だが、私は「時間ですよ」のおかみさん役のほうが、記憶に残っている。 銭湯の女湯のシーンは、今ではNGである。 中村勘三郎 歌舞伎役者。勘九郎の名前の時にTVによく出ていた。明石家さんまと同じ昭和30年生まれ。 早く亡くなるのは、何か意味があるのか? 桑名正博 ミュージシャン。 「セクシャルバイオレットNO.1」「月のあかり」「夜の海」と色っぽく歌う歌手だった。彼も若い 先日、梅沢富美男 初座長公演を見てきた。 チビ玉と呼ばれていた女形の子が・・・「杉良太郎に似ている女形が出てきたりと・・・
*1:草分け・・・ある物事を初めて起こすこと(広辞苑 第六版 岩波書店) |
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ピーナッツとキャンディ 2012/07 ザ・ピーナッツの伊藤エミさんが、死去。 双子の歌手(後は、リリーズが有名。「好きよキャプテン」)で、ハナ肇とクレイジーキャッツと「シャボン玉ホリデー」で共演。 歌は、抜群のハーモニーで「恋のバカンス」「恋のフーガ」「ふりむかないで」。 ゴジラ映画の「モスラ」で、小人の双子の役で劇中歌を歌う。「モスラ〜」と歌う歌声は、素晴らしい。 キャンディーズのスーちゃんが、昨年なくなったが、こちらはドリフターズと共演。 最初は、スーちゃんがまん中で歌っていたが、後に伊藤蘭(ランちゃん)が、まん中で歌い出してから人気が急上昇。 スーちゃんの時は「涙の季節」、ランちゃんになってから「年下の男の子」「暑中御見舞い申し上げます」「やさしい悪魔」 ピーナッツは。キャンディーズは70年代のアイドル。少しずつ転換期・・・ |
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「猿の惑星」の進化(?) 2011/11 の最新作を観てきた。 *1「猿の惑星」は、文字通り猿の支配する惑星なのだが、なんとその惑星は、地球だったというオチが強烈なインパクトを持った作品である。 故チャールトン・ヘストン(他の代表作に「ベンハー」「十戒」)扮する宇宙飛行士達が、ある惑星に不時着する所が、「猿の惑星」のファーストシーンである。 「新・猿の惑星」も同じようなシーンがある。ただ旧作と新作の大きな違いは、前者は口がきけないほどの知能指数である人間が、後者の方は口がきける所である。 面白いのは、猿の *2メーキャップとチンパンジーとオラウータンがどちらも学者&政治家で、ゴリラは暴力(武闘派)という区別があるところである。 今回の最新作は、知能(知性)よりも暴力性がピックアップされている。ある意味、こちらの方が怖いかもしれない。 ゴリラを怒らしたら人間の力では、勝てない。人類は、火を使うことから他の動物より優れていたのだが、果たして現在の人類たちは、知性的なのだろうか? 私は、最近携帯をスマートフォンに変えたが、もはや電話というよりパソコン(インターネットが速い)である。 「機械の進化」が、人類にどのように影響を及ぼすのかは、まだ謎である。
*1:1〜5までである |
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「アイドルって・・・」 2011/06 最近、山口百恵のゴールデン・ベストを買った。 彼女は、女優(「伊豆の踊子*1」「潮騒」「春琴抄」「絶唱」他)であり、歌手(「禁じられた遊び」「ひと夏の経験」「美・サイレント」他)でもあった。 「伊豆の踊子」で、三浦友和と初共演。その共演が縁で結婚 そして引退。伝説のスーパーアイドルだった。 先日、キャンディーズのスーちゃんが死亡した。ラン・スー・ミキと3人組で歌手。 ドリフターズの8時だよ全員集合*2の体操服姿が懐かしい。 ヒット曲は、「年下の男の子」「やさしい悪魔」「暑中御見舞申し上げます」他。 ラン(伊藤蘭*3)が3人のまん中になってから人気が出た。(最初はスーちゃん(田中好子)が、まん中だったがその頃はまだ人気が出なかった) 天地真理・小柳ルミ子・南沙織(写真家の篠山紀信が夫)の中で特に天地真理(「時間ですよ*4」でデビュー)の人気は凄かった。 テニス姿の真理ちゃんは、私の一押しで「あなたを待つのテニスコート・・・」と始まる独自の声はまさしくアイドルそのものだった。 ピンクレディーが、最近復活した。「ペッパー警部」「UFO」「渚のシンドバット」他。 みんなピンクレディーの振り付けの踊りを踊っていた。ちなみに私は踊れません(笑)。 小泉今日子は、「なんてたってアイドル」が、超お薦め。 特に松田聖子(山口百恵引退後のアイドル、「赤いスイートピー」「渚のバルコニー」他のヒット曲と聖子カットと言われたくらいに当時みんなが聖子の髪型をマネした)の聖子カットからショートカットにしてから、小泉今日子(キョンキョン)の人気は、大爆発。 告白するが、一番好きなアイドルは石野真子*5。特にデビュー曲が良かった。しかも今現在2011年でもあまり変わっていない。 中森明菜は、「少女A」「サザンウィンド」他。 百恵が70年代の代表とするならば、80年代は松田聖子と中森明菜の時代だった。 そして現代は、AKB48(その前はおニャン子クラブ・モーニング娘)。 さて、次のアイドルは?
*1: |
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キング・オブ・ポップの急死 2009/07 あのマイケル・ジャクソン(50)が、急死。 アルバム「スリラー」は、ギネス公認で全世界で1億枚を超えるヒット。間違いなくスーパースターだった。 特に、「スリラー」のプロモーションビデオが、 最高で、狼男の特殊メイクとゾンビ姿の人たちと踊るシーンは、ビジュアル的に素晴らしかった。 音楽を変えた革命児だった。 続く「バッド〔Bad〕」は、暴力的だけど、リズミカルで、圧巻は、やはり *ムーンウォーク。 *:すべるように動くダンスで、当時みんなが真似してた |
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本物の価値 2008/11 *1P・ニューマン(83)と *2緒形拳(71)が、死亡。これは本物指向の方向が、終わる前兆だと思う。 最近、「ウォンテッド」と「ハンコック」を観た。特殊撮影の技術は、すさまじいものがある。 私の好きな「猿の惑星」や「スターウォーズ」の比ではない。 しかし、役者の演技を中心に考えて行かないと、やがて役者よりも綺麗な映像のみの作品群となり、刺激を求めるだけの *3作品となる。
*1:代表作「スティング」「明日に向かって撃て」等。シャレた役者だった。 |
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背広を着ない役者の死 2008/5 チャ−ルトン・ヘストン氏が、死亡(84)。 スペクタル俳優として名を馳せた俳優だった。有名な作品としては、「十戒」のモーゼ役。 彼が海を真っ二つにしたシーンは、映画史に残るものだった。 「ベン・ハー」で、*1船を漕ぐ奴隷の役では、復讐の鬼と化して、戦車(馬が誘導する)シーンでは、激しいムチさばき。 この作品は、主演男優賞を含む11部門でアカデミー賞を獲得(同賞最多受賞記録)。 「猿の惑星」の宇宙飛行士役 (*2猿役ではなく人間役)。
*1:団体で漕ぐ中で、眼光するどい所が印象的 |
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名監督田中徳三氏(87歳)死去 2008/1 「」(勝新太郎と田宮二郎)のコンビで、一世を風靡した作品。今東光の原作。 八尾の朝吉とモートルの貞が、勝&田宮の役名)や「座頭市」(勝新太郎の当り役。目は見えないが、仕込み杖の目にも止まらぬ居合抜きは、圧巻。ビートたけしもこの作品をリメイクした。)といった *人気シリーズの監督。 TVでは、「必殺」(ご存知、中村主水主演の悪人を殺す番組。普段は、ふがいない町奉行のお役人。家でもサエない)を監督した人。 *:市川雷蔵主演の「眠狂四郎」シリーズも監督。TV版の田村正和の「眠狂四郎」の円月殺法は有名 |
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俳優 石立鉄男の存在 2007/11 最近失くなった石立鉄男のCS放送が、面白い。 モジャモジャ頭ですぐ怒る人情家の役は、現在のイケメン俳優にはない味がある。 「おくさまは、18歳」で、岡崎友紀演じる飛鳥(あすか)とのコンビは、最高。 学校(高校)では、先生と生徒。家の中では、甘い新婚生活。この事は、学校には、秘密。 *「」では、大原麗子と共演。まだ幼い杉田かおるの小悪魔は、絶品。 *:5人姉妹と同居する物語。父親役の大坂志朗の気弱さ、長女の富士真奈美、次女 大原麗子、三女 川口晶、四女 山口いずみ、五女 杉田かおるとバラエティ豊か。 |
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<阿久 悠逝く> 2007/08 の *1ヒットメーカーの作詞家の阿久悠氏(70)が、死去。 彼は、色々な歌手達に詞を捧げた。
*2:「うらら・・・」で始まる当時の革命的な歌。山本リンダの派手な衣装(ヘソ出し)も話題になった |
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<最新の映画情報> 2007/06 ゲゲゲの鬼太郎・・の目玉親父の実写に注目。ねずみ男と砂かけババアが役に合っていた スパイダーマン3・・今回のCGは、凄い。敵キャラも3体。スパイダーマンの変身が、赤と黒で楽しめる。特にモテ男になった(?)主人公は、必見。 バベル・・日本人からもらったライフルが、事件を起こす。3つの国の事情の違いが、ポイント。 ・・まだ強いが、面白かった。60歳なのに打たれ強いのが、らしい。 |
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<ノックは無用!> 2007/06 横山ノック氏(75歳)が、死去。 先頃そのまんま東氏が、宮崎の知事になり、全国区の支持を得ているが、その先がけとしてノック氏は、大阪府の知事になった。とにかくパワフルな人だった。 植木等は、映画&TVで有名だったが、ノック氏は、現在引退している上岡龍太郎氏(65)と組んで、TV番組を長い間支えてきた。 最初は、「漫画トリオ」として *1漫才師として活躍。西川きよし氏が、*2議員になれたのもノック氏がいたからかも・・・
*1:コロンビアトップ氏も漫才師で議員になっている |
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*<無責任男の死> 2007/04 サラリーマンは、気楽な・・・と歌っていた(80歳)が死去。 ドリフターズの先輩に当たる「ハナ肇とクレージキャッツ」の中心人物。ドリフの加藤と志村の位置にいた人。 故青島幸男演出の「おとなの漫画」や映画で、高度成長期と共に歩んで来た男。 は、酒もタバコもしない生真面目な人。寺の住職の息子という肩書きも面白い。 新しい時代の幕開けなのかもしれない。お呼びでないのか? *:他に「スーダラ節」作詞:青島幸男「スイスイスーダラダッタ・スラスラスイスイスイ」という歌詞は大ウケ |
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<の実写化> 2007/03 手塚治虫のが、映画化(実写版)された。 主演百鬼丸に妻夫木、*1どろろに柴咲と恋愛中の2人をぶつけたのは、戦略だろうか? 昨年の「DEATH NOTE」「NANA」と漫画の実写化が最近目につく。 さて、「どろろ」の内容は・・・父親の天下獲りの野望のために、48の箇所を魔人達に奪われた百鬼丸が、魔人を倒すたびに奪われた箇所(例えば、目)を取り戻す話。 *2内臓が戻るシーンは、凄い。
*1:手塚治虫記念館(宝塚)で、「どろろ」の企画展があった |
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<実相寺監督の死> 2007/02 このホームページで、紹介している実相寺昭雄氏が亡くなっていた(2006年11月)。 知ったのは、12月のTVで1年間に死んだ人を特集している番組を見たからだった。 実相寺氏は奇才で、ウルトラマンでは、「故郷は、地球」「怪獣墓場」等 ウルトラセブンでは、「狙われた街」「第四惑星の悪夢」等。 *1怪奇大作戦では、「京都売ります」とどの作品でも、誰も真似できない *2視点を持った人だった。 合掌(チ−ン)
*1:ウルトラセブンの後番組。怪獣はでないが、コアなドラマだった |
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<青島幸男 死す> 2006/12 マルチな才能を咲かせた青島幸男(74)が、散った。 クレージーキャッツの「おとなの漫画」(TVで初のバラエティ番組)の作家としてデビューし、「スーダラ節」「無責任男」といったサラリーマンを応援する作詞、「人間万事塞翁が丙午」で直木賞。 サザエさんで有名な長谷川町子作の「いじわるばあさん」で、男なのにおばあさん役を好演。1995年には、東京都知事まで務めた男。 闘う男だった。合掌(ガチョーン、青島ダァ) |
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丹波哲郎の死 2006/11 あの丹波さん(84歳)が亡くなった。 古くは、監督のTV時代劇の「三匹の侍」(共演:平幹二郎 他)や「キィーハンター」や *1「Gメン」のボス役は、絶品。*2中央大学の法学部出身のインテリ。 しかも007シリーズの日本ロケ作品「007は、2度死ぬ」に出た国際的俳優。 加えて、「霊界」を紹介した本を書いたりと多面的な魅力をもった *3俳優さんだった。 今話題のチョイ悪オヤジを地で行く人でした、合掌。
*1:「Gメンだ」と本物の警察官に言った事もあるらしい |
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古畑任三郎と刑事コロンボVol.1 2006/08 今年の1月にファイナルを迎えた古畑任三郎は、主演の *1田村正和のスマートな刑事とオッチョコチョイの西村雅彦の *2凸凹コンビが冴え渡り12年の長期ドラマだった。 1回目の犯人役は、中森明菜で、最終回は松嶋奈々子と *3どちらも女性。 この古畑は、当初和製コロンボと言われた。 1970年代の後半に作られたこのドラマは、ピーターフォーク扮する *4コロンボ刑事の推理が、大変面白い。 故 *5小池朝雄の声が、一段とコロンボを魅了した。
*1:「眠り狂四郎」「ニューヨーク恋物語」等のニヒルな役。「パパはニュースキャスター」「誰よりもママを愛する」(現在TVオンエア中)のコミカルな役となかなか幅広い役者である。故阪東妻三郎(昔の名優)の息子としても有名である。 |
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実写版のデス・ノート 2006/07 先日公開された「デス・ノート前編」を観てきた。 特筆すべきは、CGのリューク(死神)だろう。 声の中村獅童もなかなかよかったように思う。 主人公の *1夜神月(ライト)役の藤原竜也は、今年の1月に放送された古畑任三郎(主演:田村正和)の犯人役とダブった。気弱な犯人役だった。 好敵手のLに松山ケンイチ。実写版の「NANA」では、あまり目立たなかったが、今回は好演。 ワタリ役の *2藤村俊二は、漫画版よりいいかも?
*1:映画の主人公は、第4のキラの魅上照と同じように法律を勉強していて、その限界を感じた事がデスノートを使うこととなった。どうだろうか? |
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《脚本・監督シリーズ》 『実相寺監督パート2』2005/10 前回のジャミラに続いて今回は、メトロン星人(*1狙われた街:ウルトラマンセブン)を紹介します。 フィギュアの項で紹介した通り、何故かが出てきます。しかもの一室(当初の設定はマンションだったらしいです)で、モロボシ・ダン(ウルトラセブンの仮の姿)とメトロン星人が、をはさんで宇宙人同士の会話をするのです。 なんと *2シュールな世界、しかもメトロン星人は地球人の好きな *3ある物で・・・ *1:脚本・金城哲夫、「8マン」で有名な桑田次郎が「狙われた街」を漫画で書いているのがお薦め *2:シュールレアリズムの略、超現実主義(広辞苑より) *3:現在、禁煙者が多いタバコに幻覚剤を仕込んで、地球人同士で争わせる作戦に出る。被害者はウルトラ警備隊(ソガ・フルハシ隊員)にも及ぶ |
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NANA と 響鬼 2005/09 NANAの映画を観てきた。漫画を実写化するのは難しい。 今回はシンが・・・しかし、主演の *1ナナとハチ(ナナの別名)は、雰囲気がよく出ていた。ハチの声がナカナカよく、ナナはそのもの。すぐパート2が出そう・・・ 響鬼は、*2仮面ライダー初の時代劇。 主演の響鬼役の細川茂樹が違和感なく馬(通常は、オートバイ)に乗っていた。 今回の目玉は、7人の仮面ライダーの中のカブキ。彼が、この映画のポイント。
*1:中島美嘉と宮崎あおい、あとレイラ役の伊藤由奈の歌声が良かった |
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遂にスターウォーズシリーズが、終了 2005/08 1977年(昭和52年)より始まったスターウォーズも今回のエピソード3・シスの復讐で幕を閉じた。 W→X→Y→T→U→V と観せる方法は、面白かった。「猿の惑星」もラストから何故そのラストに人類が向かったのかを5部作で表した。 全6エピソードで、全てに出演の*1 C−3POと R2−D2が、今観ても新鮮。 900歳の*2 ヨーダー(初めて観た時は、静)のCG処理による動き、SFXの最高峰と呼ばれる映像がとにかく凄い。
*1:黒澤明の作品からヒントを得たコンビらしい |
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《脚本・監督シリーズ開始》 第1回目は、(*1)ウルトラマン第23話(*2)「故郷は地球」このドラマのコンセプトは、「怪獣は、人間だった」 宇宙開発競争の犠牲になった宇宙飛行士(当時、人類が初めて月に行く時代)が、宇宙怪人となり、国際平和会議を阻止(復讐)しようと出現。 しかし、科学特捜隊は、彼(ジャミラ)を地球人の邪魔者としてウルトラマンの協力のもとに退治する。 なんとコアな作品だろう。ラストで、イデ隊員は、ジャミラを倒した事を嘆く。
*1:昭和41年(1966)12月18日(日)放送 |
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チャップリンの『独裁者』 私は、この作品を中学生の時に観た。当時、ビバチャップリンと評して10本の彼の作品が上演された。 チャップリンは、口髭・ステッキ・山高帽子・ドタ靴がトレードマークだった。 一般に彼の作品は、無声(声が出ない、音楽の音は出る)映画なのだが、彼の(*)パントマイムの動きで映画の内容がわかる作品だったが、この『独裁者』からトーキー(声の出る)映画に挑戦。 独裁者と散髪屋の2役と最後の演説は、必見である。 *:セリフを言わず、もっぱら身振りと表情とで演ずる演劇(広辞苑より) |
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の『鳥』 先のチャップリンは、自分で主演・監督をこなしコメディの王様。 一方、は、サスペンスの王様で、映画の中のワンシーンにだけ登場。 TVの劇場(モノクロとカラーで現在CSで放送)で本人がドラマ前に(*1)解説者で登場。 声は、(*2)熊倉一雄でのトボケた味が出ていた。 『鳥』は、人々に数百羽の鳥が意味もなく襲うという映画。理屈がない所が、恐い。 は、(*3)少し静まった鳥の横を車で町から抜けるシーン。
*1:世にも不思議な物語(フジテレビ)のタモリのような役 |
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『デビルマンについて』 遂に実写化された「(*1)デビルマン」。 先の「キューティーハニー」と違い、ほぼ原作どおりに実写化。驚くほどの凄さを見せたCGの力。 変身シーンや格闘シーン、デーモン軍団は、現在のCG(コンピューターグラフィック)の力なしでは、ありえなかった。 主演(*2)(不動 明と飛鳥 了)を演じていた伊崎双子兄弟の好演や(*3)宇崎竜童夫妻や冨永 愛(妖鳥シレーヌ)の美しさは、特筆物である。
*1:永井豪の革命的漫画「週刊少年マガジン」に1970年代に連載・アニメ化された |
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『スーパーマン(ヒーロー)の死』 先日、スーパーマン役のクリストファーリーブスが52歳で死去。 バットマンとスーパーマンはアメリカの2大ヒーロー。(*)彼の演じたスーパーマンは、4部作の映画で、飛行する特撮シーンは、素晴らしかった。 スーパーマンは、日本のアニメにも影響を及ぼして、藤子不二雄Fの「パーマン」、「ドラゴンボール」で有名な鳥山明の「Dr.スランプアラレちゃん」のスッパマン(梅干を食べて飛ぶ?ヒーロー)等のパロディ化されている。 *:TV版のスーパーマンは、シロクロで、別の人が演じていた。彼の演じるクラーク・ケントが絶品。一見の価値あり |
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『最近の映画』 『スパイダーマン2』 ヒーローの正体が、バレルなんて・・・昔でいえば、タイガーマスク(アニメ)の最終回と同じインパクトを持つ(赤影も素顔を見せていた・・・後半は、見せなかったのだが) 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』 今回のハリーは、反抗期?巨鳥のCGが、素晴らしかった。 『サンダーバード』 実写人形劇を実写映画化。60年代当時に人気があった。メカニックを今回は、CGで表現。 (*)ペネロープの車が、空を飛ぶ映像が必見
*:サンダーバードの中の紅一点。秘密諜報部員。彼女の乗る車は、ピンクのロールスロイス(当時は飛べなかった)。 |
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『韓国映画について』 最近、韓国物(*)がはやっている。 先日見た”ブラザーフット”は、近年の特殊撮影やおしゃれな感覚の映画ではなく、 ”生の”人間を扱ったドラマで、久しぶりに感動した。 戦争は、英雄になるためではなく、家族の為に戦争に参加するという視点が、素晴らしい。 実際の朝鮮戦争(スターウォーズのようなSFではなく)を題材にしているだけに リアリティー一杯に満ちていた。 主演の兄弟が、ナイーブな弟と猛々しい兄というのもいい。 *:『冬のソナタ』等 |
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『ハニーフラッシュ』 永井豪のアニメ作品が、次々と実写化される。 まず、「キューティーハニー」1973年度の作品なので、30年ぶりの初実写化。 監督は、あの”エヴァンゲリオン”で名を馳せた庵野秀明。主演は、(*)佐藤江梨子(最近米倉らとジョージアの缶コーヒーのCMでのサラリーマンの男役が、受けている) この作品の見所は、変身シーンである。その瞬間に生まれたままの姿になる。 当時子供心にもドキッとした。 しかし、特撮とアニメの合成は、難しい?
*:彼女は、巨乳軍団(小池栄子、MEGUMI他)のイエローキャブ所属である |
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『ロード・オブ・ザ・リング』のシリーズ完結 『ロード・オブ・ザ・リング』の3部作が、この度完結。 早速見に行ったが、2本目の前作のSFXが、凄くて、アカデミー賞11部門獲得した今作は、まとめすぎて少し興ざめた。 『花と蛇』を観に行った。 団鬼六作で、ロマンポルノの秀作で、4回もリバイバルされており、今回は、5回目。 主演の杉本がクールなために少しラストのインパクトに欠けたか? 彼女はS役の方が、やっぱり向いているかも・・・ |
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『白い巨塔とエースを狙え』 最近、リメイクブームである。『 白い巨塔』は、以前 故田宮二郎の財前教授が、当り役で、医者の話である。 教授選と医療裁判と2つの軸から構成されているが、特に医療裁判が、見物である。里見教授と財前の部下がポイントである。 今回の財前は、唐沢寿明。愛人役は、黒木瞳(以前は 故太地喜和子)。 『エースを狙え』(以前、テニスと漫画の項で、取り上げたが)は、実写版として登場。 主演は、上戸彩(平成の百恵と呼ばれている『 あずみ 』を主演した)さて再び女子達に人気が出るか? |
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『最近の映画』 について PART2 お薦めは、断然「ハルク」。これは、TVシリーズ「超人ハルク」(最近、昔のTVドラマの映画化が多い。「チャーリーズ・エンジェル」もそのひとつである)を映像化したもので、特筆は巨大化した緑の怪物の動き。それが全てCG(VFX)というところが凄い。 脚本も何故怪物になったとかが、よくわかり「スパイダーマン」「デア・デビル」に続くマーブル社の作品(いずれも映画化)は、どれを観ても損はないと断言できる。 |
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『最近の映画』 について 先日、『ハリポッターと秘密の部屋』を観に行ってきた。最近のCGを使った映画は、批判されている人もいるが、 私個人としては、CGのみならず内容も素晴らしい。過去の作品を含めてCGと特殊メイクの映画を見てみよう。 『猿の惑星』・・・最近、リメイク版が出たが、やはり、猿のメーキャップが素晴らしい。 もしこのメーキャップが雑なら、『猿の惑星』といっても、単なる空想映画になる。メーキャップが凄い事で、妙なリアリティを出している。 何か本当に『猿の惑星』があるように思うのは、私だけであろうか? 『スーパーマン』・・・クリストファーリーブ主演。特に変身する時と空を飛んでいる時が 素晴らしくヒーローの王道をいっている。残念ながら主演のリーブは現在車椅子生活らしい。ヒーローを演じた人は意外に (仮面の忍者赤影役の人もそうらしい)苦労しているみたいである。 そして、『スターウォーズ』『ロードオブ〜』『スパイダーマン』『ハリーポッター〜』と最近のCGは、異空間をリアルに表しているので 観客には受けて、不景気の影響も重なって『ハリー〜』においては、史上最高の興行収入の記録更新中である。 |
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