2011年2月の東大阪 NEWS
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27日:近鉄特急に女性はねられ死亡 弥刀-長瀬間
- 27日午後7時頃、東大阪市源氏ケ丘の近鉄大阪線弥刀-長瀬間の踏切で、自転車を押していた高齢の女性が近鉄名古屋発大阪難波行き特急列車にはねられ死亡した。
乗客約190人にけがはなかった。布施署が女性の身元確認を急いでいる。
近鉄によると、上下44本が運休、32本が最大約1時間20分遅れ、計約1万人に影響した。
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27日:岸田堂南町の空き家から白骨遺体発見
- 27日午後0時35分頃、東大阪市岸田堂南町の空き家で、白骨化した遺体を、解体作業中の男性が発見、大阪府警布施署に通報した。
空き家は借家で、20~30年ほど前から誰も住んでいないという。遺体は死後数年以上たっているとみられ、同署は司法解剖して詳しい死因を調べるとともに、身元の特定を急ぐ。
同署によると、空き家は木造平屋建てで、遺体は6畳の板の間に敷かれたじゅうたんの上で、うつぶせの状態で見つかった。
目立った外傷はなく、トランクスしかはいていなかった。
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26日:近畿道で6台絡む玉突き事故
- 26日午後0時半ごろ、大阪府門真市稗島付近の近畿自動車道上り線で、トラック(2t)が大型トラック(15t)に追突し、マイクロバスなど計6台が絡む玉突き事故があった。
東大阪市消防局によると、追突したトラックの男性運転手(28)が足を挟まれて車内に閉じ込められたほか、60代の男女2人が軽傷を負った模様。
大阪府警高速隊が原因を調べている。現場は3車線の直線。この事故で、上り線の大東鶴見インターチェンジ-門真ジャンクションが全面通行止めとなった。
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25日:NZ地震 東大阪市の留学生が行方不明
- ニュージーランド南島のクライストチャーチ付近で発生した大規模地震で、行方が分からなくなっている大阪府東大阪市の留学生、今岡敏子さん(35)。
弟(32)によると、敏子さんは10年ほど前から英語の勉強を始め、府内の病院に看護師として勤めて、留学の学費をためていたという。
昨年6月からニュージーランドに渡っていた。敏子さんは地震発生時、倒壊した語学学校「キングズ・エデュケーション」にいたとみられ、依然として連絡がとれない。敏子さんはしっかりとした性格だといい、弟は「たとえわずかでも、生きているという可能性を信じたい」と硬い表情で話した。25日中に渡航するという。
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24日:医療法人 虚偽記録・療養費請求不正の疑い
- 東大阪市の医療法人が運営する訪問看護ステーションで、虚偽の看護記録を作成して訪問看護療養費などを国や府に不正請求していた疑いが持ち上がり、府が24日、同法人に対する調査を始めた。
不正請求した疑いがあるのは、同法人が運営する「阪本病院」に併設された「すみれ草」。
訪問看護ステーションでは、自宅療養中の患者を看護師らが訪問し、体温や血圧をチェックして体調管理をしたり、日常生活の介助や助言をしたりする。
看護師は訪問した際の内容を看護記録に記載する義務がある。府などによると、患者の体温の数値や看護師とのやりとりがまったく同じ内容の看護記録が大量に見つかっているといい、実際は訪問していないのに訪問したように装い、療養費を水増し請求した疑いがあるという。
不正が発覚した訪問看護先の患者のほとんどは生活保護受給者だったという。
訪問看護を受けた場合、患者は通常療養費の3割を自己負担しなければならないが、生活保護受給者の場合は全額公費負担となる。
自己負担が発生しないため、事業所側が不正請求しても患者が気付きにくいとみられる。同法人側は「看護師の1人が『つい面倒で、記録をパソコンでコピーした』と認めた」としている
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23日:池乃めだかさん「気をつけて」東大阪で交通安全PR
- 交通死亡事故が多発する東大阪市で22日、タレントの池乃めだかさんらがドライバーに啓発グッズを配って安全運転を呼びかけた。
同市内では今年に入り、交通事故で6人が死亡しており、市内の布施、河内、枚岡の3署が合同で実施した。
この日、野田義和市長は「年間の交通事故死者を10人以内にする目標がある。一人ひとりが気をつけてほしい」とあいさつ。この後、参加者はトラックが多く通る中央環状線の交差点でティッシュなどをドライバーに配布。
池乃さんは「気をつけて」と声を掛けていた。
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23日:中新開・公園事務所で15万円盗難
- 東大阪市は22日、緩衝緑地公園(同市中新開2)の管理事務所から、施設使用料15万4300円が盗まれたと発表した。市は河内署に盗難の被害届を出した。
市によると、同公園にはテニスコートや野球場、駐車場があり、管理を市公園協会に委託。
1日の使用料を封筒に入れ、事務所の金庫で保管し、約1週間ごとに銀行に入金していた。被害に遭った現金は2月14~19日の使用料。協会の嘱託職員らが20日夕、使用料を保管しようとしたところ、普段使っていない金庫のダイヤルロックが回されており、扉が開かなかった。
業者に問い合わせて扉を開け、盗難に気付いたという。事務所に外部からの侵入形跡はないという。
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22日:飲酒事故で東大阪市職員停職処分
- 東大阪市は22日、飲酒運転で物損事故を起こしたとして、環境部の男性主任(51)を停職3カ月の懲戒処分にした。
市によると、主任は今月12日夕、同市内のスナックで友人と酒を飲んだ後にオートバイで帰宅。
同市柏田本町の府道交差点近くで乗用車に衝突し、布施署員に道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された。
市の事情聴取に「食事のついでに飲んでしまった」と話している。
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21日:東大阪市 一斉送信でアドレス流出 339人分
- 東大阪市は21日、市のホームページ上にある市民の交流用の掲示板利用者へ電子メールを一斉送信した際に、誤って全員のメールアドレスが見える状態で送っていたと発表した。
同市によると、広報課員が567人に送信し、339人に届いた。
8人から返信があり、うち3件には苦情が含まれていた。
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21日:東大阪と生野で連続不審火
- 20日午前3時半ごろ、東大阪市柏田西で、プラスチック工場の倉庫から出火。
パレット数枚と軽トラックの荷台が焼けた。また、約1時間20分後、約1.2km西の大阪市生野区巽東で、建設中の民家から出火。
1階の縁側など約10㎡が焼けた。いずれもけが人などはなかった。両現場とも火の気がないことなどから、布施、生野両暑は不審火として捜査。連続犯行の可能性もあるとみている。
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20日:菱屋西の踏切ではねられ女性死亡
- 20日午前7時35分ごろ、東大阪市菱屋西の近鉄大阪線の踏切で、大阪上本町発榛原行き準急に女性がはねられ死亡した。乗客約180人にけがはなかった。
布施署などによると、付近に住む80歳代の女性とみられ、身元確認を急いでいる。
女性は遮断棒が下りた後に踏切内に入ったとみられ、発見した運転士が非常ブレーキをかけたが間に合わなかったという。
近鉄によると、この影響で列車23本が運休するなど約15000人に影響が出た。
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16日:軽トラックが川に転落,夫婦死傷
- 16日午前9時25分頃、奈良県宇陀市室生区の県道で、東大阪市の青果店経営男性(79)運転の軽トラックが、約10m下の川に転落。
男性は頭部を打ち約3時間後に死亡が確認、助手席の妻(75)が胸などの骨を折り重傷。
宇陀署の発表では、現場の路肩には約20cmの積雪があり、スリップしたとみられる。
夫婦は、同市内の親類の葬儀に向かう途中だった。
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13日:大阪樟蔭女子大学生ら英語落語
- 大阪樟蔭女子大(東大阪市菱屋西)の学生らが12日、同大学で、古典落語を全編英訳した「英語落語」に挑戦した。
はかま姿で高座に座った女子大生らは巧みに何役も演じ分けた滑らかな英語で、観客の市民ら約160人の笑いを誘った。
同大学が「生きた英語と伝統文化を学んでほしい」と、2007年度に始めた授業で、発表会は4回目。今年度は3,4年生15人が受講し、半年かけて落語家に手ほどきを受けて話術を磨いてきた。
発表会には6人が出演。16文のうどんを15文で食べようとする「時うどん(Time Noodles)」に挑んだ3年の杉本藍子さん(20)は「緊張したけど、笑ってくれてよかった」と満足そうだった。
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13日:酒気帯び疑い、東大阪市職員逮捕
- 大阪府警布施署は12日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、東大阪市職員男性(51)=東大阪市柏田西=を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は、12日午後5時25分ごろ、自宅近くの府道で、酒気帯びの状態でバイクを運転したとしている。
容疑者は信号待ちで停車中の乗用車ドアミラーに接触。
通報で駆け付けた署員が、容疑者の呼気から基準値を超えるアルコールを検出した。
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12日:近鉄特急で窓ガラスにひび、投石の可能性も
- 11日午前10時45分ごろ、津市白山町の近鉄大阪線東青山駅付近で、走行中の大阪上本町発賢島行き特急電車(6両編成)の窓ガラスにひびが入っているのが見つかった。
乗客約210人にけがはなかった。鳥羽駅(三重県鳥羽市)で運転を取りやめ、乗客は後続の電車に乗り換えた。
近鉄によると、ガラスは二重になっており、外側に複数のひびが入っていた。内側のガラスに異常はなかった。また同日午前11時15分ごろ、終点の近鉄名古屋駅に到着した別の特急(6両編成)にも窓ガラスにひびが見つかった。
近鉄は、投石や飛び石の可能性があるとみて調べている。
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12日:樟蔭東学園元理事の請求却下
- 中高、短大を運営する学校法人「樟蔭東学園」をめぐり、元理事が前理事長の解任を決議した平成21年4月の理事会の無効や自身の理事としての地位確認などを求めた訴訟で、大阪地裁(堤恵子裁判官)が請求を退けていたことが11日、分かった。
訴訟で元理事は、現経営陣側が理事職の辞任を強要したなどと主張していたが、判決では、そうした事実はなく、元理事は自己意思で同月に理事の地位を失っており、理事会の無効などを求める原告適格を有しないなどとしている。判決は今月1日付。
学園をめぐっては、21年4月に就任した前理事長がわずか5日間で解任され、学園の混乱ぶりに文部科学省も調査に乗り出していた。
一方、学園は22年3月、経営危機を打開するため、幹線道路沿いのグラウンド(約12000㎡)の半分を大手家電量販会社に数十億円で売却。
売却益の一部は、19年ごろから支援を受けていた別法人からの貸付金の返済に回した。学園側によると、売却に際しては、文科省令の学校設置基準を満たすよう園内に代替地を確保した上で、同省などの許可を得たという。
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12日:凍結の阪奈道路でスリップ事故3件 約30台が立ち往生
- 11日午後11時35分ごろ、東大阪市善根寺町付近の阪奈道路(片側2車線)で、大阪方面行き車線を走行していた軽乗用車がスリップし、橋の欄干にぶつかるなど、スリップ事故が3件相次いだ。
この影響などで、後続の車約30台が一時動けなくなり、立ち往生した。
府警によると、現場は生駒山麓の下り坂で、当時は路面が凍結していた。
軽乗用車に乗っていた18歳の男女が病院に搬送されたが、けがはなかったという。
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12日:不発弾撤去2000人避難
- 大阪府立青少年会館跡地(大阪市中央区)で文化財の発掘調査中に見つかった不発弾の処理作業が12日、現地で行われた。
作業中、半径300m以内に住む住民約2000人が小学校などに避難し、付近を走る阪神高速東大阪線などで交通規制が敷かれたが、約1時間で無事終了した。
不発弾は戦時中に米軍が投下した1t爆弾で、弾頭と弾底に起爆装置の信管が残っていた。
陸上自衛隊の不発弾処理隊が午前9時に撤去作業を始め、午前10時過ぎに信管を取り除いた。阪神高速東大阪線では同8時30分から上下線とも法円坂―東大阪ジャンクション間が通行止めとなったほか、現場付近の中央大通や本町通も通行禁止とされたが、いずれも午前中に解除された。
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11日:本庄西交差点で大型トラックがバイクと衝突 男性死亡
- 10日午前7時半ごろ、大阪府東大阪市本庄西の交差点で、左折していた大型トラックが直進のバイクと衝突。
バイクの会社員男性(54)=同府枚方市星丘=がトラックの後輪にひかれ、搬送先の病院で10日深夜死亡した。
府警布施署は自動車運転過失傷害容疑で岩手県紫波町日詰西、トラック運転手男性(51)を現行犯逮捕。容疑を同致死に切り替え、詳しい事故原因を調べる。
布施署によると、トラックの車線は左折禁止。
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11日:溶接ロボットが小学校でお絵かき 東大阪で出前授業
- 金属製品をつくるのに欠かせない溶接の役割を知ってもらおうと、溶接ロボットを製造している「ダイヘン」(大阪市淀川区)が10日、東大阪市南鴻池町の市立成和小学校にロボットを持ち込み、出前授業を行った。
ロボットの精巧な動きを伝えるため、アームの先端をペンに変えて紙に絵を描く姿を披露。児童たちからは歓声や拍手が起こった。
3年生約200人が溶接の役割や仕組みを勉強したあと、実際に溶接現場で使われているロボットが運び込まれ、子供たちに人気のアニメキャラクターを次々と描いてみせた。
児童たちは身を乗り出してアームの動きを見つめていた。普段見ることができない機械とあって、ほかの学年の児童も見学に訪れる盛況ぶりだった。
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10日:卒業旅行は有馬へ 近大生らがパンフレット作製
- 卒業旅行シーズンを前に、有馬温泉観光協会と近畿大学の学生が、大学生向けの観光パンフレットを作製した。
現地で見聞きし、実感した有馬の魅力を若者らしい視点で紹介。
協力する旅館が特別に用意した学生向け格安プランも掲載し、約15000部が西日本の大学生協に並べられている。有馬温泉ではこれまで、学生の集客に力を入れていなかった。
しかし卒業旅行の時期が同温泉の閑散期と重なることから、同協会は学生を新たな客層にしようと昨年12月、近畿大生にパンフレットの作製を依頼した。取り組んだのは、同大経営学部商学科の広田章光教授の下でマーケティングを学ぶゼミ生17人。
昨夏、武庫川女子大など4大学による同温泉での学生イベントに参加し、観光客向けに音楽やスポーツなどの催しを行った。
そんな経験から「温泉街らしい有馬をぜひ宣伝したいと思った」と3年の志摩直人さん(21)。まずは、卒業旅行先を選ぶ基準を探ろうと、学生約60人にアンケート。
その結果、卒業旅行に2回以上出掛ける学生が6割を超え、3万円以下の低予算で近場の近畿圏に行く傾向があることも判明した。
一方で「有馬温泉がどこにあるのか知らない」との声も多く、「PR次第で十分候補になる」と感じたという。取材や編集に2カ月近くかけ、A4判折りたたみ8ページのパンフレットが完成。
表紙には「のれんの先にちょっと大人の有馬旅。」と、社会人への仲間入りとして、有馬温泉旅行を印象づけるキャッチコピーをつけた。また、初心者向けの「7箇条」と題して「人こそ一番の観光名所と知るべし」などユニークなアドバイスもある。
同協会の増田陽平さん(32)は「既存のガイドブックにない斬新なつくりや言葉が面白い」と評価。
志摩さんは「若者のニーズに合う内容に仕上がった。ぜひ手にとって見て」と呼び掛けている。
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9日:第13回「東大阪モノづくり大賞」決定
- 東大阪商工会議所は8日、大阪府東大阪市のすぐれた製造業を表彰する第13回「東大阪モノづくり大賞」の受賞企業を決定。
「金賞」には、鋼線や冷間圧造部品などを製造する大阪精工(社長・澤田斉氏、資本金4400万円)が選ばれた。
大阪精工は約8000種類の製品を生産しているほか、チタン合金やマグネシウム合金などのワイヤといった新素材の研究開発に挑戦している点などが評価された。また「銀賞」は建築や自動車・鉄道車両などに使用する金物メーカーのSKB(社長・伊藤博之氏、資本金8000万円)
「銅賞」はアルミニウム・亜鉛ダイカスト鋳造や精密金型を手がける大和軽合金工業(社長・谷村佳昭氏、資本金1000万円)がそれぞれ受賞した。
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8日:ラグビー球にまいど1号 東大阪独自のナンバープレート
- 東大阪市はこのほど、今夏から市独自に交付するバイクのオリジナルナンバープレートのデザインを発表した。
「ラグビーのまち」にちなんだラグビーボールや町工場が打ち上げた人工衛星「まいど1号」が描かれている。
公募に寄せられた45点のデザインの中から、同市の会社員伊藤真二さん(39)の作品が「東大阪市らしく、親しみが持てる」と選ばれた。7月から125cc以下の3種類で交付される予定で、従来のナンバープレートも選択できる。
市の担当者は「多くの人に利用してもらい、広く東大阪をPRしてほしい」と話している
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8日:KREVAが府立高でFM収録 一目ぼれの思い出披露
- ヒップホップ歌手のKREVA(34)が7日、東大阪市の府立布施高校で、FM802「ROCK KIDS 802」(月~木曜・後9時)の公開収録に臨んだ。
約400人の生徒を前に、自身の高校時代の思い出を披露。
「新入生歓迎会で一目ぼれした女の子と、ずっと付き合っていた」と明かした。
東京都立国際高校から慶大に進学した秀才。「でも高2の時、外国人と餅つきをするイベントに行かなかったことを今も後悔してる。みんなはどんな小さなイベントでも、どんどん参加した方がいい」と現役生徒にアドバイスを送った。3月3日放送予定。
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8日:まいど1号開発の理事、園部高で経験熱弁
- 一昨年に打ち上げられた小型衛星「まいど1号」を開発した東大阪宇宙開発協同組合の棚橋秀行専務理事が7日、園部高(京都府南丹市園部町)で講演した。
町工場が集まり夢を実現した経験や今後のものづくりについて、生徒に熱く語りかけた。
同組合は2002年に東大阪市の中小企業を中心に設立された。雷観測用の衛星を開発して2009年に打ち上げ、運用にも成功。
昨年には月にロボットを送る構想も発表している。棚橋さんは1年生約180人に講演した。まず打ち上げ時のニュース映像で概要を紹介。
本業の電機工事では事故や漏電による火災で死者が出る恐れもあるとして、
「仕事は常に100点でないといけない。モノへの信頼と人への信頼がないと成功しない」と、実社会の厳しさを話した。また不況や後継者難で沈む町を活気づけようとしたプロジェクトの経緯を説明。
「『作』や『造』も必要だが、今後のものづくりは、何もないところからつくる『創』が大事」と訴えた。
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8日:大阪朝鮮高級学校 無償化条件に来月末までに回答
- 大阪朝鮮高級学校(東大阪市)を授業料無償化の補助対象にする条件として、府が北朝鮮指導者の肖像写真の撤去など4点を求めている問題で、同校の金允善校長が7日、府庁で記者会見し、3月末までに府に回答することを明らかにした。
今年度から実施される授業料無償化は、国が生徒1人あたり12万~24万円の支援金を支出し、さらに府が独自に上乗せして年収500万円未満までの世帯を補助する計画だった。
だが、府は昨年3月、同校に無償化の条件を提示、その回答がないとして今年度予算に計上した補助金7600万円を執行せず、新年度当初予算案にも計上しない方針を示している。国も同11月の北朝鮮による韓国砲撃に伴い、全国の朝鮮高級学校10校への無償化適用の審査手続きを停止した。
金校長はこの日の記者会見で府への返事が条件を満たすかどうかについて「回答書で説明する」と明言を避けた。また、国の対応については「何の罪もない生徒たちの教育機会を奪うもの。
速やかに手続きを再開してほしい」と訴えた。
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7日:東大阪大敬愛が近畿高校柔道新人大会 連覇
- 「第52回近畿高校柔道新人大会」(大阪日日新聞ほか後援)は5,6の両日、なみはやドームで男女団体を行い、大阪勢は女子の東大阪大敬愛が2連覇を果たした。
男子は東海大仰星と近大付がともに3位だった。男子の大阪勢が優勝を逃したのは4年ぶり。
3人戦で行われた女子の決勝は代表戦にもつれ、東大阪大敬愛の名村が奈良育英の喜多から技ありを奪って優勝を決めた。
5人戦勝ち抜き方式で争った男子は、東海大仰星が天理(奈良)に、近大付は京都学園にそれぞれ準決勝で敗れた。
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7日:東大阪市立市民会館で「ご入学おめでとう大会」
- 今年、小学校に入学する新1年生をひと足早く祝う「ご入学おめでとう大会」(産経新聞社、産経新聞開発主催、府教育委員会、東大阪市教育委員会、泉州産経会後援)が6日、東大阪市の市立市民会館大ホールで開かれた。
子供や保護者ら約1000人が参加し、学校生活や交通ルールなどを学んだ。
大会では、東大阪市立枚岡東小学校の神野ちどり校長が入学に備えての心構えなどを話し、続いて府警本部交通安全教育班と布施、河内、枚岡の各警察署の警察官が人形劇や体操で登下校時の交通安全をわかりやすく指導した。
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1日:府警が悪質交通違反者 43人一斉逮捕へ
- 大阪府警交通指導課は31日、交通違反で反則金を納めず再三の呼び出しにも応じない悪質違反者43人を、道交法違反容疑で2月7日までに一斉に逮捕すると発表した。
裁判で罰金刑が確定しながら納付しない71人についても、同様に収監手続きを進める。府警によると、逮捕予定者の中には、過去にも信号無視をして逮捕されたにもかかわらず再び信号を無視した東大阪市の男(33)や、1年弱の間に運転中の携帯電話使用や無免許運転を繰り返した枚方市の男(64)も含まれる。
また収監予定者には70万円の罰金刑が確定しながら滞納している枚方市の男(22)らがいる。
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1日:警部補宅に空き巣、現金や通帳盗む
- 兵庫県警は31日、大阪府警の男性警部補(44)宅に空き巣に入り、盗んだ貯金通帳から金を引き出すなどしたとして、東大阪市俊徳町、無職男性(38)、住所不定・無職男性(45)両容疑者を窃盗容疑などで、大阪市西成区橘、韓国籍の無職男性(53)を有印私文書偽造・同行使、詐欺の各容疑で、それぞれ逮捕した。
発表によると、昨年10月21日午後2時~同3時25分、東大阪市内の警部補宅に侵入し、現金16万円と郵便貯金の通帳と印鑑を盗んだ疑い。
3人は同日共謀し、同市内の郵便局から3万5000円を引き出した疑い。調べに対し、前者2容疑者は「金は盗んだが、貯金の引き出しはしていない」と容疑を一部否認し、韓国籍の容疑者は容疑を認めているという。
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1日:レーザの基礎と活用術セミナー開催 近大38号館
- レーザプラットフォーム協議会(LPF)と産報出版は2月9日、東大阪市の近畿大学38号館で、中小企業向けレーザものづくり基礎講座「もっと知りたいレーザの基礎と活用術セミナー~レーザ加工に学ぶ、これからのものづくり・人づくり」を開催する。
同セミナーはレーザ加工に関する知識高揚と普及拡大を図るため、ものづくり中小企業がレーザ加工に着手するのに際し、必要な光学・レーザ加工額の基礎を分かりやすく解説するもの。
テキストには、「レーザものづくり入門~基礎から装置導入まで」を活用する。定員は50人。受講料はLPF会員2万円、一般2万5000円。
問い合わせは、産報出版関西支社(電話06-6633-0720),LPF事務局(電話072-948-3550)まで。
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1日:最低賃金改正されました
- 最低賃金改正されました
最低賃金は賃金・物価の動向などに応じて改定され、現在の時間額は次のとおりです。最低賃金制度とは、国が賃金の最低額を定め、使用者はその金額以上の賃金を労働者に支払わなければならない制度です。件名、時間額の順に記載。
大阪府最低賃金 779円
産業別最低賃金 塗料製造業 850円
製造関連産業 832円
電気機械器具製造が
関連産業 811円
鉄鋼業 846円
非鉄金属製造関連産業 803円
自動車・同付属品製造業 829円
各種商品小売業 779円
自動車小売業 818円
府内すべての労働者が対象の「大阪府最低賃金」と特定の産業の労働者が対象の「産業別最低賃金」があり、それぞれ原則として臨時・パート・アルバイト・派遣などを含むすべての労働者に適用されます。
問合せ先
大阪労働局賃金課 06-6949-6502
労働雇用政策室 06-4309-3178