2010年1月の東大阪 NEWS

28日 物流会社 下請け代3700万円不当減額

家具・照明器具メーカーの子会社の物流会社(東大阪市)が、下請け業者に支払う代金を不当に値引きし、下請法(下請代金の減額禁止)に違反したとして、公正取引委員会は27日、同社に再発防止などを求めて勧告した。
同社は昨年12月、不当値引き分の総額3715万円を各業者に返還している。

公取委によると、同社は平成19年10月~20年9月、運送を委託した下請け業者30社に対し、「取扱手数料」と称して下請け代金の3~10%を事前に値引きさせていた。
同社は「下請け業者とは文書で合意しており、違法性はないと思っていた。法解釈の違いとはいえ違反は事実なので、今後はコンプライアンス(法令順守)を徹底したい」としている。

27日 生野の死亡ひき逃げで男逮捕

今月20日に大阪市生野区の路上で大阪府東大阪市渋川町の無職女性(75)がひき逃げされて死亡した事件で、府警交通捜査課と生野署は27日、道路交通法違反(ひき逃げ)と自動車運転過失致死の疑いで、大阪市東住吉区鷹合のアルバイト工員(61)を逮捕した。府警によると容疑を認めている。

逮捕容疑は、20日午後6時半ごろ、生野区の市道で、散歩していた女性を軽自動車ではねて死亡させたうえ、救護や通報をせずに逃走したとしている。
府警によると、容疑者は「相手が死んだかもしれないと怖くなって逃げた」と供述。軽自動車はナンバープレートを外した状態で自宅近くの駐車場にとめてあったという

26日 独居の95歳女性 強盗被害か

25日午前11時半ごろ、小阪本町の画材店「樟美堂」に併設された住宅の寝室で、店を経営する女性(95)が倒れているのをヘルパーの女性(60)が見つけ、119番した。
タンスの引き出しが抜かれるなど不審な点があり、女性は同日夕、近くの交番に届け出た。女性は頭部などをけがしており、府警捜査1課などは強盗致傷事件として捜査している。

府警によると、女性は店の奥にある1階寝室のベッドわきであおむけに倒れていた。
下着姿で布団をかぶせられており、病院に運ばれたが、頭部のほか手足に内出血があった。低体温症とみられる意識障害で会話ができない状態という。
ヘルパーの女性は病院に付き添うなどし、発見から約5時間後に交番に届け出た。玄関は施錠されていなかったという。

女性は1人暮らし。東大阪市内の事業所から週5日、ヘルパーが派遣されていたが、2日前に訪れた際には異常はなかった。
店のレジには現金数万円が残っていた。府警は奪われたものがないか、詳しく調べている。
現場は、近鉄奈良線河内小阪駅の南西約100mの住宅や店舗が並ぶ一角。

26日 避難所80小中学 備蓄倉庫設置へ

東大阪市は、地震などの災害時に避難所となる市立80小中学校すべてに、プレハブの備蓄倉庫計112棟を設置することを決め、25日、工事を始めた。
被災者のプライバシーを守るため、中を仕切って更衣室や授乳室などとして使えるのが特徴で、市によると、このような特別仕様を取り入れる例はほかにないという。

市は、水や食料など備蓄物資の保管場所に小中学校の空き教室を使ってきたが、避難拠点となる体育館からの距離が、80校中28校で100mを超えることが調査で判明。
さらに、41校で2階より上の教室を使っているため、災害時、迅速に物資を運び出すことが難しいこともわかった。

生徒の増加で空き教室がなくなりそうな学校も出てきたことから、国の地域活性化・経済危機対策臨時交付金4320万円を活用、各校の体育館そばに備蓄倉庫を整備することにした。
倉庫は床面積が9.3㎡と4.8㎡の大小2種類で、大を48校に1棟ずつ、小を32校に2棟ずつ設置。

25日、善根寺町の市立孔舎衙中で最初の倉庫が設置され、教諭や生徒は早速、校舎2階の空き教室から備蓄物資を運び込んだ。
3月中旬には、すべての学校に設置される予定。市危機管理室は「使わなくて済むことが一番だが、被災者のストレスを少しでも軽減できれば」としている。

25日 警官追跡中に万引き容疑者,飛び降り死亡

25日午前5時55分ごろ、大阪市平野区瓜破東の12階建ての市営住宅屋上から男(18)が飛び降り、全身を強く打つなどして間もなく死亡した。
男は2時間ほど前にコンビニで万引きをしたとして警察官に追跡されていたという。府警平野署が身元の確認を急いでいる。

同署などによると、20歳前後の男2人が同日午前3時40分ごろ、東大阪市若江東町のコンビニで、食料品など約8000円相当を万引きし、乗用車で逃走。
府警河内署員らが車を追跡中、平野区瓜破東の民家のブロック塀に接触し、乗っていた男4人のうち、1人が12階建て市営住宅に逃げ込み、屋上で警察官が懐中電灯を向けると、突然飛び降りたという。現場には警察官3人がいた。男は20歳くらい。

22日 花園西町で16室アパート全焼 69歳男性死亡

22日午前7時ごろ、東大阪市花園西町のアパートから出火。木造2階建て約500㎡をほぼ全焼した。
1階の室内から男性の遺体が見つかり、河内署はこの部屋に住む男性(69)とみて身元を調べている。

河内署などによると、男性は1人暮らし。アパートは計16室あり、ほかの住民は逃げ出して無事だった。河内署は、男性の部屋から出火したとみて火事の原因を調べている。
2階に住む女性(54)は「煙のにおいがしたので外に出ると、ものすごい炎が上がったので、何も持たずに慌てて逃げ出した」と話していた。
現場は、近鉄河内花園駅の約200m南西で、民家やアパートなどが密集している住宅地。

21日 78歳女性が路上で死亡 ひき逃げの可能性

20日午後6時半ごろ、大阪市生野区巽東4丁目の路上で女性が倒れているのを通りかかった男性が発見し、110番通報した。
大阪府警の発表によると、女性は東大阪市渋川町2丁目、無職女性(78)で、搬送先の病院で死亡が確認された。

生野署によると、付近には自動車部品の破片とみられるガラスが散乱しており、同署はひき逃げ事件とみて調べている。
同署によると、現場は幅約6mの直線道路で、女性は道路脇に倒れていた。
通報の約5分前に現場近くの商店で買い物をしたレシートを持っており、同署は直後に事故にあったとみている。

20日 司馬遼太郎記念館に緑の空間 庭を拡張

司馬遼太郎記念館は新たに取得した隣接の土地を利用して「緑の空間」を設けることにし、19日に完成イメージ図を発表した。4月末から一般公開する。

司馬さん宅の庭の南隣にあった朝日新聞東大阪支局の移転に伴い、記念館が昨年12月に跡地約300㎡を取得した。
司馬さんの書斎に面した庭にはクスノキ、シイ、ヤマモモが植えられ、雑木林風になっている。
これを広げるかたちで設ける「緑の空間」にはクスノキを中心に植栽。
中央の芝生広場にベンチを置き、入館者に書斎を眺めながらゆっくりしてもらう。

上村洋行館長は「『感じる記念館』というコンセプトに合わせ、司馬さんが好きだった庭を広げることにした。静寂を保った空間にしたい」と話す。
記念館は2001年に開館。「司馬さんの頭脳の中」をイメージしたという3層吹き抜けの大書架には約2万冊の蔵書や自著が並ぶ。
今回の拡張で、司馬さん宅や駐車場と合わせた敷地は計約2600㎡になる。

19日 新型インフル感染 東大阪の女性死亡

府は18日、新型インフルエンザに感染した東大阪市の女性(71)が急性腎不全で死亡したと発表した。女性は白血病とぜんそくの持病があった。
府地域保健感染症課によると、女性は8日に発熱の症状を訴え、近くの医療機関の簡易検査でA型陽性と判明。タミフルの投与を受けたが、9日に亡くなった。

19日 地域の安全へ対策会議

街頭犯罪を減らそうと、東大阪市は、府警幹部や市内3署長らを招き、治安対策本部会議を開いた。
市は昨年4月、街頭犯罪の防止対策を検討するため、治安対策本部を設置。
同12月には、地域ぐるみで犯罪抑止をと、市と市民、事業者などの役割を明記した「市安全安心なまちづくり基本条例」を制定している。

会議には、対策本部長の野田義和市長や府警幹部、布施、河内、枚岡の3署長ら24人が出席。
上野栄樹・布施署長が、市内の人口1000人当たりの街頭犯罪認知件数(昨年)は13.78件で、府内ワースト2
府全体の街頭犯罪が減少する中、市内では自転車の盗難が増加 などの現状を報告した。

市からは、自転車盗対策で、府の補助事業を活用して順次、市内14か所の駐輪場に計57台の防犯カメラを設置することを報告。
また、市と府警で協力し、子どもの安全対策、地域の防犯パトロール拡充などに取り組んでいくことを確認した。

18日 追跡白バイに車衝突させ2kmロ逃走の女

追跡してきた白バイに車を衝突させ逃走したとして、府警河内署は18日、公務執行妨害の疑いで、河内長野市三日市町、無職女性(29)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は18日午前10時50分ごろ、東大阪市瓜生堂3丁目の府道で白バイの署員の公務を妨害した疑い。

「無免許がばれるのが怖くて逃げた」と供述、同署は道交法違反容疑でも調べる。
同署によると、午前10時45分ごろ、東大阪市荒本北1丁目の交差点で信号無視をして、白バイに停止を求められたが、無視して逃走した。
途中の赤信号で白バイに追いつかれると、車をバックさせて衝突。

ほかに少なくとも5台の車に接触しながら約15分間、約2kmにわたり走行し、逃げ込んだ駐車場で取り押さえられた。白バイの署員にけがはなかった。

14日 直嶋経産相が東大阪市を訪れ中小企業視察

経済産業省の直嶋大臣がモノづくりの街・東大阪市を訪れ、デフレ不況に苦しむ中小企業経営者から直接現状を聞きました。

直嶋正行経済産業大臣が訪れたハードロック工業は、従業員がおよそ45人の中小零細企業ですが、新幹線の車両にも使われる弛まないネジの開発でものづくり大賞の特別賞を受賞しています。
東大阪市には、ほかにもすぐれた技術力で国内トップのシェアを誇る中小企業が数多くあり、直嶋大臣は経営者らと直接話して、円高やデフレ不況になやむ中小企業のニーズを汲みとり、政策に反映させたいとしています。

また、関経連の下妻会長や大阪商工会議所の野村会頭ら経済団体の幹部らとも懇談し、関西経済の置かれた現状について意見を交わしました。

6日 東大阪市 路上喫煙「禁止条例」制定へ

東大阪市は、「まちの美化推進に関する条例」に、市役所周辺で路上喫煙を禁じる条項を盛り込む方針を決めた。
違反者に対しては千円を徴収する罰則も設ける。条例改正案に対する市民からの意見募集を行った上で3月に開会する定例議会に提案する。可決すれば平成22年度中の施行を目指す。

現行の条例は、たばこの吸い殻などのポイ捨てを禁止した条項はあるが、ポイ捨ては一向に減らないのが現状で、路上喫煙を禁じることにより、ポイ捨てされるゴミそのものの発生源を断つ。
改正案で路上喫煙の禁止区域とするのは、府立中央図書館や近鉄荒本駅がある市役所周辺で、市が「まちの美化推進重点区域」に指定しているエリア。

市では条例の効果を検証し、禁止区域を商店街といった人通りが多い場所にも拡大することも検討している。
また、罰金にあたる「過料」は、罰則付きの同様の条例がある隣接自治体に合わせて千円に設定。

条例施行後は半年から1年間程度は徴収しない「周知期間」を設けることにしている。

6日 西堤楠町で郵便局強盗スピード逮捕

5日午後5時45分ごろ、東大阪市西堤楠町の東大阪西堤郵便局通用口で、帰宅しようとした男性局長(46)を、プラスチック製のマスクをした男が無言のまま襲い局内に押し入ろうとした。

もみあいの末、男は何も取らずに逃走、局長は手に軽傷を負った。通報で駆けつけた府警捜査員が、特徴の似た男を現場から約500m離れた駐車場で見つけ、職務質問したところ、犯行を認めたため、発生から約1時間後に強盗致傷容疑で逮捕した。

布施署によると、逮捕されたのは、八尾市竹渕西の自称会社員(44)。身長約180cmと長身だったことや、目撃された上着とよく似た服を小脇に抱えていたことから職務質問したところ、「すみません」と容疑を認めたという。

2日 近鉄準急列車に女性はねられ死亡

2日午後7時35分ごろ、東大阪市本町の近鉄奈良線で、女性が大阪難波発近鉄奈良行き準急電車にはねられ死亡した。乗客約120人にけがはなかった。
枚岡署によると、現場は踏切の近くで、女性は70歳ぐらい。運転士は「女性が線路上で横になっていた」と説明しており、同署は身元などを調べている。

近鉄によると、上下線計30本が運休、25本が最大12分遅れ、約4000人に影響が出た。

1日 中学時代の先輩後輩関係 包丁持ち出し刺す

1日午前2時5分ごろ、東大阪市西岩田2丁目の路上で、男性が刺されていると110番があった。
駆け付けた河内署員が、左胸を包丁で刺された男性(25)を発見、殺人未遂容疑で、現場にいた会社役員の男(27)を現行犯逮捕した。

河内署によると、男は「脅すだけで、刺すつもりはなかった」と殺意を否認している。
2人を含め中学時代の先輩と後輩約10人で酒を飲んでいた。
1日午前2時ごろ、酒を飲んでいたうちの人とけんかになり、止めに入った男性の左胸を、近くにある自宅から持ってきた包丁で刺した疑い。同署は、男性の命に別条はないとしている。

投稿者プロフィール

安原武男
安原武男東大阪バーチャルシティ 管理運営者
2000年8月に開設した地域情報サイト「東大阪バーチャルシティ」
管理・運営団体:ナレッジ(代表者:安原武男)

布施プロレス運営責任者
マスクド東大阪公式代理人
布施商店街活性化学生団体「ふせのわ」運営責任者
エヌケー工房 オゾン発生器 公式アンバサダー

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