2008年11月の東大阪 NEWS

24日 タクシー運転手が路上で刺され死亡

24日午前0時50分ごろ、大阪市生野区小路3丁目の国道479号で、「男2人が争っている」と通行人から110番通報があった。
駆けつけた生野署員が現場でタクシー運転手(57)が右足と背中を刺されて倒れているのを見つけた。運転手は争っていた男に刺されたとみられ、病院に搬送されたが間もなく死亡。府警は殺人事件とみて捜査を始めた。
府警によると、運転手は23日午後10時半ごろから、現場から約90m離れた同区のカラオケスナックで同僚と2人で飲食していたが、その後24日午前0時半過ぎに、携帯電話をかけるために店外へ出たとみられる。
店の入り口付近に血だまりがあり、現場まで点々と血痕が続いていたことから、店の前で何者かとトラブルになって刺され、現場まで移動した可能性がある。財布は奪われていなかった。
目撃者によると、逃げた男は50歳くらいで、黒っぽい上下を着用。栗山さんが倒れた後、徒歩で逃げたという。
同店付近の住民は「男性が誰かの名前を叫んでいるような声を聞いた」と話した。

24日 民家火災で5人搬送、長男が「火付けた」

24日午前9時半ごろ、東大阪市御幸町の会社役員(51)方から出火、木造2階建て約120㎡が半焼した。
家にいた妻(51)、長男(18)、次女(22)とその娘(3)のほか、救助に当たった通行人の男性(26)の計5人が煙を吸って病院に運ばれた。いずれも軽症とみられる。
枚岡署によると、2階の自室にいた長男が「火を付けた」と話している。同署は長男の容体をみて、現住建造物等放火の疑いで事情を聴く。

20日 大阪府基準地価評価額 平均14.1%上昇

大阪府固定資産税評価審議会は20日、2009年度以降の固定資産税を算出する基礎となる府内42市町村(大阪市を除く)の基準宅地の評価額を決めた。
3年前の前回評価替えを修正した2008年度と比べ、9月に公表された大阪市を含む43市町村の平均は14.1%上昇した。
景気回復などを反映し、38市町が200年度に比べて上昇した。上昇率トップの大阪市は130.8%と2倍以上に伸び、吹田市が80.9%、堺市が47.7%で続いた。このほか豊中、東大阪、茨木など六市が20%以上の上昇率となった。
一方、下落したのは5市町村で、下落率が最も大きかったのは能勢町の3.9%。下落したのは、いずれも都心から離れた地域だった

19日 東大阪「まいど1号」商品券

東大阪市小売商業団体連合会は来年1月16日、東大阪宇宙開発協同組合が開発した小型衛星「まいど1号」の打ち上げを記念する商品券を販売する。
1冊1万円だが、10%のプレミアム(割増金)が付いており、1万1000円分の買い物ができる。市は緊急経済対策の一つと位置付け、プレミアム分や事務経費計3500万円を国からの交付金を活用するなどして補助する。
商品券には、1月21日に打ち上げ予定のまいど1号を描く。1冊が500円券22枚つづりになっており、1人3冊まで購入できる。利用できる店舗は、市内にある売り場面積1000㎡以下の小型店といった基準を設けて募集する。
同連合会は3万冊(3億3000万円分)を用意し、商店街などに設ける35か所で販売。利用期限は来年3月8日までとする。同連合会は2003年度~06年度にも同様の商品券を販売している。
野田義和市長は「景気低迷は深刻。商品券が東大阪での内需拡大につながれば。まいど1号を知ってもらうことで、モノづくりの素晴らしさも共有したい」と話している。

18日 不必要工事勧め代金詐取した容疑で再逮捕

大阪府警生活経済課などは18日、詐欺容疑で、大阪府東大阪市の建設業社長(37)と元従業員(25)の両容疑者(詐欺罪で起訴)を再逮捕した。
調べでは、容疑者らは昨年11月から今年5月にかけ、堺市南区の主婦(52)に「屋根裏の湿気を放っておくと虫がわいて柱がぼろぼろになる」などとうそを言い、屋根裏補修など必要のない4件の工事をして代金計約280万円をだまし取った疑い。
同課によると、2人が詐取した代金は、実際の工事内容から算定した平均的な費用の10倍以上。昨年7月から犯行を重ね、被害者は約30人に上るとみられる。工事の請負金額の多い順に並べた「顧客ランキング」表も作成していた。

18日 少年の下半身触った63歳男逮捕

電車内で専門学校生の少年の下半身を触ったとして、大阪府警生野署は18日、府迷惑防止条例違反で、奈良県河合町高塚台の派遣会社員の男(63)を現行犯逮捕した。
男は「以前電車内で知らない男に触られて気持ちよかった。今度は自分が他人を気持ちよくしてあげようと思った」などと供述しているという。
調べでは、男は同日午前8時25分ごろ、東大阪市内を走行中の奈良発近鉄難波行近鉄奈良線快速急行車内で、後ろに立っていた奈良県内の専門学校生の少年(19)の下半身に手の甲を押しつけ、約3分にわたって触った疑い。
当時車内は満員で、身動きがとれない状態だったという。
少年は2週間ほど前から通学途中に約10回、この男から同様の被害に遭っており、この日鶴橋駅で電車を降りた男を「いつもやってるのはあんたやろ」と取り押さえ、駅員が同署員に引き渡した。

11日 金物製造会社事務所で不審火

10日午前4時50分ごろ、東大阪市宝町の金属製造会社の事務所から出火。鉄骨プレハブ2階建て延べ約50㎡を全焼した。
隣接する工場への延焼や、けが人はなかった。事務所に火の気はなく、枚岡署は放火の疑いもあるとみて捜査している。
調べでは、同社は9日は休みだった。パトロール中の同署員が1階から煙が出ているのを発見しており、同署は1階が火元とみて調べている。

7日 大阪朝高運動場裁判 裁判所が和解を勧告

大阪市が大阪朝鮮高級学校の運動場の明け渡しなどを求めた訴訟の第10回口頭弁論が10月29日、大阪地方裁判所で開かれ、学校関係者、同胞、日本の支援者らが駆けつけ傍聴した。
この日の弁論では、裁判所の和解勧試を東大阪市、大阪朝鮮学園の両者が了承したことにより、和解が勧告された。11月19日からは問題の土地の払い下げを含む交渉が行われる。
学園側弁護団の丹羽雅雄弁護士は、子どもたちの学習権を保障する必要性を訴え、生徒の不安を一日も早く取り除くことが第一であると強調。
日本の中学校の事例と比較し差別的取り扱いを受けている事実、朝鮮学校の歴史や日本の国庫からの助成を受けられず、保護者らの支援で運営されている現状、東京第2初級の払い下げの前例などを考慮し、交渉が進まなければならないと指摘した。
弁論後に大阪弁護士会館で行われた報告会では、学園、弁護団、支援者らが団結し、十分な議論を経て交渉を進めていくことが確認された。
これまで口頭弁論には、傍聴の定員を超える数十人がつめかけ、学園の裁判を支援してきた。日本市民らによる街頭署名活動も行われた。この日も報告会に約80人が参加した。

5日 町工場の夢「まいど1号」1月21日打上

三菱重工業と宇宙航空研究開発機構は5日、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき(GOSAT)」と、大阪の町工場が協力して開発した雷観測衛星「まいど1号」など小型衛星7基を乗せたH2Aロケット15号機を、来年1月21日午後0時54分に、鹿児島・種子島宇宙センターから打ち上げると発表した
関西を活気づけようと〈町工場の夢〉から始まった衛星計画には、大阪大や府立大も参画。衛星本体は約50cm角の立方体で、重さ約50km。東大阪市から今年8月、筑波宇宙センター(茨城県つくば市)に運ばれて検査などを続けている。

投稿者プロフィール

安原武男
安原武男東大阪バーチャルシティ 管理運営者
2000年8月に開設した地域情報サイト「東大阪バーチャルシティ」
管理・運営団体:ナレッジ(代表者:安原武男)

布施プロレス運営責任者
マスクド東大阪公式代理人
布施商店街活性化学生団体「ふせのわ」運営責任者
エヌケー工房 オゾン発生器 公式アンバサダー

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