レッド小阪店 閉店 -栗林書房- 来年1/17まで 1/22からは新店舗で
栗林書房が小阪に開店して90年以上。
近鉄奈良線河内小阪駅高架下にあるレッド小阪店は今年でちょうど45年。
そのレッド小阪店が2024年1月17日で閉店となります。
その後は、現在 駅南側にある参考書専門店でレッド小阪店で扱っていた本などを含め新店舗としてて営業をするとのことです。
レッド小阪店に比べると店舗自体は狭くなりますが、これまで通り定期購読や取り置きなどはまったく変わることなく販売していくとのこと。
東大阪の歴史、地域を支えている老舗店の大きなニュース。
レッド小阪店閉店の連絡を受けて、栗林書房の栗林社長にお話をお聞きしてきました。
栗林社長にインタビュー
東大阪バーチャルシティ(以下:ひがばちゃ):
よろしくお願いします。レッド小阪店閉店驚きました。
栗林社長;
そうですよね。力不足ですが1978年から続いてきたレッド小阪店を、来年の1月17日で閉店することになりました。
ひがばちゃ:
あのぉ・・・栗林書房さん自体が閉店、なくなるというわけではないんですよね?
栗林社長:
はい、それはもちろんです。商品の移動などがあるので数日間はお休みをさせてもらいますが、現在駅の南側にある参考書専門店を新店舗として1月22日より営業を続けます。
ひがばちゃ;
よかったですw
閉店の理由ってどういったことがあるんでしょうか?
栗林社長:
時代の流れもあると思うんですが、昔に比べて本の売り上げが下がってきています。
レッド小阪店は非常にいい場所なのでその分、家賃も高いので・・・
昔 売り上げがよかった頃はまかなえたんですがそれが難しくなってきたのが一番の理由ですね。
ひがばちゃ:
今後はどんな感じで動いていくんでしょうか?
栗林社長:
一旦、1/17でレッド小阪店は閉店し、4日間は準備でお休みをいただき1/22から新店舗で営業を再開します。
参考書だけではなく、雑誌などの一般書もそろえて全カテゴリ、陳列・在庫数は縮小しますがなるべくカバーしていきます。
定期購読やお取り寄せなどは今まで通り変わらずお受けいたします。
ひがばちゃ:
レッド小阪店の思い出とかいかがですか?
栗林社長:
鬼滅の刃の最終巻の時はすごかったですね。単巻で1000冊以上の売り上げでした。
10年ぐらい前には小阪駅のコンコースを使って、東大阪・八尾Walkerを1200冊ぐらい販売したのもいい思い出ですね。
コロナ前になりますが、店内でも2回ほどトークイベントあをやったり、近鉄ライナーズの選手に来てもらってのイベントもやりましたね。
ひがばちゃ:
そうですか。東大阪の歴史を作ってきた本屋さんだけに少し寂しい気持ちもあります。
最後になりますが、みなさんへご挨拶お願いします。
栗林社長;
45年間、栗林書房を支えてくれたレッド小阪店には感謝をしています。
レッド小阪店は閉店となり、一旦は規模縮小となりますが、「東大阪市の100年」という書籍も予約の段階で120冊以上のご注文をいただいております。
この東大阪でまだまだ担える役割があると感じております。
東大阪・小阪の地元の本屋さんの灯を消さないためにも、もう一度再興を考えております。
変わらずのご愛顧をお願いいたします。
第35回マスクdeブックランキング
レッド小阪店閉店についてマスクdeブックランキングでも少し話しています。
よろしければご覧ください。
栗林書房店舗紹介
レッド小阪店
(河内小阪駅高架下 2024年1月17日 閉店)
東大阪市小阪1-8-39 tel 06-6724-1200
営業時間 平日9:00〜20:00 日曜・祝日10:00〜19:00
本店・外商部
(参考書専門店 2024年1月22日より新店舗として営業)
東大阪市小阪本町1-4-1 tel 06-6721-1150
営業時間:(月~土)10:00〜19:00(日・祝)10:00~18:00