2013年4月の東大阪 NEWS
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22日:バック中のトラックに接触,善根寺町で1歳男児死亡
- 東大阪市の路上で廃品回収のトラックと子どもが接触する事故があり、1歳の男の子が死亡しました。
21日午前10時半ごろ、東大阪市善根寺町で、路上をバックしてきた廃品回収のトラックと自宅前で遊んでいた男の子が接触する事故がありました。
この事故で、1歳2カ月になる男の子が頭を打ち、約1時間後に搬送先の病院で死亡が確認された。近隣住民:「ご主人が子どもを抱えて『バックで入ってくるからや』と泣いてはったわ」
近隣住民:「(トラックの運転手は)堂々としていた。「親が見ているならちゃんとせい」とか言っていた」枚岡署によると、容疑者は廃品回収中で、「子どもに気づかずにバックしてしまった」と説明。
ぶつかった直後にトラックを降り、110番通報した。
男の子は姉(3)らと自宅近くの路上で遊んでいたという。現場は住宅街の幅3・7メートルの道路。トラックを運転していた容疑者(60)は、自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕され、警察の調べに対して「子どもは見えず、気づかなかった」と話しています。
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19日:JRおおさか東線に新駅開業へ 長瀬―新加美駅間
- JR西日本と大阪外環状鉄道は19日、JRおおさか東線のJR長瀬(大阪府東大阪市)―新加美(大阪市平野区)駅間に、新駅をつくる計画を国土交通省近畿運輸局に申請した。
両駅間は約2・8キロで、ほぼ中間にあたる東大阪市衣摺(きずり)に設置する計画だ。2018年春の開業を目指す。新駅は、高架下に駅舎を設ける。総事業費は約22億円。大阪市と東大阪市が5億円ずつ負担。
また両市がそれぞれ6億円を大阪外環状鉄道に貸し付ける。同社はJR西からの線路使用料で、両市に返還するという。
同社は、大阪府や大阪市、東大阪市、JR西などが出資する第三セクターで同線の建設を進めている。放出(はなてん)―久宝寺間で部分開業しており、新大阪―放出間は18年度末に開業をめざしている。
19日:物流パーキング 東大阪休憩所で実証実験大阪府は4月19日、24時間利用可能の物流パーキング「東大阪休憩所」(北行、南行)で、実証実験を開始すると発表した。
大阪府は物流の効率化と休憩や荷待ち等による路上駐車の解消を図るため、主要地方道大阪中央環状線において物流パーキングとして「東大阪休憩所」(北行、南行)を設置している。
大阪中央環状線東大阪休憩所(北行)は、2008年からコンビニエンスストア併設の24時間利用可能な休憩所として供用しているが、2011年にコンビニエンスストア事業者が撤退。
事業者撤退後も24時間利用可能としているが、休憩所周辺事業所の入荷・出荷時間の実態等を考慮し、利用可能時間を平日昼間のみに変更する等、運用方法について検討を行っている。
今回、検討の一環として、5月20日から6か月間にわたって平日の利用時間の変更、利用台数などの実験を実施する。
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17日:荒川1丁目の住宅で男性変死、警察が捜査
- 16日夜、東大阪市の住宅で、61歳の男性が頭から血を流して死亡しているのが見つかりました。
警察は事故と事件の両面で調べています。16日午後8時前、東大阪市荒川1丁目の住宅で住人の男性(61)が、階段の下で頭から血を流して死亡しているのを、長女が見つけました。
警察によりますと、男性の後頭部には長さおよそ2センチの傷、左腕には擦り傷がありました。
玄関のドアは鍵がかかっていて、室内は荒らされた様子はありませんでしたが、玄関の外にも血痕が残っているということです。15日、男性の兄(64)が家を訪ねた際には、応答はなかったということで、今月13日に近所の人を見たのが最後だということです。
警察は、事故と事件の両面で調べています。
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14日:包丁で男性刺す、容疑の男逮捕 長瀬町3
- 13日午後6時10分ごろ、大阪府東大阪市長瀬町3の市営住宅の一室で、住民の男性(63)が包丁で刺され、近隣住民から110番があった。
駆けつけた府警布施署員が、現場付近で包丁を持っていた自称無職(58)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。男性は胸部と手を数カ所刺されて重傷だが、意識はあるという。
同署によると、容疑者は同じ市営住宅に住んでいると話し、「3月ごろから男性の部屋で床をたたく音がうるさく、我慢の限界だった。
殺してやろうと最初、男性の妻を刺そうとしたが、男性がかばったため刺した」と供述しているという。同署は詳しい状況を調べている。
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10日:近畿大がFacebookで友達づくり支援 新入生グループに1000人超
- 大学がFacebookで友達づくりを支援──近畿大学(大阪府東大阪市)が新入生向けに開設したFacebookグループの登録者が4月8日の時点で1000人を超えたという。
入学前にFacebookで友達になった新入生が入学式当日にリアルにつながる、といった例もあったという。
Facebookグループは「2013近畿大学入学生」。大学が管理する非公開グループとして2月1日に開設した。同大が昨年度の新入生を対象に実施した調査では、「友人ができるかどうか不安」という回答が7割以上に上ったという。
Facebookグループは「新入生の不安を少しでも解消できるように」と開設。新入生向けにちらしを配布するなどして登録を呼び掛けた。グループでは、同じ学科に入学する人、同じ地方出身者、同じ趣味を持つ人などで活発なやりとりが行われ、学科やコース単位でLINEのグループが立ち上がるなど、「新入生が自主的にSNSを駆使して友達の輪を広げており、大学も想定していなかったつながりが構築されている」という。
4月2~6日に行われた入学式には合計8067人の新入生が出席。
オンラインですでに友達になっているグループもあり、「例年以上の盛り上がり」になったという。
東大阪キャンパスでは、Facebookの友人と入学式当日に直接つながれるよう、コミュニケーションスペース「Facebook広場」を設けて「現実社会でもスムーズに友達づくりができるような支援」をした。同グループは今後も運営。就職活動など在学中の情報交換に加え、卒業後も同期生とつながりを持てる場として活用していく。
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10日:近畿大ボクシング部の赤井総監督も新入生の勧誘
- 昨年10月に活動を再開した近畿大ボクシング部員らが8日、大阪府東大阪市の同大学キャンパスで、新入生の勧誘を行い、同部OBで総監督を務めるタレント、赤井英和さん(53)も駆けつけた。
2009年の部員の強盗事件で1度廃部になったが、活動再開後は、2年生の男女5人が入部。赤井さんは、週に1度はキャンパスに足を運んでいる。
この日は、部員とともに通りすがりの学生に「一度練習を見に来てください」「強くする自信はあります」とアピールしながら、手作りのチラシを配布した。9、11両日にも勧誘活動に参加する赤井さんは、「(部の再建は)文字通り一からやっていかなあかん。強くなるだけじゃなく、一生付き合える素晴らしい仲間に出会える部にしたい」と話した。
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10日:転落事故:ニトリモール東大阪のエスカレーターで、男児骨折
- 9日午後1時50分ごろ、東大阪市西岩田2の大型商業施設「ニトリモール東大阪」で、「男児がエスカレーターから落ちた」と通行人男性から119番通報があった。
同市消防局員が駆け付けると、大阪府八尾市内の小学4年の男児(9)が倒れており、足の骨を折るなど重傷。
大阪府警河内署が当時の状況を調べている。同署などによると、男児は母親と買い物に来て、エスカレーター近くで1人で遊んでいた。
2階から1階に下りるエスカレーターから隣接の上りエスカレーター上に落ちたとみられる。
防犯カメラには、男児が手すり上で腹ばいになり、転落する様子が映っていたという。
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5日:ラガーシャツでW杯誘致 東大阪市デザイン募集
- 2019年に日本で初開催されるラグビーワールドカップを近鉄花園ラグビー場に誘致しようと運動している東大阪市が、オリジナルラガーシャツを製作する。
今一つ盛り上がらない運動に弾みをつける「団結シャツ」で、30日までデザインを募集し、製品化。
市職員らがクールビズ期間の職務中に着用するほか、一般販売も予定する。(安田弘司)市は10年に会場誘致を進める誘致室を開設。職員が夏季にラガーシャツを着たり、形がラグビーボールに似ているカレーパンを「名物に」とPRしたりしてきた。
シャツの製作は、これらの運動も3年が過ぎ、市民から「活動にかかわりたい」と声が上がっていることを受け、企画した。
花園ラグビー場では6月8日、日本代表が強豪・ウェールズを迎える試合が行われる。
応募のあったデザイン案は会場で展示され、来場者による投票で高得票の数点に絞る。
観光協会など市内の団体で構成し、副市長をトップとしたデザイン選定委員会で、1点を選ぶ。
結果は7月頃に発表予定で、担当者は「誘致に向け、市民が一丸になれるデザインを」とPRしている。応募者の対象は市内在住、または在勤・在学など市ゆかりの人で30日まで。郵送またはメールで受け付ける。
詳細は市ウェブサイト(http://www.city.higashiosaka.lg.jp/)。
問い合わせは市ラグビーワールドカップ誘致室(06・4309・3020)へ
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1日:上六万寺町で住宅火災,1人死亡4人けが
- 31日正午過ぎ、大阪府東大阪市の住宅で火事があり、住人とみられる女性1人が死亡し、家族4人がけがをしました。
31日正午過ぎ、東大阪市上六万寺町の男性(62)の家から、「3階の部屋から火が出ている」と消防に通報がありました。
火は40分後にほぼ消し止められましたが、木造3階建て、のべ84平方メートルの住宅のうち、3階部分が焼けました。この火事で、出火当時3階にいた次女(23)とみられる遺体が見つかったほか、妻(55)が顔にやけどを負って重傷です。
また、男性と出産のため里帰りしていたとみられる長女、それに、生まれたばかりの乳児が煙を吸って軽症です。警察と消防は遺体の身元の特定を急ぐとともに、出火原因を調べています。
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1日:東大阪市会審議未了で閉会,予算案など市長専決
- 東大阪市議会は29日深夜、環境保全公社の解散に伴う雇用問題などで紛糾、審議未了のまま閉会した。
平成25年度当初予算案など37議案の採決が見送られ、野田義和市長は30日、37議案の専決処分を決めた。議案が可決されないまま年度をまたぐと予算執行がストップする事態も想定され、野田市長は「市民生活に影響を与えるわけにいかない」。同市で当初予算案が専決処分されるのは初めて。
環境保全公社については、市が進めている外郭団体の統廃合の一環で、3月末での解散が同公社理事会で決まっていた。
しかし、議会で議員らは「公社職員の雇用問題が解決されてから解散すべきだ」と主張。
市側は「予定通り解散したい」とし、日程を2日延長したがまとまらなかった。藤木光裕議長は「専決は極めて残念」などとコメントした。