2007年10月の東大阪 NEWS

31日 生野の料理店で集団食中毒 3人からノロウイルス
大阪市は29日、仕出し料理店(生野区巽北1)で24日に調理した握りずしを食べた市内の医薬品会社社員15人が、下痢などの症状を訴えたと発表した。
いずれも軽症で、快方に向かっている。うち2人と同店の調理担当者1人からノロウイルスを検出。市は集団食中毒と断定し、30日と31日の2日間、営業停止処分とした。
市によると、他に食中毒の報告はないという
31日 野田東大阪市長、初登庁
出直し東大阪市長選で初当選した野田義和市長が30日、初登庁した。野田市長は、「あらゆる事務事業の20%経費削減、そのうえでサービスの30%以上の向上が図れる仕事のやり方を考え、半年以内にとりまとめる」よう市職員に指示した。
この日午後0時半、野田市長は支持者や市議、職員ら約200人が出迎える中、車で市役所に到着。支持者から花束を贈られ、市役所玄関前で「全国の自治体の手本になるような市政運営を必ずする」とあいさつ。
続いて1階の多目的ホールで、職員約300人に「私の市政運営の基本は時間との戦い。時間を区切って一定の結論を出すことを徹底してほしい」と訓示した。
この後、市長室に入り、「壁を取っ払って、いろいろな人の意見を聞く、開かれた市長室にしたい」と述べ、職員にドアは開けておくようにと指示した。
野田市長は20%経費削減、30%以上のサービス向上について、この後の記者会見で「あくまで努力目標だが、努力目標は高くあげておかないと、『お役所仕事』はなかなか改善できないのではないか」と説明した
29日 東大阪市長選 接戦制し野田氏
「市政刷新が有権者の審判」――。市議会の不信任決議を受けた前市長の失職に伴う東大阪市長選は28日、投開票され、前市議会議長の野田義和氏(50 自民、公明推薦)が保守分裂を乗り越え、初当選を果たした。
前市長の長尾淳三氏(55)=共産推薦、新社会支持=▽元自民党府議の西野茂氏(64)は、及ばなかった。当日有権者数は39万6584人(男19万2980人、女20万3604人)。投票率は42.06%(前回36.03%)。
市長選では、市議会が9月3日に可決した不信任決議の是非が最大の争点となった。
当選確実の吉報がもたらされると、東大阪市横沼町3の事務所に詰め掛けた支持者からは大きな歓声が上がった。野田氏は握手攻めにあいながら前に立ち、「中核市として自立し、リーダーとなる都市を築きたい」と力強く決意を語った。

◆開票結果 東大阪市=選管最終発表
72820 野田義和 50 無新  当選
70454 長尾淳三 55 無前
22014 西野茂  64 無新

24日 府が第3子以上に5万円の「応援金」
府は、第3子以降を出産した府内在住者に対し、5万円を支給する「出産育児応援事業」を、11月1日に始める。市町村では独自にこうした支給を行う例はあるが、都道府県では珍しいという。
1人の女性が一生に産む子供の数を表す「合計特殊出生率」で、府は昨年1.22を記録、全国でワースト4位となっている。新しい応援金により、深刻な少子化の緩和をねらっている。
出産に関しては、国民健康保険などから、何人目の出産かにかかわらず出産育児一時金が35万円支給され、3人目以降については、府独自の応援金が加わることになる。
申請は、府内の市区町村の役所、役場の窓口で受け付ける。出産から1年以内であれば受給が可能という。
23日 東大阪市新庄で風呂場で夫婦が自殺か
22日午後10時45分ごろ、東大阪市新庄、トラック運転手(44)と妻(42)が自宅1階の風呂場で死亡しているのが見つかった。浴槽の中には練炭が燃えた跡があり、河内署は自殺とみている。
調べでは、2人は洗い場で普段着のまま倒れていた。夫婦2人暮らしで、会社を2週間前から無断欠勤しており、親族が同日午後9時半ごろ訪れて異常に気付き110番した。
22日 出直し東大阪市長選が告示
就任1年2カ月で、議会の不信任決議を受けた共産党員市長の失職に伴う大阪府東大阪市の出直し市長選が21日、告示された。
立候補したのは、いずれも無所属で、昨年7月の前回、自民を離党して立った元府議の西野茂氏(64)、失職した前市長の長尾淳三氏(55)=共産推薦、新社会支持=、前市議会議長の野田義和氏(50)=自民、公明推薦=の3人。
前回も保守が分裂。西野氏が約3万8000票を獲得した一方、2002年選挙で長尾氏を破った現職(当時)が自民、公明の推薦を得ながらも約5万票にとどまり、約1000票差で長尾氏に敗れた。
長尾氏への不信任は、自民、公明など議会で圧倒的多数の野党側が「財源の裏付けがなく、公約の多くが実現不可能だ」などとして今年9月議会で提出。直後の市議選では自民、公明とも合計得票を前回よりそれぞれ減らしたのに対し、共産は議席を倍増させた。
長尾氏は「公約は着実に進めていた。不信任には道理がない」と強調。西野氏と野田氏は共産市政では限界があるとして「行財政改革が急務」などと訴えている
22日 八尾市黒谷2で火事で1人死亡
21日午前2時5分ごろ、八尾市黒谷2、「石田文化」から出火、木造2階建ての長屋(4戸で1棟)約200㎡を全焼した。出火元とみられる部屋に住んでいた無職男性(42)が遺体で見つかった。
同居の母親(65)も顔などにやけどを負い、病院へ運ばれたが軽傷。4戸のうち2戸は空き家で、隣の住人の男性は逃げ出して無事。八尾署の調べでは、男性は、1階6畳間にある縁側の近くでうつぶせで倒れていたという
22日 八尾中学で体育館のマット燃える
21日午前4時45分ごろ、八尾市緑ケ丘1の市立八尾中学で、体育館の煙感知器が作動した。警備員が駆けつけると、用具室内に黒煙が立ちこめ、マットが燃えていた。
火の気のない場所から出火しており、八尾署は不審火とみて捜査している。調べによると、体育館は20日、市民に開放されたが、出火当時は無人だった
17日 大阪府が東大阪市に市町村交付金1億円未払
大阪府が東大阪市のショッピングセンターに貸している府有地について、固定資産税の代わりに同市に支払わなければならない市町村交付金を4年間で計1億円余り支払っていなかったことがわかった。
都道府県の所有地は同税の課税が免除されているが、民間に賃貸する場合はほぼ同額を交付金として支払うことが義務づけられている。
府住宅整備課などによると、府有地は近鉄けいはんな線荒本駅前(東大阪市荒本北)の約2.2ヘクタールで、2003年10月にショッピングセンター「カルフール東大阪」が開業。
2002年12月に20年間の定期借地として賃貸契約が結ばれている。未払いとなっていたのは2004年度から2007年度までの4年分。
府の担当者が問題の土地が交付金の対象物件であることを失念していたといい、府の監査結果で明らかになった。府は来年度予算で未払い分と来年度分を一括して市に支払う予定だ
16日 ガス管を破損で一時外出禁止に 東大阪の市道工事
16日午前9時半ごろ、東大阪市古箕輪の市道で道路工事をしていた作業員が、ガス管を誤って破損させ、ガスが噴出したと119番通報した。
大阪ガスの係員が補修作業を行い、約40分後に噴出は収まったが、同市消防局が半径100m以内の住宅に火気厳禁と外出禁止の指導を行った。けが人はなかった。
同局によると、作業員は水道管の工事のため、路上のコンクリートの掘削作業を行っており、掘削機でガス管を破損させたらしい
16日 女性の変死体 東大阪・恩智川
16日午前9時20分ごろ、東大阪市元町の恩智川で死亡した女性が浮いているのを付近の会社の従業員が発見し、110番通報した。
枚岡署の調べでは女性は50~70歳代とみられ、身長150cmくらいでセーターに黒ズボン姿。遺体に目立った外傷などはなく、同署で身元の確認を急いでいる
12日 東大阪市長選候補 18日に公開討論会
議会から不信任決議を受けた市長が、失職を選択したことに伴う出直し東大阪市長選(21日告示、28日投開票)を前に、東大阪青年会議所は18日、東大阪市永和2の市民会館で、立候補予定者を招き公開討論会を開く。
多くの市民に、立候補予定者の考えを生で聞いて、その素顔を知ってもらう狙い。同会議所は平成14年の前々回の市長選、昨年7月の前回市長選でも、公開討論会を開いており、今回が3回目。
出直し市長選には今のところ、前市長の長尾淳三氏(55)▽元自民府議の西野茂氏(64)▽元市議(議長)の野田義和氏(50)の3氏が立候補を表明している。同会議所によると、3氏とも公開討論会には「出席」との回答を寄せているという。
当日は政策プランナーの池田健三郎氏がコーディネーターを務め、立候補予定者がそれぞれ3分間、立候補する動機などを演説。この後、福祉、教育、まちづくり政策などについて、一問一答形式で討論する。
午後7時開会(開場は午後6時)。入場無料。手話通訳があり、託児室(3~6歳対象)も設ける。問い合わせは、同会議所事務局(06-6722-4000、平日9時~16時)へ
9日 ガソリンスタンド従業員死亡,ブレーキ踏み違い
9日午後3時55分ごろ、東大阪市新池島町のガソリンスタンド「出光興産瓢箪山SS」で、給油を終えた乗用車が、誘導していた従業員(33)=同市旭町=をはねた。従業員は病院に運ばれたが間もなく死亡した。
府警枚岡署は、自動車運転過失傷害の現行犯で東大阪市上六万寺町、無職容疑者(84)を逮捕。容疑を同過失致死に切り替え調べている。
調べに対し、容疑者は「従業員が停止の合図を出した際、ブレーキと間違えてアクセルを踏んでしまった」と供述しているという
4日 荒本北の交差点でひき逃げ、男性死亡
3日午後10時半ごろ、東大阪市荒本北の市道交差点で、大阪市阿倍野区阪南町の会社員(32)のオートバイと乗用車が衝突。
会社員は全身を強く打ち、搬送先の病院で死亡した。乗用車はそのまま逃走、布施署がひき逃げ事件として調べている。
調べでは、現場は信号のある交差点。直進していた会社員のオートバイと、対向から右折してきた白っぽい乗用車がぶつかったという。
現場は近鉄荒本駅近く。会社員は勤務先から帰宅途中だったとみられる
2日 もしもし税金相談室:近畿税理士会が開設
近畿税理士会(池田隼啓会長)は1日、税金に関する一般的な相談を電話で受ける常設窓口「もしもし税金相談室」を開設した。
同会は2004年11月から、近畿税理士会館(大阪市中央区)で面談による税金相談を週1回実施してきた。今回は、遠くに住む納税者も相談しやすいように電話での窓口を常設し、税理士2人で対応する。
相談料は無料。月~金曜(祝祭日、8/10~20、12/21日~1/10は除く)の午前9時~午後5時。相談電話番号は050-5520-7558
2日 東大阪の集団暴行死、元府立大生に無期懲役
東大阪市の男子学生ら2人が集団暴行を受け生き埋めで殺害された事件で、殺人などの罪に問われた元大阪府立大生(22)と元大阪商業大生(23)の両被告の判決公判が2日、大阪地裁で開かれた。
和田真裁判長は元大阪府立大生被告に求刑通り無期懲役、元大阪商業大生被告に懲役20年(求刑懲役25年)を言い渡した。
和田裁判長は2人の殺害について両被告の共謀を認定、判決理由で「被害者の味わった恐怖や苦痛は想像を絶する。これ以上残忍な殺し方は無い」と指摘した。
判決によると、両被告は昨年6月、幼なじみで主犯格の無職被告(22)らと共謀。友人とトラブルとなった東大阪大生(当時21)と無職の(同21)に報復しようと計画、岡山市郊外の廃材置き場で2人を集団暴行、穴に相次いで生き埋めにし殺害した

投稿者プロフィール

安原武男
安原武男東大阪バーチャルシティ 管理運営者
2000年8月に開設した地域情報サイト「東大阪バーチャルシティ」
管理・運営団体:ナレッジ(代表者:安原武男)

布施プロレス運営責任者
マスクド東大阪公式代理人
布施商店街活性化学生団体「ふせのわ」運営責任者
エヌケー工房 オゾン発生器 公式アンバサダー

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