井山裕太 国民栄誉賞正式決定
2018年早々に東大阪にとってとても嬉しいニュースが飛び込んできました。
「井山裕太 国民栄誉賞正式決定!」

東大阪出身の囲碁棋士であり、東大阪市の名誉市民でもあります。
そんな東大阪が誇る井山裕太さんが国民栄誉賞に決まった翌日に地元東大阪で囲碁のイベントに参加しました。
早くに決まっていたイベントとはいえ、このタイミングでの開催は
東大阪市「もってますね」。
ではイベントの様子をご覧ください。
東大阪市新春囲碁フェスティバル 井山裕太杯
開会式


前人未到 2度の七冠を達成した東大阪市孔舎衙中学校出身の素晴らしい青年。
平成28年に東大阪市の名誉市民を贈呈させて頂きました。そして昨日、国民栄誉賞を受賞されました。
名誉市民が国民栄誉賞、東大阪市民にとって最大の喜びです。
トライくんのゆるキャラ®グランプリ3位がふっとびました(笑)。
これから未来に挑戦される井山さん、そしてラグビーを通じて東大阪を築いていく。
井山さんの活躍を東大阪市としても応援・期待していきたいと思います。


自分が育った東大阪市で囲碁の大会を開催して頂けることは何よりうれしいです。
たくさんのお子さんに来て頂いていて、中には今日初めて囲碁に触れるお子さんもいらっしゃると思います。
今後も囲碁を好きでいて頂けることがなによりの幸せです。
私も同じぐらいの時に囲碁を始めて、多くの方と出会うことができました。
囲み会見

受賞の実感は?
昨日、受賞して多くの方からお祝いのメッセージを頂いて徐々に実感がわいてきました。
両親に報告して、頂いたメールに返信はしました。
師匠の石井先生に報告が出て嬉しかったです。
小さい頃から支えて下さった方に恩返しができてよかったです。
東大阪について
生まれ育った東大阪なので、戻ってくると帰ってきたという感じになります。
東大阪には生まれてから22歳ぐらいまでいました。
子供たちに向けて
自分の場合、囲碁という夢中になれるものがあって幸せでした。
今の子は楽しむものがたくさんあり、その中で何か自分が納得することをとことんやってほしいです。
それが囲碁であるとうれしいですね。
ご自身の子供の頃
囲碁を始めた小学校の頃は囲碁漬けではなく、学校から帰ったらランドセルを置いて外へ遊びに行ってました。
野球が好きでしたね。本格的にやったわけではなく、見たり遊んだりと。
ラグビーは観るだけでしたが、東大阪出身ということもあって観ています。
なにより東大阪市花園が聖地、ワールドカップが行われるので素晴らしいです。
なにかお手伝いできればと思います。
対局見回り

谷岡一郎さんと記念対談

対局見回り後は、谷岡一郎(大阪商業大学学長・子ども囲碁の会代表)さんと対談。
少しだけ内容をご紹介。
谷岡さん
囲碁を始めたきっかけは?
井山さん
父がやっていたTVゲームを横で見ていました。興味を持ってやっているうちに楽しくなって父とやるようになりました。
祖父にも教わるようになった、というか一緒に遊んでいました。
父越えは半年ぐらいですかね(笑)。
谷岡さん
好きな食べ物は?
井山さん
基本なんでもですが、お寿司・海鮮系ですね。対局中は偏らないように気を付けています。
七冠の時は海鮮丼でした。
谷岡さん
藤井聡太さんに変な誘惑へのアドバイスは?
井山さん
一度対談をしたことがあります。人間力で行くと私を上回る方だなと。
ご自身をしっかり持っておられるので大丈夫じゃないかと思いますね(笑)。
谷岡さん
碁のイベントなどによく出られていますがそれはどういう理由ですか?
井山さん
(将棋の)羽生さんの影響だと思います。羽生さんもよく出られていて将棋の普及に活動されています。
私も今の自分の立場で出来る限りはぜひと思っています。
谷岡さん
自分の伸び白、伸ばし方について
井山さん
日々模索している状況です。
AIがすごく強く人間を凌駕してきている。AIの打つ手からいいところを吸収しています。
今までの自分の打ち方にこだわり過ぎず、吸収していければ成長の余地があるのかなと思っています。
谷岡さん
強くなるための方法は?
井山さん
これをすれば必ずというのはないですが、自分はたくさん対局をしていました。
インターネットで対局ができるようになったし、韓国や中国の子供たちはネットでよくやっていると聞きます。
一局の中で負けた対局ではポイントを振り返るのは必要。自分の対局の反省やふりかえりには時間を割いています。
谷岡さん
今後については?
井山さん
長期的なものはないです。目の前の一局一手に集中は変わらないです。
世界で結果を残すことを期待頂いているので2月の世界戦を、将棋の羽生さんのようにトップで活躍できるように、囲碁の魅力を知ってもらえるようにしていきたいです。
取材を終えて

囲碁についてはルールも知らなかったんですが、会場でルール説明を聞いているうちにちょっとやってみたい気分になりました。
完全に偏見だったと思うのですが、聞いてみて思っていたよりも奥が深く面白そうだなと。
せっかくこれだけの方に会えたので、これ以上のきっかけはないと思って触れてみようかと思います。
井山さんの印象としては真面目な感じと熱い想いをもった方という印象を受けました。
この日は国民栄誉賞受賞決定の翌日ということもあって、とても多くのメディアが来ていました。
取材をしながらも「東大阪から本当に国民栄誉賞の受賞者が出たんだなぁ」という誇らしい気持ちになりました。
今後も東大阪市と井山さんとが一緒に何か活動することが出てきそうですね。
先日の多田選手、そして今回の井山さんと東大阪市に追い風が吹いているように思います。
2018年、東大阪から目が離せませんよ! 東大阪市民にも追い風が吹きそうな予感がします!
写真・文:東大阪バーチャルシティ 安原武男
投稿者プロフィール

- 東大阪バーチャルシティ 管理運営者
-
2000年8月に開設した地域情報サイト「東大阪バーチャルシティ」
管理・運営団体:ナレッジ(代表者:安原武男)
布施プロレス運営責任者
マスクド東大阪公式代理人
布施商店街活性化学生団体「ふせのわ」運営責任者
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