東大阪市中学校準硬式野球記念試合 vs06BULLS
今年も東大阪市の準硬式野球部に所属する中学校3年の引退記念試合として、東大阪を本拠地とする独立リーグ「06BULLS」との一戦が開催されました。
今年で4年目になるこの取り組みは普段から交流のある両団体の交流の一環として開催されています。
毎年、中学生にとって楽しみな取り組みとなっております。
今年はこの一戦に備えて東大阪選抜は数週間前から硬式球を使って合同練習を行ってきたそうです。
本気で勝ちを狙ってきた中学生たちを 06BULLSはどう受け止めるのか楽しみな試合です。
試合前・セレモニー
試合開始
最終回の大量得点でなんとかメンツは保ったものの、あわや敗戦のゼロロクブルズ。
結果がすべてではないですが、取り組む姿勢など夢を持つ野球少年の憧れの存在として対峙できたのでしょうか。
村上監督から中学生に対しては、大切な事を逆に教えてもらったと感謝のコメント。
石毛コーチからは、野球を通じて支えてくれる人・モノに対して常に感謝の気持ちを持つことの大切さを伝えていました。
奇しくも監督・コーチから「感謝」という言葉がでてきました。
二日目前には大阪府の選抜とも記念試合
東大阪選抜と行った二日前の23日、同じ花園セントラルスタジアムで大阪府中学校準硬式野球部の選抜チームとも記念試合をおこないました。
今年から開催の府選抜との試合はこれまでの東大阪市選抜との取り組みを受けて発展した取り組みです。
取材を終えて
今年で4回目を迎える東大阪選抜との記念試合。
この夏に開催された大会を最後にクラブを引退する3年生に向けた送別の意味を込めて開催されています。
学校関係の方々や保護者の皆さんにも喜んでいただいているようで素晴らしい取り組みとなっています。
また今年からは大阪府の選抜チームとも同じように行う事になり、球団の掲げる理念の1つ「青少年育成」という部分が実行されているのではないでしょうか。
残念だったのは06BULLS。
試合内容でプロの持つパフォーマンスを、見本となるプレーがはたして魅せられたのか?
開会セレモニーが始まってから列に加わる選手がいるなど野球以外の部分でも恥ずかしい場面を目にしました。
今年のチームは雰囲気も良く、勢いや目標に向かう姿勢など一丸となってここまで来ていると感じていただけに非常に残念でした。
4回目になるこの取り組みの中で一番・・・だったのではないでしょうか。
06BULLSとの試合を本当に楽しみにしている子供たちの憧れの存在であるよう気を引き締めなおしていただきたいです。
まだまだ発展途上のゼロロクブルズ、多くの面でさらなる成長を期待します!
写真・文:東大阪バーチャルシティ 安原武男