若者がつくる商店街 ~布施ナイトフリーマーケット

若者がつくる商店街 ~布施ナイトフリーマーケット

 

布施のまちで夜に開催されているナイトフリーマーケット。

昨年から布施商店街の有志が一般社団法人EVIS観光協会を立ち上げ、布施駅周辺の観光資源へと発展させるべく力を注いでいます。

今回は協会の平賀俊也さんにお話をお聞きしました。

 

昨年からスタートしたナイトフリーマーケット、約1年が経過して

当初に比べて少しずつ、知名度が上がってきたように思います。

お客さんが近所の人達というのはあまり変わりはないですが、出店者に関してはSNSなどの効果もあって、ちょっと遠くからも出店してくれるようになりました。

できればもうちょっと学生や20代の人達の出店も増えてほしいですね。

SNSなどで近隣の大学などへ呼びかけをこちらからしていこうと思います。

若い世代が来ないと街が変わらないし、活気が出てこないと思います。

 

一般社団法人EVIS観光協会 平賀俊也さん
一般社団法人EVIS観光協会 平賀俊也さん

 

ナイトフリーマーケットを開催しようとしたきっかけ

商店街でも飲食店の多いところは人がいますが、それ以外の物販中心の場所では18時とか19時にはシャッターが閉まるところが多いんです。閑散としているんです。

そこを利用して何かできないかなと考えているうちに、フリーマーケットをやってみようと。

正直いって最初は周りの反応は良くなかったです。特に商店街じゃない人が物を売るということへの抵抗感が強かったです。

でも開催への想いや、人を商店街へ呼び込むための仕掛けてあることを地道に伝えていくうちに「1回やってみよう!」となり、徐々に理解をしてもらえるようになっていきました。

 

若者がつくる商店街 ~布施ナイトフリーマーケット

 

主催者である「一般社団法人EVIS観光協会」とは

国内だけでなく海外にも東大阪、布施を映像などを使って発信するという活動を行っています。

それ以外にも自分たちで今回のようなナイトフリーマーケットや妖怪あつめなどを開催しています。

メンバーはすべて布施商店街のお店の人で構成されています。

 

商店街の人たちの反応

「頑張ってるか?」という感じですね(笑)。

協会自体が少しずつ認知されてきているという段階です。

昨年立ち上げたんですが、自分たちでお金を出し合ってスタートし、少しずつ商店街のバックアップを得られるようになってきました。

 

今後の発展、改善ポイント

一区画での開催、商店街全体でのフリーマーケットを開催したいですね。

フリーマーケットで単に物を買うだけでなく、商店街の飲食店とつながって買って・食べて・飲んでと、海外のナイトマーケットのようなものにしたいです。

現在はDJなども取り入れているんですが、生バンドやスポーツなど違う要素も入れていきたいです。
「フリマ」を「マーケット」へ。

それを商店街がやる、他にない難しさもありますが実現できればと思っています。

 

若者がつくる商店街 ~布施ナイトフリーマーケット

 

開催場所の展開

他の場所への移動というよりは、広小路商店街を中心に展開できればと思っています。まずは駅の南側の商店街全部での開催、そこから北側の商店街へと広げていきたいです。

 

広小路商店街が中心の理由

最初に四番街でやったんですが、その時に広小路商店街の理事長さんが見に来てくれたんです。

そこで「ゆくゆくは全体でやりたいんです!」とお話ししたら、「じゃあ広小路の方でもやってみるか?」と活動に賛同いただいたのがきっかけでした。

 

商店街イベントとのコラボ、その経緯と効果

他のイベントとコラボすることで、よりナイトフリーマーケットを知ってもらえるというのがありますね。

もちろんナイトフリーマーケットが他のイベントも知ってもらうきっかけにもなりえると思います。

それぞれ単体ではまだまだ弱いので、街全体を考えるとコラボしたほうが人が集まるかなと思います。

人が集まってくればまた新たな工夫もできるでしょうし、イベントに来て商店街を歩いてもらえればそれぞれのお店のことも知ってもらえるかなと思っています。

 

若者がつくる商店街 ~布施ナイトフリーマーケット

 

この記事を読んでくれている人へ

ナイトフリーマーケット自体まだまだだと思っています。完成形ではない、これから発展していくイメージで動こうと思っています。

一度遊びに来て、また一度出店してもらって感じたことを僕たちに伝えてほしいです。

そうやってみんなで、街全体で創り上げていきたいです。ぜひ一度来てください!

 

 

取材を終えて

若者がつくる商店街 ~布施ナイトフリーマーケット

 

これまでも東大阪市内の商店街の取り組みを東大阪バーチャルシティで取り上げてきました。

今回のナイトフリーマーケットは次の商店街を担う若者が自分たちで知恵を出し、自分たちに出来ることは何かを考え出した新しい取り組みです。

 

東大阪には古くから商店街が各駅ごとに存在し、人々の地域のコミュニケーションの拠点として栄えてきました。

ですがここ数年、徐々に衰退しかつてのような存在感に陰りが見えてきているのも事実です。駅ごとにあった商店街も少しずつ形骸化し、中にはその姿を失くしてしまったところもあります。

そんな状況で立ち上がった若者たちの新しい動き。

商店街関係者だけでなく、地域の住民が支え、参加し、楽しむことがかつての商店街の存在を取り戻す方法なのかもしれません。

 

東大阪には布施だけでなく他にもまだまだ元気な商店街がいくつも存在します。

「商店街のまち 東大阪」まだこの呼び名は錆びついていません。元気で立ち上がる若者が東大阪にいる限り東大阪の商店街は元気です。

 

次回のナイトフリーマーケットは9月22日(土)18時より布施商店街 広小路商店街にて開催されます。

それ以降の日程につきましては下記の公式サイトをご覧ください。

 

布施商店街ナイトフリマ公式サイト
https://fusefurima.jimdofree.com/

写真・取材協力:一般社団法人EVIS観光協会
http://ebisu-kanko.org/

 

文:東大阪バーチャルシティ 安原武男

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