2010年12月の東大阪 NEWS

28日:東大阪市など6都市合同で商談会

中小製造業が集積する東大阪市や兵庫県尼崎市・東京都大田区・同墨田区・埼玉県川口市・長野県岡谷市の計6都市は、「モノづくり都市合同取引商談会」を2011年2月23~25日の3日間、クリエイション・コア東大阪で開催する。
2009年7月に東大阪市で行った「第7回中小企業都市サミット」での合意事項に基づき、販路開拓支援事業を行う。
加工先などを探す発注企業は全国から中堅企業など50社強を集めた。

2011年1月中旬までに発注企業の調達品目をまとめ、ホームページなどで公開する。
これに基づき、6都市の中小製造業を中心に商談会へ参加を呼びかける。1商談当たりの時間は約25分までとする。

6都市の各行政の産業関連部署と商工会議所で立ち上げた実行委員会で準備を進めている。
事務局を務める東大阪商工会議所は、最終的に全国から約1000社の中小企業に来場を促し、取引拡大を目指していく。

24日:大阪ミニバス大会 男子は成和,女子は豊島西が優勝

府内の小学生チームによる「第40回大阪ミニバスケットボール大会」(大阪バスケットボール協会など主催、朝日新聞社など後援)の中央大会男女準決勝、決勝が23日、東大阪市立総合体育館で開かれた。

優勝は、男子が成和(東大阪市)で2年連続5回目、女子は豊島西(豊中市)で3年ぶり9回目。
両チームは、来年3月、さいたま市で開かれる全国大会に出場する。
大会には男子134、女子142のチームが参加した。

23日:八尾市長選 現職・田中氏が再選出馬表明

統一地方選として来年4月24日に投開票される八尾市長選に、田中誠太市長(54)=無所属=が22日、再選を目指して立候補することを表明した。
同市長選への出馬表明は田中氏が初めて。

同市役所で記者会見した田中氏は「すべての人たちが安全に安心して暮らせるまちにしたい。
地方分権推進など、マニフェストで実行できてない部分に取り組む」と述べた。
全公共施設への防犯カメラの設置や、東大阪、柏原両市との広域行政推進を掲げている。

22日:ひき逃げ容疑で横小路町の女性逮捕

府警枚岡署は22日、自動車運転過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)容疑で、東大阪市横小路町の無職(36)を逮捕した。

逮捕容疑は21日午後11時ごろ、同市西石切町の国道308号交差点を右折する際、道路を横断中の自転車と衝突。
女性(54)に首を骨折させる重傷を負わせ、逃走したとしている。
容疑者は事故から45分後に同署に自首。「怖くなって逃げた」と話し、容疑を認めているという。

21日:ロイヤルホスト新業態 2号店は東大阪に

ロイヤルホールディングスは20日、同社の得意分野であるステーキやハンバーグに特化した専門店「カウボーイ家族石神井店」を東京都練馬区にオープンした。
店内は全席禁煙で、客席数は118席。営業時間は11:00~23:30(平日15:30~17:00はクローズ)。

同グループでは、蓄積しているノウハウを活用して地域や立地特性に応じた最適な商品等の提供を行うとしており、石神井にオープンした同店舗は、若いファミリー層をターゲットとした"良質なステーキファミリーダイニング"がテーマ。

メインメニューはステーキやハンバーグ、オムライスなど約25種類で、メインメニューを注文すると、お代わり自由のサラダバーがセットで楽しめる。
想定客単価は約1,250円。

サラダバーでは、野菜、店舗仕込みの調理サラダ、スープのほか、フルーツやソフトクリーム、ゼリーなどのデザートも提供。
また、ファミリー層を意識してカレーやパスタもサラダバーのお代わり自由メニューとなっており、合わせて約30種類を常時用意する。

27日には、第2号店「カウボーイ家族布施南店」が東大阪市寿町3-19-30にオープン。
今後は、年内に開業する2店舗の反響を踏まえて、新たな展開を考えていくとしている。
25日には応募制の試食会も行われる。

21日:堀江エリア×樟蔭女子大のコラボが初の活動報告会

大阪ミナミの堀江地区と大阪樟蔭女子大学(東大阪市)が共同で進める堀江エリアの活性化プロジェクト「堀江樟蔭アライアンスプロジェクト」の第1期活動報告会が12月20日、同大学で行われ、学生や教職員らが成果を発表した。

立花通り(愛称=オレンジストリート)を中心としたエリアの活性化を目指す「堀江立花通ユニオン」と同大学・同大学短期大学部は5月、同エリアの活性に向けたさまざまな取り組みを行う連携協定を締結。
堀江エリアが目指す「女性に魅力的な街づくり」の実現に向けて、同大学の学生が会社組織に見立てた「堀江樟蔭ホールディングス」を設立、「経営企画部」のほか、「ショップコラボカンパニー」「ブランドマネジメントカンパニー」「イベントプロデュースカンパニー」の各カンパニーを立ち上げ、さまざまな形で協力してきた。

報告会の冒頭で徳永正直学長は「プロジェクトを通じて社会に直接に触れてほしい。苦労したと思うが、報告会を通じてその成果を再発見し、第2期の活動に向けて検討してもらえたら」とあいさつした。
続いて各カンパニーの代表者が活動内容と成果を報告し、第2期活動に向けての目標などを説明した。

最も多い73人が所属するショップコラボカンパニーは6月~9月の4カ月間、堀江の各店舗とのコラボレーションでオリジナル商品の企画・開発を行い、スイーツ11アイテム、ドリンク1アイテム、アパレル4アイテムを商品化した。
第2期はコラボ店舗を3店増やし、パン、ホットサンド、ウエディングドレスショップとのプロジェクトをスタートさせる。

来年3月末までの期間で現在も活動を続けるブランドマネジメントカンパニーは10月上旬、堀江エリアの通行料調査を実施。
堀江エリアへの買い物客などの流入は14時~16時がピークで、17時以降は減少することがわかった。
その理由として、飲食よりも買い物目的での来街が多いことを挙げ、「飲食と家具店を含めたブランド戦略が必要」と結論づけた。
第2期は堀江のゆるきゃら「ホーリー」のオリジナルグッズを開発する。

イベントプロデュースカンパニーは10月末、ハロウィーン関連イベントを企画・実施した。
第2期活動ではバレンタインデー、ホワイトデーに関連した1カ月間のキャンペーン「LOVE in HORIE」を展開する。

21日:近大生がユニークパンフ 卒業旅行に有馬温泉

有馬温泉(神戸市北区)を卒業旅行先として選んでもらおうと、有馬温泉観光協会と近畿大経営学部(東大阪市)の学生が手を結び、学生向けのパンフレットを制作中。

学生たちが現地に足を運び、「面白い」と感じた見所を感性豊かな言葉で紹介した〈学生による学生のためのパンフ〉。
制作しているのは、近畿大経営学部の広田章光教授ゼミの3年生18人。
9月、ゼミ旅行で有馬温泉を訪れた際、意見交換をした観光協会幹部から「新しい有馬の魅力を引き出してほしい」と依頼された。

学生らはまず、知人の大学生や卒業生計約60人を対象にアンケート調査し、卒業旅行の回数や費用、行き先などを調べた。
学生らは「手軽に行ける2回目の卒業旅行」の行き先として有馬をプッシュすることにし、安く利用できて、おしゃれな名所や飲食店を探索。

パンフは来年1月以降、関西を中心に各大学の学生生協などで15000部を無料配布する予定。
就職活動も忘れて制作に没頭したという市田尚子さん(21)は「思わず手に取りたくなる出来栄えになった。
これを見て有馬に足を運んでくれたらうれしい」と話す。

有馬温泉観光協会の金井啓修・企画広報部長は「学生たちのアンケート結果を見て、老舗の知名度にあぐらをかいていられないと感じた。パンフをきっかけに新しい客層を開拓したい」と期待している。

20日:殺人未遂容疑で花園東町の無職女性を逮捕

夫の腹を刺したとして府警河内署は20日、殺人未遂容疑で東大阪市花園東町の無職(65)を現行犯逮捕した。

逮捕容疑は20日午前3時40分ごろ、1階寝室で寝ていた無職の夫(69)の腹部を自宅にあった包丁(刃渡り約15cm)で刺したとしている。夫は重傷。
河内署によると、同居する家族から119番があり、同署員が駆けつけたところ、容疑者が刺したことを認めた。
夫は10年ほど前に脳梗塞を患ってから体に障害が残るようになったといい、容疑者は「面倒を見るのがいやになった」と供述しているという。

20日:渋川町のプラスチック加工業で不審火

19日午前1時ごろ、東大阪市渋川町のプラスチック加工業 敷地内から出火。
屋外に置いてあった木製パレット約15枚とブルーシート約200枚、倉庫の壁などが焼けた。

けが人はなかった。布施署は現場に火の気がなく出火当時は無人だったことから、不審火の疑いがあるとみて捜査している。
敷地には誰でも入れる状態だったという。現場はJR長瀬駅から約500m西で、町工場などが多い地域。

20日:大阪朝高に運動場買い取りの支援金伝達

 「日朝国交正常化の早期実現を求める市民連帯・大阪」の代表らが17日、大阪朝鮮高級学校を訪れ、金允善校長と辛正学教育会会長に運動場を買い取るための支援金を手渡した。

東大阪市が同校運動場の明け渡しなどを求め2007年に提訴した裁判は、2009年11月20日に和解が成立。
朝鮮学園側が運動場を買い取ることになった。支援金はその一助にしてほしいと手渡されたもの。

「日朝市民連帯・大阪」は7月29日、大阪市内にある6つの朝鮮学校を支援する会のネットワーク組織である「アプロハムケネットワーク」と「東大阪の朝鮮学校を支援する市民の会」とともに、チャリティーイベントを開催し支援を募った。

有元共同代表は、「裁判で和解が成立したが、そもそも子どもたちの学びの舎を取り上げようとした東大阪市の理不尽さが許せない。
朝鮮学校は日本の植民地支配を克服するために生まれたものでもある。日本人はそのことをしっかりと理解するべきだ」と指摘した。

支援金の伝達後、代表らは同校の若手教員らとともに学習会を開いた。
学習会では同校教員の夫才修さんが朝鮮学校における民族教育について、河崇秀さんが「高校無償化」問題と関連した朝高生たちの取り組みについてそれぞれ報告した。

また「日朝市民連帯・大阪」からは永久教子さんが発言。
この日、7歳になる娘の若菜ちゃんを連れて参加した永久さんは、自身が朝鮮半島の問題に関心を持ち運動に携わるようになったいきさつを話した。
その上で「朝鮮学校で学ぶ生徒たちは、先生、そして同胞社会に守られながら、朝鮮人としてしっかりと育っており、すばらしいと感じる。
生徒たちの姿を見ながら、『あなたは日本人としてどう生きるの?』と優しく問われている気がする。
そういう子どもたちと堂々と一緒に生きられるようになることが、日本社会をよくすることになるはずだ」と心情を語った。

学習会後は食堂で懇親会も催された。参加者らは「無償化」問題や大阪府が今年度保留したままになっている「外国人学校振興補助金」を勝ち取るためにも、今後とも力を合わせてがんばろうと決意を分かち合った。

19日:若江西新町でトラックと衝突 バイクの男性死亡

19日午前0時50分ごろ、東大阪市若江西新町5丁目の大阪中央環状線でトラックとバイクが衝突した。
バイクの男性が病院に搬送されたが、全身を強く打ち死亡した。府警河内署によると、運転免許証から男性は大学生、松枝浩史さん(22)とみられる。

河内署は自動車運転過失傷害容疑で、トラックを運転していた大阪市西成区長橋、土木作業員(67)を現行犯逮捕。
容疑を自動車運転過失致死に切り替え、詳しい事故原因を調べる。
河内署によると、現場は見通しの良い片側3車線の直線。容疑者が大阪中央環状線に隣接する作業場から出る際、バイクと衝突した。

18日:モササウルス類の化石 体長10m国内最大級

泉南市の和泉山脈で、白亜紀末期(約6600万年前)の大型海生爬虫類・モササウルス類とみられる顎の化石が見つかり、きしわだ自然資料館(岸和田市)が18日発表した。

体長は10m前後と推定され、国内最大級という。同府東大阪市の会社員宇都宮聡さん(41)が今年3月、同山脈の沢で発見した。

長さ16cm、幅8cmの顎の一部で、歯の根もとや生えかけの歯も残っていた。モササウルス類は約9800万年前に現れたトカゲや蛇の仲間。体長は最大十数mとみられる。
化石は、国内では北海道や四国、近畿を中心に40例見つかっているが、今回は恐竜が絶滅する(6500万年前)直前の化石で、最も新しい時期のもの。

鑑定したカナダ王立ティレル古生物学博物館の小西卓哉研究員は「歯の断面の大きさから少なくとも体長8m以上。歯の生え替わりの様子もわかる貴重な発見だ」と話している

16日:東大阪市長選に長尾元市長出馬へ

任期満了に伴い来年秋に予定されている東大阪市長選で、元市長の長尾淳三氏(58)が15日、市内で記者会見し「市民が不安を抱えたままでは活路は開けない。民主市政を実現してこそ活路は開ける」と話し出馬表明した。

長尾氏は同市議を経て、平成10年の市長選で初当選したが14年の選挙で落選。
18年に返り咲いたが、19年に市議会が不信任案を可決。出直し市長選に立候補して落選した。

長尾氏は現在の市政運営を批判し、「同じ予算、人員で効果を上げる市民と職員が互いに高めあう市政を目指す」と強調。
中小企業振興策の拡充や、市民の声を聞くための職員による訪問調査の実施などを公約に掲げた。
無所属で出馬するが、これまでの選挙と同様、共産党などでつくる市民団体「明るい東大阪をつくる会」の支援を受ける。

15日:石切温泉ホテルセイリュウ 開業7周年で記念祝賀会

東大阪市・石切温泉のホテルセイリュウはこのほど、地元や観光関係者らを招き、開業7周年を記念して祝賀会を開いた。

土方社長はあいさつで「今日を迎えられたのも皆さんのご支援の賜物です」と感謝の意を示した。
続いて「我々はお客様をもてなす気持ち、地元を大切にしたい気持ち、人を好きになる気持ちを持った人間が集まった旅館です。
今後も地元に貢献できる旅館として努めていきます」と抱負を語った。

同ホテルは2003年開業。ものづくりのまち・東大阪に立地することから、産業観光にスポットをあてた着地型観光への取り組みが期待されている。

14日:暗い世情 笑い飛ばせ 枚岡神社で注連縄掛神事

東大阪市出雲井町の枚岡神社参道広場で25日、新調したしめ縄の前で高笑いする伝統の「注連縄掛神事」が行われる。
同神社は「暗い世情を笑い飛ばして、社会を活性化したい」と参加者を募集している。

「お笑い神事」とも呼ばれ、全国的にも珍しい神事。洞窟に閉じ籠もった天照大御神が、外で聞こえる神々の笑い声が気になり顔を出した「天の岩戸伝説」にちなんで始まったとされる。
神事は午前8時半のしめ縄作りからスタート。縄を取り付けた参道広場の柱の前に整列し、午前10時半と同11時ごろから、神職らの合図で「アッハッハー」と3度高笑いする。

当日はカード型のお守りの授与(1体1000円)やしめ縄の販売も行うほか、しめ縄作り教室も開催する。

14日:堤防道路 住民が設置の鉄柵放置半年

通学などに利用されている東大阪市中石切町の堤防道路(幅約3m)に、今年6月、騒音被害を訴える沿道住民が鉄柵を2か所に置き、約150mが通行できないままになっている。

管理する府八尾土木事務所は「河川法で義務付けられた河川管理業務を阻害する違法行為」としながらも、「鉄柵にも財産権がある」として半年近く見過ごしており、地域住民からは「安全に通行するために必要な道なのに」と困惑の声が上がっている。

同事務所などによると、一級河川「音川」の管理を主目的とする道路。
北側には府道があるが歩道がなく、2003年には幼稚園男児が乗用車にはねられる事故が発生したことから、地元自治会が、堤防を舗装整備するよう要請。
2008年2月に完成し、歩行者やバイクなどが利用していた。

しかし今年6月、「バイクの音がうるさい」と、同事務所に電話で抗議していた沿道住民の1人が元々設置されていた車止めに鉄柵を張り巡らせた。
同事務所は住民と話し合い、バイクの侵入防止の車止めを増やすなどして鉄柵を撤去したが、同月中旬には再び「通行人の話し声がうるさい」などとして鉄柵が設置され、「通行禁止」と書いた貼り紙も張られたという。
同事務所は電話や面会で撤去を求め、10月には抗議文を出したが、「鉄柵にも財産権がある」として強制撤去はしていない。

小・中学生の子供がいる女性は「集団登校の場所まで府道を歩かせるのが心配で、毎朝送っていっている。早く何とかして」と訴える。
同事務所の二見康夫・維持管理課長は「原状回復に時間がかかっていることは申し訳ない。自主的に撤去してもらうよう説得を続けたい」と話している。

13日:市消防 搬送中に酸素供給チューブ気管から外れる?

東大阪市消防局は13日、救急搬送した70代男性の口に入れた酸素供給用のチューブが気管ではなく食道に入っていたと発表した。

救急車内では気管に挿入されているのを確認しており、病院に運ぶ際に外れた可能性があるとしている。
男性は救急隊到着時から心肺停止状態で、病院で死亡が確認された。

市消防局によると男性は11日午前5時ごろ、自宅の浴室で倒れているのをヘルパーが発見、119番通報した。男性救急救命士(33)がチューブを気管に挿入し、救急車内で4度、状態を確認していたが午前5時40分ごろ、病院の医師が食道に入っているのに気付いたという。

12日:近鉄大阪線で人身事故 約25000人に影響
12日午後2時5分ごろ、東大阪市横沼町の近鉄大阪線長瀬駅~俊徳道駅間の踏切で、男性が宇治山田発上本町行きの急行電車にはねられ即死した。

乗客約300人にけがはなかったが、この事故で上下30本が運休、53本が最大約1時間遅れ、約25000人に影響が出た。
府警布施署などによると、男性は30歳くらい。降りていた遮断機をくぐって踏切内に侵入したとみられ、身元の確認を急いでいる。

11日:ロードローラー車にひかれ交通整理男性死亡

11日午後1時45分ごろ、東大阪市御厨東の市道で路面の舗装工事の交通整理をしていた男性が、バックしてきたロードローラー車にひかれ死亡した。

布施署は、業務上過失致死容疑で、運転していた大東市三箇の土木作業員(20)を現行犯逮捕。
死亡した男性の身元確認を急ぐとともに、詳しい事故原因を調べている。
同署によると、男性は同僚3人と交通整理をしていたが、事故当時、3人は離れた場所で別の作業をしていた。

10日:菜の花忌:司馬遼太郎をしのびシンポ

作家の司馬遼太郎をしのぶ第15回菜の花忌シンポジウムが来年2月12日午後2時から、大阪市中央区のNHK大阪ホールで開かれる。
テーマは「司馬遼太郎のたいまつ われわれが受け継ぐべきもの」。

東京大名誉教授の養老孟司さん、建築家の安藤忠雄さん、東京大大学院教授の姜尚中さん、茨城大准教授の磯田道史さんが語り合う。司馬遼太郎賞の贈賞式も行われる。
参加申し込みは往復はがき(1枚につき1人)に〒住所、氏名、電話番号を明記して、〒577-0803東大阪市下小阪3-11-18 司馬遼太郎記念財団「菜の花忌」係(電話06-6726-3857)へ。
締め切りは来年1月20日(当日消印有効)で、応募者多数の場合は抽選。参加費1000円。

8日:東大阪市 介護保険料過徴収,年内返還手続き

東大阪市の介護保険料過徴収問題で、市は年内に、2004~2006年度の取りすぎ分計2億円を、該当する約3万世帯に返還する手続きを始める。

市は当初、過徴収期間を2002~2009年度と発表したが、調査の結果、2002,2003両年度の取りすぎはなかった。
市によると、2004~2006年度の返還額は、1世帯3万4205円~1円。

今月半ばから該当世帯に通知し、返信があった世帯から銀行口座などに振り込む。本人が既に死亡した場合は、相続人に通知を発送する。第1回の振り込みは年内としている。
市は、2007~2009年度の過徴収分については、6月から返還を進め、既に96%を支払い終えたという。
問い合わせは市医療保険室国民健康保険料介護分返還担当(06-4309-3305)。

8日:東大阪市 水道料値下げ来年3月に延期

東大阪市は7日、来年2月に予定していた水道料金の値下げを1カ月延期することを明らかにした。
水道施設の老朽化が進むなか、市議会内には値下げに慎重な見方が残っている。
値下げに必要な条例改正案の議決が11月中に得られず、市は新料金体系のシステム変更や構築が、2月までに間に合わないと判断した。

値下げは市が水の供給を受けている府営水道の料金が今年4月に下げられたことを受けた措置。
市は料金改定の条例改正案の施行日を2月1日としていたが3月1日に訂正した。
府営水道の料金が下がっても、自治体によっては浮いた予算を水道施設の整備に充てるケースもあるほか、逆に値上げを行う自治体もある。

東大阪市は、浮いた予算全額を市民に還元しても水道施設の環境は当面維持できるとみて値下げを決めた。
しかし、市内の水道施設も老朽化が進んでおり、将来的な市民の負担増につながりかねない値下げに対し、市議会は「十分な議論が必要」と議決を先送りしている。
市の試算では、値下げが行われれば一般家庭の平均的な使用水量(1カ月あたり約23立方メートル)で換算すると、年間2172円の削減になる予定。

7日:布施戎の福娘3人 東大阪市役所を訪問

布施戎神社の来年の福娘コンテストで、ミス福娘に選ばれた神戸大1年:久保円華さん(18)と準ミス福娘の英会話講師:岡田紗里菜さん(21)、武庫川女子大3年:井添茉依さん(21)の3人が6日、東大阪市役所を訪れ、野田義和市長とあいさつした。

紅白の巫女姿の3人に、野田市長は「景気はまだまだ悪い。みなさんの明るさで気持ちの面から活性化してほしい」と激励。
久保さんは「明るく元気に、たくさんの人に福を届けられるように頑張ります」と話していた。

今年のコンテストには617人が応募。声の大きさや明るさから、3人と入賞者5人が選ばれた。
8人は来年1月9~11日に同神社で行われる「布施戎」で福笹の販売を手伝うほか、1年間にわたり地元商店街などが主催する地域のイベントに参加する。

5日:横浜買収問題で神奈川県知事脅迫の男逮捕

神奈川県のホームページに松沢成文知事の殺害をほのめかす文章を書き込んだとして、県警加賀町署は4日、脅迫容疑で東大阪市新庄の会社員(38)を逮捕した。
「知事がテレビで発言する姿に腹が立ち、やった」と容疑を認めている。

逮捕容疑は10月19日夜、自宅のパソコンからホームページに、プロ野球横浜ベイスターズの買収に絡み「挑発に乗らないと言ってるけど、おまえが挑発している。殺しに行ったろか」などと知事に宛てた文章を書き込み、脅迫した疑い。

松沢知事はベイスターズ買収に名乗りを上げた住生活グループに対し、記者会見で「会社の宣伝さえできればいいという論理に違和感を覚える」と批判。
同グループ側の反発を受け「相手の挑発には乗りません」などと述べていた。逮捕を受け「言論の自由を侵害する卑劣な行為。
こうした事件が繰り返されないことを願う」とのコメントを発表した。

1日:ガスボンベ関連機器 カルテルか

住宅用のLPガスのボンベに取り付ける関連機器の販売をめぐって、大手メーカー4社が販売価格を不正に引き上げるカルテルを結んでいた疑いが強まり、公正取引委員会は、独占禁止法違反の疑いで各社を立ち入り検査しています。

立ち入り検査を受けているのは、LPガスのボンベの関連機器メーカーで、横浜市神奈川区・東京港区・東大阪市・名古屋市中区の大手4社の本社や支店など三十数か所です。

関係者によりますと、各社は、住宅用のLPガスのボンベに取り付けて圧力を調整する器具や高圧ホースなどの機器の販売をめぐって、4年ほど前から、販売価格を不正に引き上げるカルテルを結んでいたとして、独占禁止法違反の疑いが持たれています。

各社の担当者が話し合って、原材料のアルミや亜鉛などの金属の価格が上昇した際に一斉に値上げをしていた疑いがあるということです。
問題の関連機器の国内での市場規模は150億円余りに上り、立ち入り検査を受けた4社のシェアは90%を超えるということです。

各社は立ち入り検査の事実を認めたうえで、「検査の内容は詳しく分からないが、全面的に協力したい」とコメントしています。

投稿者プロフィール

安原武男
安原武男東大阪バーチャルシティ 管理運営者
2000年8月に開設した地域情報サイト「東大阪バーチャルシティ」
管理・運営団体:ナレッジ(代表者:安原武男)

布施プロレス運営責任者
マスクド東大阪公式代理人
布施商店街活性化学生団体「ふせのわ」運営責任者
エヌケー工房 オゾン発生器 公式アンバサダー

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