2010年3月の東大阪 NEWS
27日 |
希望保育所入所できず市に不服審査申立認可保育園への入園を待つ待機児童が過去最大となる中、保育問題に取り組む東大阪保育運動連絡会は26日、新年度を前に、希望する保育所への入所が決まらなかった母親らとともに、東大阪市に不服審査の申し立てを行った。 この日は、5世帯分の行政不服審査請求書を提出。兄弟が別々の保育所になり、送り迎えの時間などで就労に影響がでるという母親や、生活のため働きたいのに子供を預けられずに働けない母親らが市に窮状を訴え、受け入れ措置を求めた。 |
25日 |
環状線の高架に車衝突情報25日午後2時15分ごろ、大阪市中央区森ノ宮中央のJR環状線森ノ宮駅北側で、「高架にトラックがあたったようだ」と110番があった。 |
25日 |
東大阪消防署でまた防火衣盗まれる東大阪市消防局は25日、御厨栄町の西消防署で、消防車両を駐車している1階ガレージのロッカーから、防火衣などが盗まれたと発表。 消防局によると24日午後11時すぎ、巡回中の署員がロッカーの扉が開いているのに気付いた。 昨年10月にロッカーから防火衣や無線機が盗まれる事件があった後、ガレージ内に人が立ち入ると警報が鳴る防犯センサーを設置していたが、24日午後は消防車のタイヤ交換作業のためセンサーの電源を切っており、作業終了後、電源を戻し忘れていたという。 |
25日 |
橋下新党案「大阪都」20区で大阪府の橋下徹知事をトップに4月に旗揚げする地域政党「大阪維新の会」が訴えの柱とする「大阪都構想」案が24日、判明した。 東京都と23特別区のように、各市の広域行政機能を新都に集約し、各都区には公選制の区長と区議会を置くとしている。5年以内の実現を目指す。 具体的には、大阪市(約266万人)は、現在24ある区を2~4ずつ合併して8都区に、堺市(約84万人)は7区を3都区に再編。 また同日、民主党府議団所属の中野隆司府議が同会に合流するため、離党すると明らかにした。 |
2日 |
街頭犯罪対策を強化 府警5200人異動府警は25日付で春の人事異動を発表した。府内の治安情勢を踏まえた組織体制の強化を図り、犯罪対策室の人員を増員するなどした。 今春の警部級以上の異動は署長40人、副署長44人を含む約1000人。4月1日に発令予定の警部補級以下を含めると、異動総数は約5200人となる。 また自治体と連携した治安対策の推進を図るため、新たに東大阪市、和泉市にそれぞれ1人ずつ警察官を派遣する。 |
25日 |
東大阪の中小企業調査東大阪商工会議所は、2月に市内の中小企業などを対象に実施した景気に関するアンケート結果を発表した。 1年前と比較した現在の業況について、半数以上の54.2%の企業が「悪化」と回答。「好転」企業は20.7%にとどまり、今後の見通しも「好転」と回答した企業は14.6%で、依然として厳しい見通しが続いている。 円高の影響について、「悪影響」と回答した企業は24.2%。これらの企業に理想のレートを聞いたところ、「95円以上100円未満」が33.9%で最も多かった。製造業が円高に苦しむ一方、卸・小売業では円高を好影響ととらえている企業もあった。 昨年12月に施行された「中小企業金融円滑化法」について、金融機関に相談した企業は1割にとどまった。建設業者は相談率が高かったが、従業員が100人以上で相談した企業はなかった。 今後の要望を自由回答で調査したところ、政局の安定や内需拡大などの経済対策を求める意見が22件で最も多かった。 |
23日 |
わいせつ未遂逮捕の男性,8日後にアリバイ釈放府警が強制わいせつ未遂などの容疑で逮捕した大阪市生野区の無職男性(34)がアリバイを主張し、逮捕8日後の23日に釈放されたことが分かった。男性の国選弁護人が同日、記者会見し明らかにした。 弁護人によると、事件は昨年9月3日午後5時50分ごろ発生。東大阪市の20代女性の自宅に男が侵入し、わいせつな行為をしようとした。 しかし、記憶を頼りに家族らが調べた結果、事件当日の午後4時から同8時まで、男性が大阪市北区のエステサロンで脱毛手術を受けたとする記録があったことが判明。 |
19日 |
トラックにはねられ90歳女性死亡18日午前10時25分ごろ、東大阪市東石切町6丁目の工事現場前の路上で、近くに住む無職女性(90)が、工事現場に入ろうと後進してきたトラックにはねられて足などに重傷を負い、19日未明に出血性ショックで病院で死亡した。 府警は、自動車運転過失致死容疑でトラックの運転手(33)から任意で事情を聴いている。 |
15日 |
大阪城公園の天守閣前広場で陥没14日午後1時すぎ、大阪城公園で、入園者から大阪府警東署に「地面に穴が開いている」と通報があった。 管理する市が柵で囲って立ち入り禁止とした。陥没した穴の東側約1mの地下には雨水管が通っており、市は雨水管から水が漏れ、周辺の土砂が流れた可能性もあるとみて、15日以降に詳しい原因などを調べる。 |
13日 |
橋下知事たまがわ支援学校視察「大阪の模範生だ」橋下徹知事は12日、知的障害のある生徒らが学ぶ府立たまがわ高等支援学校(東大阪市、116人)を視察し、就職率が高い同校の授業を見学した。 不況の中、同校では昨年度の卒業生のうち、就職を希望する生徒の8割が就労。今年度も希望者の9割以上がスーパーや食品会社、介護施設などに就職が決まったという。 |
13日 |
橋下府知事 朝高・生野初級を訪問大阪府における「外国人(朝鮮)学校の現状を確認」(府民文化部私学・大学課)するため、橋下徹大阪府知事が12日、大阪朝鮮高級学校と生野朝鮮初級学校を訪問した。 懇談の席上、知事は「府民から理解が得られるような教育上の配慮」について言及、学校関係者は、60年以上におよぶ民族教育の歴史、祖国への帰国を前提とした初期の教育から日本での定住を念頭に置いた1980年代以降の教育内容の変遷などに言及した。 大阪朝高をあとにした一行は、生野朝鮮初級学校を訪れた。辛正学理事長、尹誠進校長らの案内を受け教育、図書室などの学校施設を見てまわり、学童保育と生徒による公演を見学した。 |
12日 |
東大阪市予算案 国保問題で編成大幅遅れ東大阪市は11日、平成22年度当初予算案を発表した。 同市の当初予算案は例年2月下旬から3月初旬に発表されるが、国民健康保険料の介護保険分の過徴収問題を受け、国保事業特別会計の総額や一般会計からの繰出額が固まらず編成作業は難航。 過徴収した保険料について、市では今回の当初予算案の一般会計で、返還のための基金約3億4千万円を設け、6月にも補正予算を編成する方針を示している。 市では、国保関連の予算を除いた予算案について、先行して編成していたが、国保会計には一般会計からの繰出金も含まれているため、一般会計は当初予算案と補正予算案を同時に市議会に提案する異例の措置も取ることになった。 一方、市は同日、過徴収問題に関して、市長給与を減額する条例案を市議会提案すると発表した。 歳入では、市税が前年度と比べ36億2千万円の減少で738億8300万円。法人市民税が19億円減少するなど景気後退が影響した。 |
12日 |
介護保険料過徴収 市長の報酬減額へ東大阪市が国民健康保険の40~64歳の被保険者から介護保険料を取りすぎていた問題で、野田義和市長は11日、「市民に迷惑をかけた責任を明確にしたい」として、4月の報酬を10分の3減額して80万5000円とする特例条例案を、同日開会の市議会に提出した。 |
11日 |
就職資金融資悪用,175万円詐取解雇や雇い止めに伴って社員寮などを追われた非正規労働者らに対して住宅入居初期費用や家賃補助などを貸し付ける厚生労働省の融資制度を悪用し、融資金約175万円をだまし取ったとして、府警天王寺署は11日までに詐欺容疑で、八尾市安中町:とび職(21)・東大阪市横小路町:同(23)両容疑者ら男4人を逮捕した。 同署によると、両容疑者ら3人は容疑を認め、1人は否認しているという。 |
9日 |
小若江のゲームソフト店に強盗9日午後9時ごろ、東大阪市小若江の中古ゲームソフト店で、男が男性店長(38)に刃物を突きつけ、「刺すぞ。金を出せ」と脅迫。 布施署は強盗事件として捜査。同署によると、男は25歳くらいで、身長175cm、黒っぽい上衣に紺色っぽいジーパン姿だった。店長は1人で閉店準備をしていたという。 |
9日 |
加納4丁目で700㎡工場火災9日午前6時10分ごろ、東大阪市加納4丁目の塗料製造販売会社の鉄骨2階建ての工場兼事務所から出火。 出火当時は操業しておらず、けが人はなかった。大阪府警河内署が出火原因を調べている。 |
2日 |
強盗傷害容疑で少年3人逮捕布施署は1日、強盗傷害容疑で、八尾市内などに住む短大2年の男子学生ら、19歳と19歳の少年計3人を逮捕した。 男性が抵抗したため、3人は何も取らずに自転車で逃げたが、同署員が近くにいた少年らを発見するなどした。3人は「遊ぶ金が欲しかった」などと話しているという。 |
2日 |
高井田で刃物使い強盗未遂1日午後2時50分ごろ東大阪市高井田の路上で、女性(48)が自転車を止めようとしたところ、男が前かごのかばんを奪おうとしたうえ、包丁のような刃物を突きつけ「金を出せ。声を出したら刺すぞ」と脅した。 |
2日 |
東大阪市 国保料過徴収返還4.6億円 3年分東大阪市が国民健康保険料の介護保険分を過徴収していた問題で、市は1日、平成19~21年度分について、被保険者に対する返還額が計約4億6千万円に上るとの試算を明らかにした。 各被保険者の返還額の算定や、関係条例の改正などの手続きを経て、早ければ7月から返還手続きを開始するとしている。 |
1日 |
東大阪市プレミアム付商品券 商業団体理事不正東大阪市から助成金を受けて、昨年11~12月に発行された10%のプレミアム付き商品券を、発行元の東大阪市小売商業団体連合会の理事(60)が不正に大量購入し、約60万円の不正利得を得ようとしていたことがわかった。同市が1日、市議会側に経緯を報告した。 商品券は、1冊が500円券22枚(1万1千円分)で1万円の「とくとくトライ券」。同連合会が10万冊販売した。 市の説明によると、購入は1人5冊までの決まりだが、元理事は600冊(660万円分)を購入。家電量販店で60万円分の商品を買い、360万円分を同連合会に持ち込んで換金したという。 昨年12月に問題が発覚したため、同連合会は理事を辞任させ、元理事から残る240万円分を預かり、換金をストップさせた。元理事は事実関係を認めており、市は同連合会に厳正な処分を求め、同連合会は処分を検討中という。 |