2009年5月の東大阪 NEWS

28日 コンビニ強盗 男が4万7000円奪い逃走

28日午前2時50分ごろ、東大阪市荒川のコンビニエンスストア「ファミリーマート永和駅前店」で、客を装った男がアルバイトの男性店員(51)にカウンター越しに刃物を突きつけ、「金を出せ」と脅迫。
男は店員がレジから出した現金4万7000円を奪って逃走した。布施署が強盗事件として捜査している。

同署の調べでは、逃げた男は40歳くらいで身長約160cm。紺か黒色のパーカーと、黒っぽい野球帽を着用していた。当時店内に客はおらず、店員も男性1人だけだったという。男性にけがはなかった。

28日 酔って線路で寝ていた高校生の上を列車通過

27日午後11時5分頃、東大阪市小阪の近鉄奈良線八戸ノ里駅で、大阪難波発西大寺行き普通列車(6両)の男性運転士(59)が、ホームに入る直前、人が線路に寝ているのに気づいた。

急ブレーキをかけ、先頭車両が人の上を通ったところで停止した。運転士が慌てて下車すると、レールの間で同市内の大阪府立高1年男子生徒(15)が寝ており、駅員とともに救助した。電車と線路の間には高さ約30cmのすき間があり、男子生徒はこの空間におさまって、無傷だった。
府警布施署の発表によると、男子生徒は酒に酔っており、線路上に転落し、寝てしまったとみられるという。男子生徒は「何も覚えていない」と話している。

28日 72歳女性を殺害,容疑の義妹を逮捕

27日午後2時30分頃、東大阪市旭町の「旭マンション」2階、無職重藤節子さん(72)方で、重藤さんが頭と腹から血を流して倒れているのを、訪問した女性介護ヘルパーが発見し、119番。
救急隊員が駆け付けたが、すでに死亡していた。頭に鈍器で殴られたような跡と、腹に十数か所の刺し傷があり、府警捜査1課は殺人事件として枚岡署に捜査本部を設置。同日夜、近所に住む義妹(62)が事情聴取に、重藤さんの殺害を認めたため、28日未明、殺人容疑で逮捕した。

発表によると、義妹は27日午後、金づちで重藤さんの頭を殴り、包丁で腹を十数回刺して、殺害した疑い。金づちと包丁は、マンション東約80mの路上のゴミ箱の中から見つかった。
重藤さんは独り暮らしで、この日、近くの病院で診察を受けた後、午前10時頃、一人で帰宅していた。
遺体が発見された時間帯に、マンション前で義妹の目撃情報があり、府警が義妹から事情を聞いたところ、「重藤さんから借金があり、3年前から返済に困っていた。夫が経営する会社をたたむことを告げるとばかにされ、腹が立った。『金を返す』と言ってドアを開けさせ殺害した」と認めたという。

近所の住民によると、重藤さんはリウマチのため両手が不自由だった。近くの主婦は「犬の散歩の時、いつも声をかけてくれた。朗らかなおばあさんだったのに」と涙ぐんでいた。
現場は近鉄奈良線瓢箪山駅北約500mの住宅街

28日 タケノコ1本 強盗致傷

27日午前11時半ごろ、東大阪市善根寺町の山林で、女がタケノコを掘って皮をはいでいるのを、山林を管理人している女性(64)が発見。女性が注意しようと近づいたところ、女が逃げようとしたため、もみ合いになった。その際、女が持っていた鎌が女性の右手に当たり軽傷。女性が女を取り押さえ、駆けつけた枚岡署員が強盗致傷の疑いで現行犯逮捕した。
枚岡署によると、女性は自称、同市松原、無職(56)で、「タケノコ1本ぐらいで」と供述しているという。この山林では、以前にも数回タケノコが盗まれたことがあり、女性が警戒していたという。

27日 郵便局OBかたり詐取

「郵便局退職の老人で運営しています」などとかたり、「郵協」などの架空の団体名を使って低金利での融資を持ち掛け、手数料などの名目で現金をだまし取ったとして、大阪府警と兵庫県警の合同捜査本部は27日、詐欺容疑で、メンバーでリーダー格の大阪府東大阪市若江東町、無職男性(59)ら7人を逮捕した。さらに逃走中の一人の行方を追っている。府警によると、同容疑者は容疑を認めている。

府警によると、被害額は約2億2000万円に上り、大阪、京都両府を中心に被害者は全国で約7500人という。
逮捕容疑では、容疑者らは「郵協」や「ゆう」などの団体名で、「一定の手続きをすれば100万円まで貸すことができる」などと架空の融資話を持ち掛け、送金手数料などの名目で、2008年12月から今年1月にかけ、京都市の無職の男性(38)から現金5万3000円を振り込ませるなど、2人から計10万6000円を詐取した疑い。

27日 展望フロアに戻せ活気 東大阪市庁舎若手職員WG発足

東大阪市は市役所庁舎最上階の展望フロアの有効活用策を探るワーキンググループ(WG)を発足させ26日、初会合が行われた。
高さ約100mからの眺望は市自慢のスポットだったが庁舎自体の構造的な問題で市民が眺望を楽しめるスペースは限られており客足は低迷、民営の展望レストランも撤退した。
「市民に開かれた市役所」を目指してつくられた展望フロアに、にぎわいを取り戻す道のりは険しい。

現在の庁舎は平成15年3月にオープン。22階の展望フロアは一時は団体客も訪れるほどの盛況をみせたが、リピーターが生まれず客足は減少。
生駒山系を望むレストランも赤字に転落して今年3月に撤退した。眺望だけしか楽しめないフロアの客足は鈍っている。

WGは柔軟な発想で活用策を探ろうと、各部局の20~30歳代の若手職員16人で構成。10月までに活用策をまとめる。
初会合で野田義和市長は「若手職員の英知、夢、遊びをこめたアイデアを出し合い、素晴らしいプランができることを期待する」と激励したが、問題は山積みだ。
大阪市内の高層ビル群を望み、空気が澄めば明石海峡大橋や淡路島も見える西側は会議室が並び、市民が自由に景色を楽しめるスペースが狭い。
庁舎自体に会議室が少ないため連日利用予定がびっしり組み込まれており、会議室の市民開放は簡単ではないという。

オープン当初は雑誌にも取り上げられた自慢の夜景も、今ではガラガラ。フロアを常に警備員が目を光らせており、カップルも敬遠しがち。
市では「活用策の策定は一筋縄ではいかないと思うが、若い感性に期待するしかない」とWGが生み出す斬新なアイデアに期待している。

26日 「まいど1号」東大阪の組合、理事長に杦本氏

人工衛星「まいど1号」の打ち上げに成功した東大阪宇宙開発協同組合(SOHLA)は25日、杦本日出夫副理事長(56、大日電子社長)が理事長に昇格する人事を固めた。
今村博昭理事長(65、日本遠隔制御常務)は財務担当の理事となる。6月5日に就任する。今後は打ち上げ成功で培ったノウハウを生かして宇宙関連の部品製造事業を本格展開する。

今村氏の下で衛星の打ち上げに成功するなど節目を迎えており、新体制で中小企業による航空宇宙関連の事業化を目指す。
まいど1号に搭載されている組合企業の部品や装置を商品化し、大学など研究機関に販売する計画。SOHLAが受注の窓口となり、組合企業に生産を委託していく。

25日 岩田町の市道でスタンガン強盗

24日午前4時ごろ、東大阪市岩田町の市道で、自転車に乗って帰宅しようとしていた同市西岩田の建築板金業の男性(46)が、後ろから近づいてきた男にスタンガンのようなものを突きつけられ転倒、さらに顔などを数発殴られ、ズボンの後ろポケットに入れていた現金20万円を奪われた。
男は白っぽい軽自動車で逃走。男性は顔などに軽傷を負った。
河内署は、強盗致傷事件として捜査。同署によると、男は白っぽい作業服姿だったという。

20日 「大阪ビジネスEXPO2009」開催

大阪東部6地域の商工会議所が運営する、展示商談会「大阪ビジネスEXPO2009」が、6月4、5の2日間、東京・大田区の産業プラザPiOで開催される。
同商談会は、「もうかりメッセ東大阪2009in東京」「河内ものづくりフェア2009」の2つのイベントから構成され、ものづくり企業の集積地である同地域の商工会議所・自治体などが一丸となった広域的な取組みとして、ものづくり地域の魅力発信を目的に、地元企業の個性あふれる製品・技術を紹介するもの。
約150社が出展予定で、首都圏企業を対象に新たなビジネスチャンス・販路の拡大を図る。

20日 JAなどがファームマイレージを開始

東大阪市のJAなどがユニークな買い物ポイント制度「ファームマイレージ」を始めました。
JAグリーン大阪(東野公一組合長)とJA大阪中河内(松井義典組合長)と府、市で作る「市農業振興啓発協議会」がJA直売所で行っています。

東大阪市は住宅地と密接する都市型農業ですが、農地は約257万㎡(2007年度)で10年前と比べて約70万㎡も減少。これに歯止めをかけようと、減農薬のエコ野菜を買うと、生産した農地の活用に貢献したという意味でポイント制を導入することに。
商品に張っている「エコマーク」を台紙1枚分(約50枚)集めると、300円相当の野菜と交換できるほか「農地を守った」というお礼として感謝状も贈られます。

19日 大阪府大など休校・休講相次ぐ

新型インフルエンザの感染拡大に伴い、関西の大学8校が18日、相次いで24日までの休校や休講を決めた。
大阪府立大(堺市)、近畿大(東大阪市)、関西外語大(枚方市)、大阪工業大(大阪市)、摂南大(寝屋川市)、大阪大谷大(富田林市)、大阪経済法科大(八尾市)、帝塚山大(奈良市)で、各校とも、学内のイベントや講演会なども中止や延期としたほか、学生らの課外活動なども停止し、自宅待機にしている。大阪市立大(大阪市)もすでに休講にしている。

18日 大阪 兵庫,感染92人 休校相次ぐ

神戸市の兵庫県立高校2校の生徒8人に新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)への感染が確認されたのに続き、18日未明までの厚労省などの発表で、新たに同県や大阪府の高校生や教諭ら84人の感染が確認された。
海外渡航歴のない高校生が多く、感染者のいる高校では発熱などを訴える生徒も多数いる。
高校を中心とした集団感染を食い止めるため、神戸市や大阪府などは大規模な休校措置を取り、休校数は1400校を超えた。「国内感染」はこれで92人となり、成田空港での検疫で判明した4人も含めると、国内の感染者数は計96人となった。

大阪府は17日、茨木市など12市町に小中高校・幼稚園などを23日まで臨時休校するよう求め、府内の休校数は計676校に達した。
府は全小中高・幼稚園に、児童・生徒にインフルエンザの症状があれば出席停止とするよう要請。茨木、豊中、吹田市の保育所、高齢者介護の通所施設、映画館などにも休業を求めた。

15日 まいど1号,自画像の撮影に成功

今年1月に打ち上げられた大阪の町工場発の小型人工衛星「まいど1号」が、地球をバックに「自画像」の撮影に成功した。
ブームと呼ばれる長さ約45cmの「腕」を宇宙で開き、先端に取りつけたカメラで11日に撮影。無線を通じてJAXAが受信した。
衛星開発にかかわった企業や大学名が刻まれた約10cm四方のプレートを中心に、1辺約50cmの本体のおよそ半分が映っている。

ブームはバネで開く仕組みで、龍谷大理工学部の学生らが開発。4月22日から展開作業を始めたが、本体から90度の角度で開く予定が、何らかの不具合で約40度で止まっている。
プロジェクトを進める東大阪宇宙開発協同組合の今村博昭理事長(65)は「衛星全体を撮影するのは難しそうだが、宇宙に浮かんだ衛星の撮影という大きなミッションが成功し、うれしい」と話す。

12日 「近鉄ハーツ」が閉鎖、再スタートへ

ディスカウント店を集めた郊外型店舗で、全国初の日本型パワーセンターといわれる複合商業施設「近鉄ハーツ」(東大阪市)について、近畿日本鉄道は11日、施設を来春に閉鎖し、平成23年秋にも新たな商業施設として再スタートする方針を固めた。
関係者によると、家具・インテリアチェーンのニトリと出店交渉が進んでいるという。日本型パワーセンターとして注目された消費スポットが一新される。

近鉄ハーツは平成3年11月、大阪中央環状線脇の近鉄の車検工場跡地(約2万7700㎡)に開業。家具や雑貨販売、飲食店などディスカウント志向の12店でスタートした。
近くにモノレール駅の建設構想があり、接続駅建設の必要性に迫られたときのため、用地確保の意味で車検工場跡地を利用。15年間の期間限定でテスト事業として、当時、斬新だったパワーセンターに進出した。

12日 大阪で今年初の光化学スモッグ予報

大阪府は11日、今年初の光化学スモッグ予報を、堺市とその周辺、南河内、北大阪、東大阪の4地域に発令した。
第1号の発令は、昭和47年の予報開始以来最も遅かった昨年に比べ62日早い。
その後、気温の上昇などに伴い、東大阪を除く3地域に対し予報よりランクが高い注意報を出した。

11日 東大阪市職員逮捕 店で客の上着盗んだ疑い

クラブ店内で客の上着を盗んだとして、大阪府警南署は11日、窃盗容疑で東大阪市高井田本通の同市西部環境事業所職員(26)を逮捕した。「間違って持ち出した」と容疑を否認しているという。
調べでは、11日午前5時10分ごろ、大阪市中央区東心斎橋のクラブで、男性会社員(33)がソファに置いていた上着(3万円相当)を盗んだ疑い。
捜査関係者によると、容疑者は、店内で盗まれた別の女性客の財布も所持し盗んだことを認めているといい、裏付け捜査をしている。

10日 東大阪市中小企業の景況 過去最悪

東大阪市は市内の中小企業を対象にした今年1~3月期の景況調査結果を発表。
現在の景気について、「好況」と答えた企業から「不況」と答えた企業を差し引いた指数は、製造業で前期(昨年10~12月)比16ポイント減のマイナス89、非製造業は同8ポイント減のマイナス86で、ともに調査を開始した平成2年以来、過去最悪を記録した。
同市ものづくり支援室では「景況の悪化に底打ちはみられない」と分析している。

調査は3カ月ごとに年4回行われ、市内に事業所を置く1500社が対象。回答企業は491社で、回答率は32.7%だった。
製造業では、売り上げや受注の停滞・減少が起きていると回答した企業が、前期比3ポイント増の87%で過去最高を更新。

一方で、納入先からの値下げ要請を受けた企業も30%で同7ポイント増加したほか、競争が激化していることを感じている企業も25%で4ポイント増えており、受注のための価格競争が起きていることがうかがえる。
非製造業でも受注額や販売価格が低下している傾向が出たが、中でも運輸業は回答した全12社が「不況」と回答。同室では厳しい経済情勢以外にも、自動車の排ガス規制といった要因が企業経営に影響を与えているとみている。

2日 ミツバチ7000匹無届け飼育容疑で書類送検

無届けでミツバチを飼育したとして、警布施署は1日、同府東大阪市の自営業の男(69)を府みつばち飼育規制条例違反容疑で書類送検した、と発表した。
男は「洗濯物などにたかられて自分も困っていた」と容疑を認めている。
発表によると、男は2008年5月~今年4月の間、府知事へ届け出ずに、自宅でミツバチ約7000匹を飼育していた疑い。

男はクマ狩りが趣味で、クマをおびき寄せる餌にするため、自宅の車庫の上に、自作の木製巣箱(縦30cm、横40cm、奥行き50cm)を設置したところ、野生のミツバチが巣を作ったという。
近隣住民が「ハチを飼っている家がある。ハチが飛び回っていて怖い。洗濯物がハチのふんで汚れる」」などと同署に通報し、発覚した。

1日 府が23施設へタミフル5000人分発送

新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の感染者の発生に備え、府は30日、府と大阪、堺、東大阪、高槻各市の18保健所と感染症指定医療機関の5病院に、医療従事者用のインフルエンザ治療薬タミフル5000人分を発送した。
医療従事者1人あたり10日分。感染症指定医療機関のうち、500人分が発送された豊中市立豊中病院は、感染者が入院治療をする際は、医師1人と看護師2人のチームで対応することを決めている。
担当者は「関係する事務職員もタミフルを服用すべきかどうか、早急に検討したい」としている。

投稿者プロフィール

安原武男
安原武男東大阪バーチャルシティ 管理運営者
2000年8月に開設した地域情報サイト「東大阪バーチャルシティ」
管理・運営団体:ナレッジ(代表者:安原武男)

布施プロレス運営責任者
マスクド東大阪公式代理人
布施商店街活性化学生団体「ふせのわ」運営責任者
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