2008年2月の東大阪 NEWS

27日 バター不足が給食にも影響
国産バターの不足が深刻だ。その影響はパン店、洋菓子店だけでなく学校給食にも及び、子供たちに人気の「バターパン」を献立から外したり、外国産に切り替えてしのぐ自治体も出てきた。
数年前の“牛乳余り”を受けた生産調整が原因だが、供給量の回復にはしばらく時間がかかるといい、学校関係者は頭を痛めている。
東大阪市の市立小学校54校では今月の献立からバターパンが消えた。これまで週に1.2回はメニューに入っていたが、納入業者から「必要量を確保できない」と通告を受けたのだ。
同市教委によると、バター不足が顕著になってきたのは昨年秋ごろ。まず冷蔵品のバターが入手困難になって冷凍品に切り替えたが、今月からはそれも手に入らなくなり、やむなく他種のパンに変更した。
一方、大阪市は今月からオランダ産バターに切り替え、月2回程度のバターロールの献立を維持。「バターロールは食べやすく子供たちに人気で、外したくなかった。安全性を確認したうえで切り替えることにした」(同市教委)という。
27日 東大阪市消防局の消防士長を痴漢容疑で書類送検
電車内で女性2人の体を触ったとして、大阪府警河内署は26日、東大阪市消防局中消防署の男性消防士長(53)=奈良県=を府迷惑防止条例違反容疑で書類送検した。「忘年会の帰りに酒に酔ってやった」と容疑を認めているという。
調べでは、消防士長は昨年12月21日午後9時過ぎ、近鉄奈良線難波発東花園駅行きの普通電車内で、立っていた女子高校生(17)と座席にいた女子大学生(22)の尻や太ももを触った疑い。
高校生からの訴えで東花園駅の駅員が取り押さえ、同容疑で逮捕された。同僚と東大阪市内で忘年会をして帰宅中で、少なくともビール5杯、日本酒3杯を飲んでいたという。
市消防局はこの消防士長を26日付で停職1ヶ月の懲戒処分にした。女性側と示談が成立していることに配慮したという。
18日 長田東のカラオケ店で男2人が55万円強奪
17日午前5時20分ごろ、東大阪市長田東1丁目のカラオケ店で、客を装った男が男性店長(34)にナイフを突き付けて「金庫はどこにある」と脅し、後から入ってきた別の男が事務室から売上金など約55万円の入った手提げ金庫を奪った。
2人は店長の手足を粘着テープで縛って逃走。店長は間もなく自力でテープを解いて110番した。けがはなかった。布施署は強盗事件として捜査している。
調べでは、ナイフの男は35~40歳ぐらいで身長約175cm。店長に「忘れ物をした」と話して店内に入った。もう1人の男の特徴は不明。閉店した直後で、アルバイトを帰宅させ店内は店長1人だった。
15日 東大阪の廃プラ加工業者が1億8800万円所得隠し
廃プラスチックを海外へ輸出して得た所得約1億8800万円を隠し、2006年までの3年間に所得税約6470万円を脱税したとして、大阪国税局は、大阪府東大阪市のリサイクル業経営者(69)を所得税法違反容疑で大阪地検に告発した。
廃プラスチックは原油高や中国の好景気などで需要が高まり、業者の売上高も2006年は2003年の3倍の3億2千万円に伸びていたという。
関係者によると、経営者は、近畿一円の工場から出たプラスチックの端材を仕入れて加工し、香港などへ輸出。仕入れ価格を水増しするなどの手口で、所得を少なく見せかけていたとされる。すでに修正申告に応じているという。
14日 東大阪ラグビーグッズ創生クラブ結成
「東大阪には高校ラグビー全国大会が開催される花園ラグビー場があるのに、地元には土産物が何もない」。
高校ラグビーの人気にあやかり、町おこしのためにも関連グッズを作ろうと、地元の中小菓子製造会社やアパレル会社などが中心となって「東大阪ラグビーグッズ創生クラブ」は結成された。
商品はラグビーボールの形をした焼き菓子や、キャラクター「トライくん」がプリントされたトレーナー、Tシャツなど約100種類。自動車部品メーカーを経営する中西英二代表幹事は仕事では必ずトライくんのネクタイを着用するなどPRにも余念がない。
通年でカタログ販売する一方、年末年始の全国大会期間中には会場近くに専用のテントを出す。年間1000万円以上の売り上げがあり観戦土産として定着しつつあり、将来はグッズ店の出店も視野に入れる。
中西氏は「地元発のラグビーグッズの販売を通して、『ラグビーのまち東大阪』を広めていきたい」と意気込む。
13日 橋下知事が府立布施北高校視察
大阪府の橋下徹知事は、教育現場の実態を知り、一人一人の個性に合わせた教育の在り方を探ろうと13日、公立学校を視察した。
橋下氏は知事選で府立高校の学区制廃止や、大学進学に偏らない多様な進路を確保する高校教育を主張。
12日、視察について記者団に対し「一方的に教育論を展開してきたが、現状を把握したい。現場に足を踏み入れて空気を感じたい」と、意気込みを語った。
13日は、東大阪市の府立布施北高校で数学やコンピューターの授業を視察。高槻市の柱本小学校では、習熟度別に実施されている授業を見学した後、児童と一緒に給食を体験。
「苦手な子に手厚く教えることの大切さを改めて感じた」と感想を述べ、「習熟度別の指導は(学力別ではない)基本の学級があったうえでのもの」と話した。
橋下氏は小学1,2年生で実施されている35人学級について、教員増などに要する30億円の年間費用に疑問を投げ掛けているほか、習熟度別の指導導入に前向きな姿勢をにじませている。
13日 東大阪の異業種グループ,健康食品開発に着手
東大阪市の中小企業など7社と1大学で構成する異業種交流グループのギアテックは、健康食品の開発に着手した。
中国のタクラマカン砂漠で育ち、現地の長寿食として知られる植物「カンカ」を素材にしたお茶を、4月めどに商品化する。販売はカツロン(東大阪市)など異業種メンバー中心に共同出資している会社「ギアテック」で行う。
商品開発は異業種メンバーでカンカ研究を推進する近畿大学薬学部の村岡修教授の協力を得て進める。すでに同メンバーで調味料メーカーの丸福(東大阪市)が、カンカを混ぜた数種類のお茶粉末を試作。
メンバー間で意見交換しながら味や商品名、価格を最終決定し、包装パッケージなども手掛けていく。商品自体は女性をメーンターゲットにした健康茶とする方向
13日 高齢者狙いひったくりの26歳無職を逮捕
大阪府警布施署は12日までに、高齢女性のバッグをひったくったとして、窃盗容疑で大阪府東大阪市大蓮南、無職(26)を逮捕した。
調べでは、容疑者は10日午前11時半ごろ、同市金岡の市道を歩いていた無職女性(73)の背後から自転車で近づき、追い越しざまに現金約9700円入りバッグをひったくった疑い。
容疑者は「20件やった」と供述。昨年10月から付近で高齢者を狙った同じ手口のひったくりが相次いでおり、同署が余罪を追及している

投稿者プロフィール

安原武男
安原武男東大阪バーチャルシティ 管理運営者
2000年8月に開設した地域情報サイト「東大阪バーチャルシティ」
管理・運営団体:ナレッジ(代表者:安原武男)

布施プロレス運営責任者
マスクド東大阪公式代理人
布施商店街活性化学生団体「ふせのわ」運営責任者
エヌケー工房 オゾン発生器 公式アンバサダー

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